物欲がムササビのようにヒラヒラ飛んで来て 背中にペタリと張り付く
こんなようなフレーズが、 確か村上春樹のエッセイの中にあった。 (正確な引用ではありません。家にある本のどこかにあるはずなんだけど)
妙にこのフレーズが気に入っていて、 いっぱい買い物しちゃうたんびに、 一人「むささび」とつぶやいてみたりする。
最近の私は、 ムササビを1匹ならず複数匹飼育してしまっているのだ。
私のせいではなく、ムササビのせいなのだ。 この物欲は全て。
仕事に時間を取られているため、ネットショッピングが中心。 それでも隙を見てはウィンドウショッピングにも勤しんでいる。
仕事中に買ってしまったデジカメ。 ようやく見つけたシンプルなローテーブル。 玄関に置いている、鍵などを入れておくトレイ。 漆塗りのお盆。 通販の健康食品。
などなど。 どれも必要なもので、無駄遣いしてるとは思わないけど。
欲しいものはまだまだある。 今懸命に探しているのはマガジンラックと傘立て。 なかなかいいものが見つからない。
あとは ハイドロカルチャーの鉢植え(サンデリアナゴールドとか) 粉引の大皿 キッチンに置くシェルフ 携帯電話(脱モノクロ)
とどまることを知らない物欲。 ムササビが勝手に交尾してどんどん繁殖してるのかも。
買ったものは全て有効活用しているから、 決して買い物依存症ではないはず。 (依存症の人は、買ったものを開封もせずおいておいたりするらしい)
でも自分で自分を甘やかしすぎかなあと思う今日この頃。 ムササビは私の分身だもんね。
またアトピーの具合が悪くなった。 食事直後からだったから、 多分食べ物が原因なのだと思う。
昨日の夕飯は、近所のコンビニで購入した よくあるメニュー。
・おにぎり1個 ・ツナコーンサラダ
これでやめておけば良かったのかもしれない。 でもフラッと買ってしまった食玩についていた クッキーも食べてしまった。
全身が痒くなって帰宅して、 沢山水分を取って、 ついでに体によさそうな食べ物を胃に詰め込んだ。 体内に侵入してしまったものは、 なるべく早く排出するより他にないのだ。
それにしても。 私のアトピーは外的刺激なんかより、 圧倒的に体内の出来事に支配されている。
コンビニ食が増えたことによる食品添加物摂取量の増加とか、 仕事のストレスとか、睡眠不不足とか、ホルモンバランスの乱れとか。
もうできることからやるしかないではないか?
元彼は私に 「気にしてるだろうからあんまり言わないけどさ、 アトピーなんてもんはその気になれば完治するもんだよ」 と言った。
それはまだ関係が良かった頃のことで、 彼が私のアトピーを受け入れてくれているのも知っていたし、 「もっと早く出会っていたら医者になって治してあげられたのに」 という歯の浮くようなセリフも本気で言ってくれたし、 何より彼と付き合いだしてから私のアトピーは 不思議なほどに状態が良くなっていたから、 彼のこの言葉も「そうだな、治るかも・・・」と前向きに受け取った。
今だったら、 そう簡単にはいかないんだ、と反論すると思う。
彼の無責任とも言える楽観発言は、 付き合いが良好であったうちは私に安らぎをもたらした。 私のネガティブパワーを打ち消すだけの力があった。 ただ、彼の言葉には根拠が乏しい部分もあり、 「病は気から」というのはそれはその通りだと思うけれど、 自分の肉体がOutOfControlになるのは辛いことだ。
彼の慰めとも取れる言葉は、 別れたことで結局全部はずれたわけだけれども、 それはまた別の話。
元彼と付き合っていた頃調子が良かったのは、 ・仕事がそれほど忙しくなく、ストレスも少なかった ・睡眠時間も充分あった ・一緒に暮らしていたから、今よりまめに料理をしていてまともな食生活だった の3点が理由だろう。 あえて挙げれば、プラス、 ”ラブラブ状態であることによる(H含む)ホルモンバランスの好転” というのもあるとは思うけれど。
それはともかく、 手始めに食品添加物と戦うことにした。 仕事を変えるわけにはいかない以上、 そこしかスタートポイントがない。
だからといって「お弁当を作ろう!」とか そういう目標は自分で自分の首をしめるから嫌。
