ミドルエイジのビジネスマン
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| 2008年01月01日(火) |
2008年はどんな年になるだろか |
紅白歌合戦は白組が勝ち、続く「行く年来る年」は激しい雪が降り積もる合掌造りの集落、岐阜県白川郷が印象的だった。そうして漫然とテレビを見ている間に日付は変わり、2008年を迎えた。自分の部屋に引っ込んでいた長男が日付が変わるとすぐに出てきて気恥ずかしそうに「おめでとう」の挨拶をした。
2007年(平成19年)は6月納車で車を買い替え、12月には自宅もログハウスに住み替えるという変化の年となった。結婚20周年の節目にプライベートで大きな変化を起こせたのは、振り返ってみると仕事など社会的な生活が平穏だったことの裏返しだ。
2008年はどんな年になるであろうか。公私共に平穏であって欲しいのは山々だが、キーワードは「このままで済むはずがない」だ。原油や穀物や金の価格が上昇しても、それは投機の結果だからいずれ元に戻るというのは楽観的に過ぎると思う。国際的には北京オリンピックとアメリカの大統領選がビッグイベントとなる。年の前半はその後の秩序に向けて思惑がうごめく事になるのだろう。宴の後で激変するのか、その前に動いてしまうのか。
個人的にも、自分から乱を起こす気はなくても、平穏だった昨年の反動で激変するかもしれない。備えあれば憂いなし、何が起きても冷静な判断ができるように心構え(シミュレーション)をしておこう。昨年は「自由」をテーマに週末は友人たちと情報交換をするつもりだったが、結果としては密かに懸念していたとおり、却って世界を縮めてしまっていた。もっと積極的に友情を暖めて心を豊かにし、また謙虚に人々に教えを請わなくてはならない。
一年後に振り返って、良い年であったと振り返ることができますように。
| 2007年12月24日(月) |
日本に波及したサブプライムローン問題 |
新しい家で目が覚めるとベッドに寝たまま、冬の乾いた青空に薄い雲が流れていくのが目に入った。12月18日、家を買い替えて新居に引っ越した。クリスマスイブは真新しい家で、例年のようにスーパーで買ったカニを茹で、家族で静かに迎えることになった。
この年齢で家を買うとはあまりの暴挙に、日本に波及したサブプライムローン問題の第一号とも言われている。遠くに住んでいる義弟が関心を持ち、頼まれてモデルハウスを見に行ったとき、自分の家を売って新しい家を買おうとはは思ってもいなかった。軽い気分で見に行ったのだったが、キャッシュが一円も出ずに買い替えられますという提案を受けて身を乗り出した。何より、明るい木の家は気分も軽やかにしてくれる。
家に帰って夢から醒め、色々思い巡らすうちに、定年までにローンは返済し終わったが、新しいことを始める資金も気力もなくポツネンと古くなった家に座り込んでいる将来の自分の姿が想像され、エネルギーの湧き出てくるうちにチャレンジすべきではないかと気持ちが傾いたのだ。
| 2007年12月16日(日) |
忘年会シーズンたけなわ |
前の部署のOB会と呼ぶのが適当であろうメンバーで忘年会をした。別の会社に移った者もいたが、皆今でも同じような仕事をしている。同一職種で長く働けるのは幸せ者だ。良く言えばプロ、まあ、職人かもしれない。
別の会社に行った者は、そこで新しい規範を築かなくてはならない。そのとき、前の職場では何を拠り所として仕事をしていたか思い出して、そこでの経験が生かされていくなら、業界の中で、自分たちが先輩から受け継いだDNAが静かに広まっていくのだと見ることもできる。
制度は改正され、仕事のやり方はより精緻になっていくが、誰のために何をするのかがブレないことが一番重要だ。ともすれば、巨大な組織の論理が幅をきかすような部署にいる人も、自分ひとりが全ての責任をもって報告しなければならない部署にいる人も、互いに情報収集先として利用するだけでなく、同じプロとして意見を交換し、助言しあって行くことができればいいと願う。
今まさに、会社を支え、社会を支えるべき中核世代となった者たちよ、自信に満ちた仕事を頼むぞ。
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