高齢者問題。 - 2003年09月13日(土) 例えば、駐輪場をよく利用する旦那が、 区で雇用されている、そこの係員のお年よりたちの仕事ぶりを 「じいさんたちは頭が固くてさ〜、、マニュアル一辺倒で、 融通が利かないよな!」と怒っても、 「まあまあ、いいじゃない」となだめる私は、 「健康であれば、今まで積み重ねてきた知識と経験を生かし、 高齢者であっても社会と関わるべきであり、また社会もそういった人々に働く場を 提供するべきだ」と、日頃から社会と高齢者の関わりについて 深く心を砕いている女。 だが、総裁選挙をめぐって、自民党の大物代議士N氏が 突然辞意を表明した時、 今の政治と日本とのことを思ってとか、 政治家としての気骨がどうのこうのだとかいう 理由より、その人が77歳である、という事実に 「そりゃぁ〜もう家にいてください。充分です」 と思わずにはいられない私なのであった。 おしまい。 ... 日曜日。 - 2003年09月12日(金) 日曜日、妹夫婦と会うことになった。 私達夫婦と妹夫婦、四人は仲良しである。 もっとも、私達姉妹はもともと仲が良いのだから、 こんなふうな今の四人の関係は、当たり前なのだが もし、妹の選んだ配偶者が性格などに少々難アリの 人であったならば、彼女と疎遠になる可能性も充分あったわけである。 だが、妹は良い人と結婚してくれた。 優しく、 気さく。 おまけに、関係ないけどハンサムで、 とにかく私達四人はこの東京砂漠で 助け合って生きてきたのである。 日曜日、私達は妹夫婦と会う。 どこで会うか、また何をして過ごすのかも決まっていないのだが、 もし場所が妹の家で、もしそこで食事会をするのであれば・・、 その時のために言っておく。 我が家の電子レンジ。 オーブントースター機能が壊れて、早2ヶ月。 お姉ちゃん達はトーストが食べたいぞ。 おしまい。 ... TPO。 - 2003年09月11日(木) 今日、新規の登録をしたHさんは60歳の男性。 「初心者なんですが・・・」 と気弱そうにやって来た。 最近、うちのインターネットスポットを訪れる人は減少気味。 もともと利益度外視の施設とはいえ、このまま客が減リ続ければ、 私達指導員が居る意味もなくなってしまうわけで、 となると、バイトの身分では、もしかして解雇され、 収入を無くしてしまうことにも繋がりかねないのである。 「一人でも多く!一人でも!」とノルマに苦しめられている セールスマンのように、ここのとこ新規会員の確保ばかりが 頭をよぎってた私にしてみれば、またとないチャンス!なのだった。 当然、思い切りの愛想笑いで出迎え、 「もう60歳だし・・・」という不安には 「い〜や、まだ60歳じゃないですか〜、若いからすぐ覚えられますよ〜」 と答え、 「パソコンも触ったことないんです・・教えてもらえるんですよね・・」と 気弱そうな打診には 「ええ、何でも聞いてください!私達指導員がついてますから! まあ〜指導員ってほどでもないんですがね〜ホホホ〜」と 謙遜などしながら太鼓判を押してあげた。 だが、私がHさんを教えることはなかった。 今日の私は早番。 そう、話をしているうちに遅番の交代要員 が来てしまったのだ。 ここまで調子良いこと尽くしに喋ってきて、途中で 「じゃあ、あとは代わりの人と!ではサラバ!」とは 言いにくい。 時間を延長してでも・・とも思ったが、今日は終ってから 用事があったので、帰らなければならない。 泣く泣く私はスタッフジャンパーを脱いだのであった。 帰り支度を済ませ、パソコンに向かうHさんの脇を通る。 基本的なことは交代の人が教えてくれたらしいが、 その表情は不安そうだ。 思わず近寄った。 「じゃ〜またぁ〜ん。私はこれで帰るんですけどォ〜、まった来てくださいね〜」 良心の呵責からか声がどことなく甘くなる。 するとホッとしたように顔を上げ、 「君はいつ入っているの?」とHさん。 「水曜日の早番はぜ〜んぶ私。お待ちしてまぁすぅ〜・・」と私。 一瞬、サッと周りの客の目が、、 いやいや、、交代の指導員の目までもが私に向いた。 で、その目たちは言っていた。 ここはキャバレーか?と・・。 おしまい。 ...
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