結局、 なるべく食品添加物の少ないものを食べよう というレベルで実践していくことにした。
今までそういう観点で食材を選んだことはないから、 進歩とは言えるだろう。
小さな子を持つ母親はともかく、 私なんかは本当はジャンクなものもバリバリ食べられる状態でいたい。 添加物だのなんだのに振り回されたくなんかないし、 神経質になりたくもない。
でも体が、それが解決の道だと言っている。 これ以上体の悲鳴を見過ごせない。
ストイックに貫くつもりはないけど、 できる範囲で、やっていくしかない。
とあるサイトの添加物一覧をたよりに、 「特に危険」と「危険」印の添加物を避けていこう。 「やや危険」に関しては、どう頑張っても摂取してしまいそうなので免除。
先が思い遣られるけど、 効果を期待してしばらくは精進します。
仕事は忙しいけれど、旅行準備には余念がない。 着々と「予習」をこなしている。
友人は「予習好きだよね」と、 半ば軽蔑も含んだ口調で笑うけれど、 予習があるのとないのとでは、物事の見え方が全然違う。
もちろん予習がないと楽しめないとは言わない。 何の先入観もなしに物事を受け入れるのはそれはそれでいい。
ただ、知識がないと見過ごしてしまうもの、 そういうものを少なくしようと思うだけだ。
とある友人は、 「美術館に行って絵を見ないで説明を読むなんて信じられない」 と言う。
そこに圧倒的な本物の存在感があるのに、 何を説明文で補填しなくてはならないというのか?
でも私は説明文を割と熱心に読むタイプだったりする。 絵を見て、説明文を読んで、もう一度絵を見る。 短い説明文を読んだだけで、見方が変わることも少なからずある。
視覚情報の圧倒的なパワーは誰にとっても明らかだけれど、 私はより言語情報に惹かれるのだ。 それは人間の動物としてのプリミティブなパワーを手放したということなのかもしれないけれど。
こんなことを考えたのは『季節の記憶』(保坂和志)を 読んだからかもしれない。
いやもう、なんとも言えずいい雰囲気の小説なのだ。 主人公の息子のクイちゃんに私はメロメロ。
言葉がなくても思考は可能だし、生きていける。 でも、私はもう言葉から離れることはできないし、 言葉を奪われたら思考までも奪われる。
そんなことを、予習をしながら考えた。
暖かくて大きなものに包まれてみたい、 などという事をシミジミ感じたりしている今日この頃。
つまりは恋人が欲しいということですが。
抱きしめられたい。 優しくして欲しい。 そんな感じ。
ああ、本当にあの人が独身だったらなあ。 きっともっと浮かれていられるのに。 あの人にもっと優しくされたいなあ。 なんて、妄想が広がっていきそう。
さっきも電話で話しました。 やっぱりいい声。 しゃべり方もしゃべる内容もグッド。 仕事の話しかしてないのにね。
やっぱりポイントは誰でもいいわけではない、 ということだ。
好きな人に、そばにいてもらいたい。 今はまだ叶わないことだけれど。
彼のことを彼と呼ぶのはもうやめよう。 特定の相手にこの呼称を捧げることができるようになるまで、 便利な単数3人称として使用していこう。
彼っていうのは、元彼。 私は多分まだ元彼が好きなんだけれど。 彼(←これは元彼を指す3人称)の言葉が聞きたいんだけれど。 もう会えないね。仕方ない。
幸せになれるかな。
多分いつかは。
好きな人ができました。 なんてね。
相手は妻帯者です。会社の人。 仕事っぷりがいいのよね〜。
それに、声もいいのよ。 よく電話がかかってくるけど(彼は客先常駐なので) これがまたいいんだな。
別にまだ恋ではないけれど、 ああこの人が未婚者だったらもっと盛り上がれるのに。
1つ年上で、大学の同級生の奥様がいる。
とにかく仕事の仕方が私好み。 客との調整ごとの捌き方とか。 クレームのつけ方とか。 後輩への指導方法とか。 何もかも。うっとりだよ〜。
昨日はあまり仕事がなかったのをいいことにさっさと退社した。 そうしたら電車の中で社用携帯が鳴り出した。 その人からだった。
乗換え駅で降りて、折り返し電話したら、 「質問したかったんだけど、自己解決したからもう大丈夫」 とのこと。
そういう甘えられ方って、嬉しいじゃない?
