台所のすみっちょ...風子

 

 

その時、彼は、 - 2003年04月01日(火)


シャーシャーシャぁ〜〜シャーシャーシャァァ〜〜〜〜〜

ガラガラガラ〜〜〜〜〜ガラガラぁ〜〜〜〜〜〜〜

シャ〜〜シャ〜〜、、、くいっくいっくいっくい〜〜〜〜〜

シャーシャーシャぁ〜〜シャーシャーシャァァ〜〜〜〜〜


「うぉ〜〜〜〜〜、、ホラホラぁ〜〜〜、、見て見てぇ〜〜!!」


ガラガラガラ〜〜〜シャ〜〜シャ〜〜くいっくいぃ〜〜〜。


「俺って上手いだろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」


その時、彼は「何かに焦ってる日本猿」であった。

そう、村の神様である山が噴火して慌てて逃げまどう、、、というような。

ただ、少し様子が違っていたのは、ギックリ腰になるのでは?と心配される

ほどツイストする腰と、どちらかというとゴリラよりの顔であった。


シャーシャーシャぁ〜〜シャーシャーシャァァ〜〜〜〜〜

ガラガラガラ〜〜〜〜〜ガラガラぁ〜〜〜

シャ〜〜シャ〜〜、、、くいっくいっくいっくい〜〜〜〜〜

シャーシャーシャぁ〜〜シャーシャーシャァァ〜〜〜〜〜



「おお〜〜〜〜〜、、おお〜〜〜どうだぁ〜〜〜〜俺ってどうよぉ〜〜!」




私はちょっとスーパーに行きたいと言っただけなのに・・。




やめてくれよ。




スケボーに乗って付いてくるのは。




おしまい。


...

存在の耐えられない怖さ。 - 2003年03月30日(日)

バイト先であるインターネットスポットの受付に座っていると、

実に様々な人が様々なことを言いにやってくる。


YAHOOの画面表示が遅い!と言ってはどーなってんだ!と怒鳴る

「指導員はつらいよ」というバイト関係のことはもちろん、

パソコンがそこにある、というだけで、

「主人が会社を辞めたもんで・・再就職のためにパソコンを覚えさせたい
 んですけど・・ ここで、教えてもらえますか?」(40代前半女性)


「甥が新品のパソコンを送ってくれたんだけど・・設置してくれるところ
 知らない? あっ、あなた家に来てやってくれない?」(たぶん、70代女性)

と、寄ってくれちゃったり、挙げ句の果ては


「息子の代わりです。神戸からやって参りました・・転入届けはここですか?」(50代女性)


「おい!そこの機械で住民票取ろうと思って来たのに、入り口のドアが
 開かね〜ぞ!」(60代男性)


「ここに・・黒い・・袋・・なかった・・?」(ホームレス)


