雪さんすきすき日記
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| 2020年11月25日(水) |
「Unravel」のこと |
連休疲れが続く。やはり長距離運転で相応の疲労が溜まった様子。
「Unravel」(Coldwood Interactive)の感想を。 毛糸の人形ヤーニーが、とある家族の思い出を辿る2Dアクションゲーム。 操作は移動、ジャンプ、物をつかむ、毛糸を輪投げする、毛糸をたぐりよせる。毛糸をフックのような場所に引っ掛けて物を引っ張る他、引っ掛けた場所を支点として振り子のように揺れたり、毛糸を手繰り寄せて登ったり降りたりするようなワイヤーアクションを取ることができる。さらに、引っ掛けた場所に毛糸を結びつけるというこの作品に特徴的な動作がある。毛糸を結び付けることで命綱のような役目を果たす、物の動きを制限するという作用がある他、結び付けて毛糸を橋渡しした場所は足場となり、その上を物を乗せて運んだり、トランポリンのように跳ねることができるようになる。 小さな人形のヤーニーにとっては、小さな動物や植物、人工物でも先に進むための障害となる。それらを前述のような毛糸を使った動作を組み合わせて乗り越えるパズル要素が強い内容となっている。また、道中には家族の思い出が蜃気楼のように現れては消えていく。台詞は一切無く、その映像から家族に起きた出来事を推測するという考察要素も兼ね備わっている。
Steamのキューに流れてきた映像を一目見て、その美しさに大きな衝撃を受けて衝動買いした作品。小さなヤーニーが冒険する世界は、現実の世界かと見間違えるほど徹底して写実的に描かれており、どの場面をとっても驚きと感動に溢れていた。また、ヤーニーの小動物的な視点を現実味溢れる映像で描かれているのは最早一種の仮想現実であり、ゲームと現実が融合した世界を体験できたのも大きな魅力であった。ただ、虫や爬虫類なども写実的に描かれており、そういうのが苦手な人には辛い場面も見受けられた。大量のゴキブリは私は平気だったが、あれで先に進めなくなった人がいても何ら不思議ではなかった。昔、「クライング」という横STGに登場した蛆塚でコントローラを投げ出したことがあったのを思い出した。 舞台となるのはスウェーデンの豊かな自然であり、遥か異国の四季を体験できたのも非常に新鮮であった。個人的には、ヘラジカやトナカイが自然の中で生活しているという、スウェーデンでは普遍的ではあろうけど日本ではまずお目にかかれない光景に大いに惹かれるものがあった。 ヤーニーの動きにはモーションキャプチャーが用いられており、人形ではあるものの人間さながらの動きを見せてくれて、その愛嬌のある姿にはとても和まされた。走ったり、転んだり、頭をかいたりといった一つ一つ仕草が本当に愛らしく、プレイしていて容易く感情移入をしてしまうような魅力を持つキャラクターであった。
そんな素敵な雰囲気に満ちた作品であることから正直雰囲気重視の作品だと思って購入したのだが、なかなかどうしてゲーム内容もしっかり手応えのあるパズルアクションであった。特徴的なのは毛糸を結ぶという動作で、これにより毛糸の用途が著しく広がり、パズル要素に奥深さを与える要素となっていた。特に、毛糸を結び付けることで結び付けた物の動きを制限し、それを活用して行動範囲を広げるという仕掛けには毎度驚かされた。 アクション要素としては、引っ掛けた毛糸にぶら下がって振り子のように振れて先に飛び移るワイヤーアクションが主体。こちらは毛糸を引っ掛ける判定が広くとってあるので、大雑把な操作でも割と先に進めた快適さが好印象だった。 ただし、ゲーム中に助言や救済措置は一切無く、詰まるところでは本当に詰まって先に進めなくなったことも多々。本気で突き放してくるので、攻略動画のお世話になっても何ら不思議ではない調整であった。私はクリアだけなら自力でできたが、隠し要素は攻略動画に頼らないと無理であった。
ゲームの主題である、とある家庭の思い出を辿る点については、正に禍福はあざなえる縄のごとしであり、決して良いことだけでなく悪いこと、辛いことも実直に描かれているところが説得力を有していた。また、人の生涯を季節に例えて、若さが溢れる夏を経て成熟した秋、そして老いの冬を迎えるという流れが、ゲームの主題に一層の物語性を与えていたのも印象的であった。もちろん、冬の後には春が来るわけで、次の世代につながる象徴的な季節として美しく描かれていた。それらの物語を彩る楽曲も北欧の楽器により奏でられて、異国情緒あふれる雰囲気が醸し出されていた。 ただ、北欧の文化や慣習を知らないと理解できないような場面もいくつかあるように思えた。典型的だったのが、救急車が黄色いこと。愛する伴侶が心臓麻痺で倒れて運ばれる場面が最初は理解できなかった。あと、台詞が無く考察しているサイトも見当たらないので、自分の考察が本当に正しいのかどうか確証が持てないのも困りもの。故郷を破壊した鉱山の末路に何が起きていたのかがとても気になるのだが。
全実績を達成してクリア。驚くほど写実的に描かれた世界から受けた感銘、その世界を小動物の視点で冒険する楽しさ、人形ながら人間のような愛嬌のあるヤーニーの動き、そして毛糸という特徴的な要素を活かした手応えのあるパズルアクションなど、ゲームのどの部分をとっても高品位で丁寧に製作された、感動に満ちた本当に素敵な作品であった。