調べればわかることでも気楽に聞いてくれるのって、 信頼されてて気軽な仲ってことでしょう?
1週間私が客先に出張していた間は楽しかった。 仕事は大変だったけど、毎日一緒で、仕事の話も、 学生時代の話も、どうでもいい話も、楽しかった。
向こうだって私のことは嫌ってないと思う。 同僚としてだけど、好感は持ってくれていると思う。
「不倫」と呼ばれる出来事に入っていくつもりはないけど、 ちょっと残念な気分。
久々客観的にいいなと思える人をみつけたのに、 他人のものなんだから。
でもまあ、何も起こらないとわかっているからこそ、 プラトニックな片思いのような心地を味わえて、 これはこれでいい感じ。
電話やメールで幸せになれることなんて最近少なかったから。
ようやくフルに使える週末。 予定はぎっしりだった。
土曜日は、B'Zのライブへ。 もう10年くらい通っている。 1年に1度あるかないかのイベントだ。 久々に会う友人との話も尽きない。
彼と別れたことを告げると、 「なんだー。彼に悪いと思って色々誘うの遠慮してたのに」 と言われてしまった。 ご報告が遅くなりすみませぬ。
日曜日は、友人の家探しに付き合った。 ずっと実家暮らしだったのだが、 ご両親と喧嘩してついに独立を決めたそう。
色々あったけれど、最終的にはパーフェクトに近い物件が見つかった。 他人事とは言え、新しい生活に思いを馳せるのは楽しい。
土曜日に会った友人と、日曜日に会った友人は、 共に大学の同級生で、 10年近く前に1ヶ月かけてヨーロッパを放浪した仲間でもある。 3人ともAB型のAB型同盟でもあった。
A型の友人が最近立て続けに結婚していくのを横目で見ながら、 AB型同盟はそういうこととは無縁に生活を謳歌している。
多分、3人の中では私が一番弱い。 残りの2人は、自分というものをしっかり持っていて、 きっと一人暮らしを寂しいなんて思わない。
2人は一浪していたこともあり、1歳年上の30歳。 歳のせいばかりではないけれど、 私は彼女達に精神的に甘えてしまっていることも多いなあ。
未来のことはわからないけれど、 多分これから10年もあっという間なのだろう。
40歳なんて想像もできないけれど、 友人達も含めて、幸せに地に足をつけて暮らしていければ、と思った。
10年後も3人とも結婚してない可能性は、 30%くらいあるんじゃないかな?
想い出の塊に押しつぶされそう。
次から次へと浮かんでくる。
もう忘れたはずだったのに。 もう終わったことなのに。
楽しいかったことも、辛かったことも、 泡のように浮かんでくる。
その都度、思う。
でも、
でも、振られてしまったのだから仕方ない。
ここから抜け出すには、 新しい恋人を見つけるしかないのだろうか? 不埒な考えが浮かぶ。
他人になら、
本当に好きだったなら、 そう簡単に忘れられないのは当然だよ。 しばらくは仕方ないよね。
そう、言うと思う。
だから、この今の状態をどうこう言う気もないけれど。
一言にしちゃうと、「不健康」なのだ。
失われたものに心奪われていること。 気に病むこと。
その不健康さが、 アトピーや蕁麻疹や原因不明の吐き気になって現れる。
彼と付き合いだした頃、 私のアトピーはひどい時期だった。
付き合いだして1月もしないうちに、 私の肌はすべすべになった。 彼に全て受け入れられることによって。
こんな他力本願的なことではいけないけれど、 少なくとも彼を断ち切っていかないと、 私は幸せにはなれない。
心身共に健康になりたい。
想い出を海に沈めるか、 解体して燃やしてしまうか、 何か、誰か、いつか。
全身にアレルギー性蕁麻疹が発生。 かゆくて堪らない。
蕁麻疹の原因っていうのは解明されていないんだそうな。 食べ物かもしれないし、ハウスダストかもしれないし、 ストレスかもしれない。
着色料や添加物に反応することもあるって話だ。
最近まともなご飯食べてないし、 睡眠時間も少なかったし、 精神状態もよくなかったし、 体が不満を訴えるのもわかる気がする。
金曜日は会社を休んだ。 でも、土曜、日曜は出勤だ。 どういうことよ、それ?