などというまったく”あさって”のことまで、それはそれは多様。


適当にかわせばいいのだろうが、座ってるだけで稼いでいるという

負い目もあってか、私はいちいちそれに答えてしまうのであった。


で、そんな問い合わせの多かった日は、私はかなり疲れた、もしくは、

イライラした雰囲気で家に戻って来るらしく、鞄を置き、一服しようと

台所の換気扇の下で一人座ってタバコを吸っていると、決まって旦那が

ソロ〜リソロ〜リと飲み物を取りにやってきて、私をチラチラうかがいながら

ひと言・・


「牛乳いただいて・・いいですか・・・?」


そして、十数分、コーヒを入れて飲んでいると、また同じようにやって来て、

「このコーヒー僕もいただいていいのかなぁ〜」などと

控えめに曲げた人差し指で、コーヒーメーカーを指さしたりする。


オレンジジュースも、アイスティーも、菓子パンに至ってもその調子なので、

ある日私は彼に「なんで、いちいち私に断るのさ〜」と聞いてみたところ。

返ってきた答えは、、


「なんか、勝手に飲んだりすると怒られそうだから」だった。


その時は、いやぁ〜ね、この牛乳も、このコーヒーも、家にある食い物飲み物は、

全部あなたの稼いだ結果!何を遠慮がいるものか!と、彼を諭し、

そんなことで私は怒らないわよ、と私の優しさを説いたのであったが、

今日、バイトから帰りご飯を食べ、2人でテレビを見ていたら、彼がウトウト寝て

しまったので「ねえ、ちゃんと寝れば〜、、今布団敷いてあげるから」

と優しく声をかけたところ、堅く閉じられていた目が瞬間パッと開いて・・

「すっ、、すみません!!」と焦るさま・・・。



その声はハッキリと、しかも素早く身まで起こして、、、、。


そんなに私が怖いのか。


おしまい。


...

「年をとる」ということ。 - 2003年03月29日(土)

今日は、ベランダの方から聞こえてくる隣の奥さんの子供を叱る声が

私の目覚まし代わりだった。

それは、もの凄いエキサイトぶり。

布団の中で聞いているうち、私まで「いつまで寝てんの!あんたは!」

などと叱られている気になって、「すみません・・・」と

モソモソようやく起き出したのが、昼の12時。


テレビをつけると、相変わらずイラクでは戦争をやっていて、

コーヒー入れて、それを見て、メールをチェックして、タバコを吸って、

トイレで力んで、またテレビを見ていたら、あっという間に一時半に

なったところで、「ゲッ、、こんなことしている場合じゃない!」と

ようやく出かける支度をし始める。

そう、今日3月28日は旦那の誕生日。

だから、ケーキを買いに隣の駅まで行かなければならなかったのである。


駅に着き、「安い!旨い!」のケーキを探すべく、うろうろ徘徊する私。

空はすばらしく青く、風は暖かく、街は人で溢れ、いつもよりザワザワと

賑やかなのは、この街の全ての人々が旦那の誕生日を祝福してくれていて・・・

・・なんてことはなく、都知事選に出馬した共○党の候補が演説をしていた

からなのだった。



結構な人垣ができあがっていたが、そこにいたのは、何故か爺さん婆さんばかり。

それは、一平方メートルに必ず5人はいるだろうと推測され、

「春になりにょきにょき生えたお年寄り」といったような感じで、

高々と選挙カーの上に立った候補者の話に、いちいち「いいぞ〜〜!その通り!」

とか「がんばってぇ〜〜!」と雄叫びを上げているのであった。



通りすがりに聞こえてくる口上は、

「お年寄りをないがしろにする今の都政に反対!」というもの。

それが党の方針らしい。

そういえば・・・・と、

一年ほど前、家のポストに入っていた共○党のチラシに、

「お年寄りへの優遇措置を、都の財政難にかこつけて無くすな!」的なことが

書かれていたのを思い出した。

共○党がじいさんばあさんに人気なのは、そんな「お年寄りを大切にする党!」

というイメージから来てるに違いない。


するとこれから先、共○党の人気はうなぎ上り間違いナシではないか。


医療がますます発達する
   ↓
みんながどんどん長い生きする
   ↓
お年寄りの人口がぐんぐん増えるのに、少子化で生まれる者の数が減っていく。
   ↓
猫も杓子も・・てな感じで日本中年寄りだらけになる。
   ↓
若い人がいないから、都の税収が減る。
   ↓
年寄りへのサービスもうなぎ下がり。
   ↓
で、共○党は大人気!




しばらくブラブラして、駅の近くのケーキ屋に入った。

一つ、また大人になった旦那のため、ケーキと歳の分だけの

ローソクを注文しながらふと考える。

「当然のことながら、これから彼はどんどん年をとる・・・。
 何十年後かには彼も共○党の候補者を取り巻く群衆の中で、
 いいぞ〜!その通り!なんて叫ぶのだろうか・・」と。



「長い年月をかけて年をとる」ということは

共○党がどんどん好きになっていく、ということである。



ホントかよ。



おしまい。



...




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