ミドルエイジのビジネスマン
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2007年05月01日(火) ゴールデンウィーク前半

ゴールデンウィークの前半が終わった。今年は子供たちも部活やら学校の行事やらで前半どころか、後半まで家族全員で出掛ける予定が立てられない。楽しい子育ての時期も終わったということだろう。

ひとりでスーパーマーケットに出掛けて、酒の肴を買ってきて日の高いうちから借りてきたDVDを夢うつつに観るという「毎日が日曜日」のような生活を送っている。

スーパーに行くと、生の「ほたるいか」が売っていた。そういえば、先週飲み会をしたときもメニューに載っていた。たしか、ほたるいかは、数年前に寄生虫がついているという理由で生食が禁止され、茹でたものだけになったのではなかろうか。きっと誰かが七十五日過ぎたと判断したのだろう、嫌いではないので、いそいそと買ってきてお刺身を堪能した。

ついでに電気器具売り場に寄って、蛍光管の入った電球を仕入れてきた。パッケージを良く見ると「電球型蛍光灯」と書いてある。要は電球の中にクルクル巻いた蛍光灯が入っているのだ。ただし、ソケットが電球と同じなので、電球と同じ使い方ができる。最も性能の良いものは、60W型で消費電力は10W、寿命は10倍の1万時間、点滅寿命も3万回、つまり、ほとんど切れない電球だ。まあ、値段も一個で1,200円とべらぼうではあるが。お店の説明書きによると、寿命まで使うとそれだけで約1万円節約できるそうだ。

実は数年前にもトライしたことがあるのだが、欠点が一つあって、明るくなるまでに少し時間がかかる。技術革新により、今回は、「すぐに明るい」というキャッチフレーズに惹かれたのだが、それでも多少はその弱点は残っているので、ずっと点けておくリビングなどに適している。

一番良かったと思うのは、門灯。「最愛の妻」がガス灯のような形の明かりをつけているのだが、電球を取り換えたら今までの消費電力40Wが8Wになった。これなら一晩点けっ放しでもエコだ。

逆に、最もふさわしくない場所は階段用か。ここには、2階の天井から大きな100Wがぶら下がっていたので、代わりに100W型の22Wというのを取り付けた。まず、スイッチを入れてから点灯するまでに0.1秒ほどかかるので、ウッとつんのめりそうになる。いつも階段を駆け上がる長男など、「2階に上がってから明るくなる」と言うほどだ。

点け始めは本当に20Wくらいの暗さで、何分かしてからようやく本来の100Wの明るさになる。消費電力が100ワットではなくなったのだから、起きている間は点けっ放しでどうかと相談しているが、これまではこまめに消すように指導してきたのに手のひらを返すようにするのも、どんなものだろうか。




2007年04月22日(日) フィルタリングソフト

雑誌のお奨めに従って「POPfile」という無料のメールのフィルタリングソフトを導入した。これまでも、アンチウィルスのソフトを使っていたし、その機能の一つでメールの判別もできることになっているのだが、あまり性能が良くないのか、どんどん迷惑メールが増えていく。

この日記の入り口としてヤフーに使わせてもらっているホームページでも、先週、掲示板に子供には見せられない画像が貼り付けられていて大変困惑した。善意の人々が使うことを前提にしたWebの世界も、なんでも広告やお金に結びつけられるようになって、ここ数年、異質なものに変化してきているような気がする。


2007年04月15日(日) 初めてセグウェイに乗る

名古屋の中心部にロボットミュージアムという民間の施設が昨年の秋にできた。そこで、小泉首相もアメリカからもらったという二輪の乗り物「セグウェイ」に乗せてもらった。スーパーマーケットの子供の遊び場くらいのスペースに2台のセグウェイを置いて、お姉さんが順番に乗せてくれる。

最初に乗り込むときはお姉さんが支えてくれて、長さ10メートル位のコースを「肩の力を抜いて」などと言いながら、乗っている人がバランスをとる要領をつかむタイミングを見計らって手を離す。見た限りでは全員が片道も行かないうちに乗りこなせるようになる。

乗っている感覚は高さもちょうど竹馬だ。竹馬は前に転ぶ恐怖感を克服して前方に重心をかけることで却ってバランスを取れる。セグウェイはその難しさをジャイロセンサーが手伝って転びにくくなっているので、はるかに易しく、多分難易度は百分の一くらいだ。要するに誰でも乗りこなせる。また、動くことによって安定感が増すのも、竹馬や自転車と同じだ。全く音がしないし、転回もスムーズで、機械と言うにはフニャフニャと頼りないくらいだった。

無骨なアームしかついていない自動車会社の組み立てロボットにも「百恵」などと名前をつけて可愛がった日本人なので、セグウェイもトヨタにでも預けて改良してもらえば、すぐ一回り小さくて可愛い乗り物になると思う。乗る位置が低くなれば万が一の転倒による怪我リスクも大きく低減できる。そうしたら、「飛脚の貫太郎」とか、「かんたくん」とでも名づけて気軽に買い物に乗っていけるのに。残念ながら、現在セグウェイで公道を走ることは許されていない。


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