もう限界だと、ここが限界だと、体が言う。
蕁麻疹だけでなく、突然の吐き気と眩暈にも襲われた。 駅のトイレに30分篭って冷や汗を流した。 こういうのも最近月に1度はある。
全身の毛穴という毛穴から汗が吹き出て、 意識は朦朧として、もう死んじゃうとか思う。
タフでありたいと思うけれど、 まともな暮らしをしないと生きていけない。
今まで遊んでたツケを返すかのごとく、 怒涛の仕事っぷりを見せたら、さすがに息が切れた。
毎日朝9時から夜中3時まで働く、というのは、 1週間が限度だな〜。
諸所の仕事絡みの理由があり、 旅行を9月末から10月後半へ延期した。 中止にしないところが強情だ。 だけど、こんだけ働いたんだから、 ご褒美くらいもらって当然だと思う。
私は決してワーカホリックではないのだから。
S君は私の出張先まで何度も電話してきて、 そして「終わった」という報告をしてきた。
”慰めて欲しい子ちゃん”のS君は、 仕事中だという私の携帯を10分おきに鳴らし(当然無視)、 挙句の果ては「これから出張先まで車で行くから場所教えて」 というメールを連打してくる始末。
どうしてこの人はこんなにも開けっぴろげなのだろう。
私は、私だって、別れた彼のことを未だ独りで抱えているのに。 ひっそりと。しっかりと。
なかなか消えてくれない影を見つめているのに。
彼のことが好きだった。 今も多分好き。あの頃の彼が。 それはもう現実ではなく、執着でしかないのだけれど。
彼が死んでくれればすっきりすると思う。 ひどい言い草だけど本音。
そうしたら諦められるのに。
あんなに私を好きでいてくれたあの人は、 最後には「もう好きじゃなくなったから別れてください」と言った。 (まあ文字通り私が言わせたんだけど)
だからもう、彼を想っても私にはいいことなんて何もないのに。
泣くだけ無駄なのに。
そうして眠れない夜を抱えているのに。
甘えんなS!
| 2002年08月13日(火) |
片思いでもしてみたい |
S君は久しぶりに会ったというのに、 開口一番「あれ?太った?」なんて言うし。
やっぱバレたか。ダイエットしなきゃ。 と思った途端に、お昼が豪華になったりする。
昨日は買出しに行こうとしたら同期とばったり会って トンカツを食べてしまったし、 今日はボスが鰻をご馳走してくれた。
同期とのひと時は、他愛ない話ばかりだったけれど、 とても心和む時間だった。
みんな年下の男の子ばかりなんだけど。 感謝しております。
ボスは、鰻をご馳走してくれるなんて、 ついに夏休みを諦めろと言い渡されるのかとビクビクした。
けど、「明日から頑張って」という激励だったらしい。 明日から4日間客先で作業を行う。 第一の山場。 これを超えれば多少は楽になるはずだ。
旅行直前に行われることが決定した2次リリースも気がかりだけど、 旅行を諦めるわけにはいかないし、 そのためには今回の1次リリースをなんとしてでも成功させねば。
仕事に振り回されながら、 ずっと彼のことを考えている。
私のことをすごく好きでいてくれた彼のこと。 私のことを好きでなくなった彼のこと。 二人でいた自然な風景。
いったいあとどれだけ時が過ぎれば忘れられるのだろう? もしかしたら、一生引きずったりして。
それはないかもしれないけど、 でも簡単には落ち着かない。
恋がしたい。 片思いでもいい。
一瞬すれ違ったりとか、ちょっと会話を交わしたりとか、 それだけのことで幸せになれるような片思いがしたいよお。
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