ミドルエイジのビジネスマン
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2006年04月02日(日) 大都市に住むということ

4月1日、息子の入学式は快晴、満開という絶好のお花見日和となった。久しぶりに東京に出てきた最愛の妻、そして晴れて高校生となった長男と一緒に桜の花の下をのんびりと歩いてみたいと思い立ち、北の丸公園に行くと、な、なんと満員電車もかくやという大混雑だった。

確かに予兆はあった。昼食を摂った後、荷物が多かったので東京駅からタクシーで向かったのだが、皇居の近くから渋滞で動かなくなってしまった。仕方がないので地下鉄に乗り換えると、今度は九段下の駅で降りた途端にギュウギュウの人混み、駅員は必死で「お帰りの切符は今のうちにお求めください」と叫んでいる。その人波は地上に出ても同じ、人々に押されながら倒されないようにチョコチョコと坂道を登っていくのであった。

大都市に住むということは、最高のお花見日和に、このような目に遭うことも甘受しなければならないということなのだろうか。おのぼりさんの長男はもともと人混みが好きではなくて、イヤイヤ親に付き合っているという感じだった。

ホームページ表紙の証明写真のような代物から、最高のお花見日和だったという雰囲気だけは漂ってくるだろうか。


2006年03月26日(日) スーパーのポイントを使う

いつも週末に自分用の雑貨程度しか買わないヨーカドーのアイワイカードもいつしかポイントが溜まっていた。3月末に行使期限が来るというので、それを使ってヘルスメーターと交換。

乗るだけで、内臓脂肪率ばかりでなく筋肉量、骨量、基礎代謝カロリーまで測定できる優れものだ。内臓年齢34歳と表示されて、ホクホクしている。しかし、最愛の妻からは、究極のお客様サービスだとからかわれている。

以前見学したマンションのモデルルームで見た、洗面所の足元にヘルスメーターの格納スペースを作るというアイデアをいただき、自分で穴を開けて入れておいたのだが、各種測定機能つきの新型は一回り大きいので、拡大工事をしたら、これが入りそうでなかなか入らない。木工用のヤスリでギコギコ拡げたりして、時間も取ったし、腕の筋肉量の増大にもなった。

その他の週末の労働は、ベランダの手すりのペンキ塗りだった。錆び始めているのは1年も前から気が付いていたが、腰が重くてやっと実行。これも基礎代謝量カロリーの増加に貢献したに違いない。肩の荷を降ろした気分ではあるが、疲れた。

以上


2006年03月18日(土) リラックスした週末

先週まで連続2週間、週末に仕事を持って帰ってきていたので、なんとなく気ぜわしかったが、今週は土日をのんびりと過ごすことができた。

土曜の朝、10時くらいに起きてコーヒーとトースト、それから雑誌と文庫本を抱えてコーヒーショップに向かう。サンルーフを開け放して時々青空を見上げながら、ちょっとしたドライブ気分だった。

大きな考え事がなければ、喫茶店で一杯のコーヒーを飲むひととき、外を歩く人々の笑顔さえ、自分の幸せのように思える。

長男は4月から東京の高校に行くことになった。住まいの場所を定めるときにはまだ子供も生まれていなかったが、大きな地震があっても母親と子供だけは生き延びられるような環境が望ましいと考えたものだった。東京に通学するのであれば、そのように保護される時期も終わったということだ。これからはどこで何が起きても自分の力で生き延びて欲しい。

次男は久し振りに友達を家に呼ぶというので、いそいそと自分の部屋の掃除や整理整頓をしている。親から見ても、風変わりで精神的に孤高(独りよがりとも言う)のところがあるので、友達を家に連れてくるなどという普通のことをしてくれると安心だ。

最愛の妻もお気に入りの古い洋画を見たり、近所の奥様と郊外のレストランにランチに行ったりして、普通の暮らしに戻った。

みんなで一緒に行動するのは焼肉屋に行くくらいのもので、それぞれ別のことをしているのだが、ひとつ屋根の下での平和な日々の暮らしに、ありがたいことだと思う。


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