ミドルエイジのビジネスマン
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| 2005年02月20日(日) |
映画「アレキサンダー」にガッカリ |
久しぶりに何も予定のない自由な週末であった。先週も家族でスキーに行ったりしているのだから傍からみれば絵に描いたように「自由な週末」なのだろうが、お父さんは、たとえレジャーであっても、どうしてもアレをしなければならないという拘束自体が苦手なのだ。だから、コーヒーショップでポワッとしていたり、車のフラットシートでミステリーを読んでいるのが一番幸せだ。
そういう訳で、何もない今週末はゆったりとした気分でレイトショーに出かけ、映画「アレキサンダー」を観てきたのだが、これが駄作でガッカリしてしまった。ネットでの評判もあまり芳しくないようだ。中には5段階で1.5という厳しい評価もあった。3時間もの大作であるにもかかわらず、ストーリーが平板だとも言われているが、アレキサンダー役の主人公に華がないのが盛り上がらない最大の理由だと思う。あんなひしゃげた鼻の気弱そうなアレキサンダーがいるだろうか。
ともあれ、日曜日ものんびり過ごしたので、文句は言えない。
ところで、HPの「お奨めサイト」で「繁盛研究所」様のご好意により「コンサルタントの3行(4行)日記」にリンクさせていただいた。何ヶ月か読み続けているが、よくも毎日バライエティに富んだ材料があるものだと思う。コンパクトにまとめられているが、ビジネスの面だけではなく、そこに登場する様々な人の生きいきした考え方も日々惰性に流されそうな自分にカツをいれてくれるので楽しみにしている。
| 2005年02月13日(日) |
恒例の家族スキー旅行 |
恒例の家族スキー旅行に行ってきた。今年はお父さんも長さ150センチのスキーに変えてみた。曲がる技術というのがほとんど要らない。130センチの板を選んだ長男に言わせると「エッジを立てる必要がない」ほどだ。つまり、「外側のスキーの内側のエッジに体重をかけると曲がる」というような回りくどい説明は必要なく、「どちらかのスキーに体重をかければ、勝手に曲がる」そうだ。お父さんは、「下り斜面を大またで歩くように滑ることがができる」ようになってしまった。どんな急斜面でも、意に反してスキー板が交叉してしまったために派手に転倒するという事態も想定する必要がない。
今になってみれば、どうしてスノーボードにしてやられるまで、みんなが長いスキーにこだわっていたのか理解できない。
| 2005年02月06日(日) |
チグハグな北の街への出張 |
雪原に不時着するのではないかと思うほどに心細い、一本だけの滑走路に飛行機は乱暴に着陸した。空港から街に向かうバスから時折冬の日本海が見える。荒々しい波が沖の消波ブロックや砂浜に打ち寄せ、人の乗っていない軽トラックが無造作に駐めてある。
「俺はどのように生きてきたのか、残り少なくなってきた持ち時間で、どのように生きていくのか」と、風に吹かれながらその浜に立って自分自身に問いかけている姿を一瞬だけ想像したが、それも束の間、ファミリーレストランのようなところで気ぜわしい食事をした後、およそ5時間のミーティングに参加してきた。
帰りの飛行機は時々雪の舞っていた北国の街から1時間足らずで乗客を羽田空港に運び、大部長は何事もなかったかのように日常生活に戻った。隣に座った同僚に500円の機内ビールを奢ろうと思いながら、注文のタイミングをはずしてしまったことを軽く悔やんだままチグハグな日帰り出張は終わった。
一緒に行った同僚の感想も聞いてみたい。
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