雪さんすきすき日記
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2009年08月23日(日) 「遊星魔境のきみ」のこと

 今日はコミティア…だけど、そんな時間に起きられるはずもなく見送り。午後になってからは軽く偏頭痛もしたので、まだコミケの疲れが完全には抜け切っていないようであった。

 それでも少し休んでゲームをプレイできる程度には回復したので、「遊星魔境のきみ」(特殊装甲隊)をプレイ。

 同サークルでは「ゾランの使者」以来のアクションゲーム。エージェントである自機を操り、小惑星に起きた異変の真相を探っていく。システム的には「ゾランの使者」と同じジャンプアクションだが、特徴はヨーヨーとローターという2つの武器。ヨーヨーはその名のとおりヨーヨーで放った後に戻ってくるもので、攻撃力が高いだけでなく敵の弾を消したり自機が届かない場所にあるアイテムを拾ったりと様々な使い方がある。ローターは、ジャンプした後に頭上に展開する武器で、降下速度が遅くなり敵弾を防ぐこともできる。これらを駆使して、マップを攻略していく。

 とりあえず、一通りクリアしたのだが、道中は「ゾランの使者」同様手堅い作りで理不尽と感じられる点も少なくなっており攻略し甲斐があった(終盤はかなり悩まされた場面も)ものの、ボス戦は強力なヨーヨーのおかげで大分楽だったような。一番難しかったのがインベーダーの女の子。的が小さいのでヨーヨーが当てにくいのである。
 演出面では随所に光る独特のセンスが目を惹く。まず、デモムービーでの矢鱈と大袈裟で熱い煽り文句からしてそうだし、台詞の三段溜めに「宇宙ダイヤ」「スペースベム」という”いかにも”な名称、ボスキャラの古風なメカや宇宙怪獣的なデザインなど、何というか昔の特撮やSFアニメの色合いが濃いのである。特に、2体目のスペースベムはかなり衝撃的であった。本気でこういうことをされると喝采せざるを得ない。

 一応クリアはしたものの、どうやら各面に隠されている「宇宙ダイヤ」を全て集めないと真のエンディングには辿り着けないようである。というわけで、明日から「宇宙ダイヤ」探しを開始することに。2章くらいまでは普通に道中に落ちているのだが、3章以降は隠された入り口を見つけないとならないようで。
 また、クリアするとEXTRAも選べるようになる。こちらはまだ全然手を付けていないが、恐らく難易度が上がっているのであろう(デモムービーにもEXTRAと思しき場面が見受けられた)。

 ヨーヨーなど自機の操作に結構癖があるので難易度は決して低くはなく、気軽に勧められる作品ではないが、やはりこの独特のセンスと手堅い作りは応援したくなる。とりあえず、「ゾランの使者」が気に入った人ならプレイ必須かと。


氷室 万寿 |MAIL
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