7時半頃起床。昨日の運転の疲れはしっかりと出た。両腕がだるい。 午前中のうちに散歩を済ます。散歩といっても速足で歩き続けるもので、30分も続けると結構汗をかく。 お昼になってなぜか無性に餃子を食べたくなったので、近所の中華料理屋に駆け込んで餃子を10個注文。白米を頼むかどうか迷ったが、口の中の餃子の味を初期化するのに必要だろうと思い結局注文した。本当は美味しそうな炒飯を頼みたかったのだが、量的に無理。 あとは「Unravel」を全実績達成するまでプレイ。今日1日で終わったのは攻略動画があってこそであり、無かったらどれだけ時間がかかったことやら。明日以降に感想を書こうかと。
6時頃起床。 先日メールを見返していたところ、那須どうぶつ王国のクラウドファンディングのお礼メールが目に留まった。せっかく支援したところなので、どんな場所か知りたくなり、一昨日くらいに連休を使って行くことに決めた。
とはいえ、車でないと行くのが難しい立地ながら、今乗っている軽自動車では高速道路に乗ったことが無い上に、片道2時間半の長丁場。なので、途中で挫折するかもしれないが、その時は宇都宮で餃子を食べることにして出発。しかし、加速こそ悪いものの普通に高速道路の巡航速度は出せるし、運転も予想よりはるかに疲れなかったので、休憩も1回で済んでナビの予定時刻どおり10時頃に那須どうぶつ王国に到着。既に開園(開国)した後で駐車場は長蛇の列だったが、その後敷地から離れた臨時駐車場まで使用することになったと聞いて、ここの人気ぶりを伺い知ることができた。というか、正直ここまで人気の施設だと思っていなかった。
初めて来る場所なのでまずは地図とイベントの時刻表とにらめっこ。興味のある展示は多数目に留まったものの、バードショーが11時からだったので先ずはその会場を目指すことにした。那須どうぶつ王国は王国タウンと王国ファームに分かれており、その間は1.5kmほどの自然道かバスを使って移動することになる。もちろんバスの方が楽だが長蛇の列だったので、時間に間に合わないと思い自然道を選択。自然道といってもそれなりに整備されているだろうと思ったが、熊避けの鐘が何か所も設置してあるしっかりとした山道であった。 バードショーの会場であるスカイスタジアムは、那須の雄大な自然を背景にしたとても素晴らしい立地であり、遥か遠くの林の向こうから鳥達が飛んでくるという、まさに那須どうぶつ王国ならではの演出に大感激。雄大な空を飛びまわる猛禽類は優雅で迫力もあり、これを見ることができただけでもここに来た甲斐があったと思えたほど満足度の高い内容であった。なお、14時の回も超満員だったようで、早めに観ておいて大正解だった様子。
 その後、王国ファームを散策。トナカイの展示があったが、トナカイを直に見るのはもしかして初めてかもしれない。多数枝分かれした鋭い角を見て、あれに突かれたら即死しそうだと思った。王国ファーム側もバスは長蛇の列だったので、帰りも自然道を通って王国タウンに移動。
王国タウンでは今話題のスナネコが展示しているが、まだ50分待ちだったので先に熱帯の森やウェットランドで鳥を見て回ることにした。どちらも珍しい鳥が多数展示してあり、しかも距離も非常に近かったので、ここぞとばかりに写真を撮りまくった。何だか体形に不釣り合いな長い脚のクロエリセイタカシギが気に入ってしまった。
 人が落ち着いたころにスナネコを見たが、寝てた。まあ、これはこれで可愛いかったのだが。同じアジア館に展示をしていたマルヌネコはしっかりと起きておすましをしていたので、可愛く写真に収めることができた。 15時からオットセイのショーを観覧。ショーの内容に海洋ごみ問題を取り入れており、啓蒙活動にも力を入れているところが好印象だったし、ショーの内容自体も水しぶきが上がりまくる迫力のある内容で見応え十分であった。
16時になって日が暮れてきたので、王国を離脱。帰りもすんなりと帰ることができた。バードショーを観るためにまた来たいと思ったが、休日は人が非常に多いので、できれば平日に来たいものである。あと、雪が普通に降る地域なので、冬場はちょっと難しそう。
8時半頃起床。いつもより遅い起床だったので、やはり疲労が蓄積していた様子。 部屋を軽く片付けた後、ふと風呂場の排水溝が臭いやコバエが逆流していたことを思い出して確認したところ、金属製の配管内にスケールがこびりついて防臭わん(という名前であることを今日知った)がきちんと排水トラップに被さっていなかった。これでは逆流があって当然ということで、復旧を図ることにした。スケールは薬品で落とそうと思ってホームセンターに行ったところ、いずれも金属には使えないということで断念。仕方ないので物理的に落とすために柄の長いドライバーを購入。ドライバーと金づちで配管内のスケールをそぎ落とし、高圧洗浄機で排水トラップの底に溜まったごみを押し出して、排水トラップの機能を復旧させることに成功した。どうも、配管の壁に付いた髪の毛を芯にしてスケールが溜まったようなので、今度から風呂掃除のときには排水トラップも高圧洗浄機で掃除するようにしよう。
午後はゲーム。「They Bleed Pixels」は明日の外出に支障が出そうなので、「Unravel」をクリアまでプレイ。終盤になると軒並み初見殺しが続いて、解法を見出すのが大変であった。 続けて、実績埋めに向けて隠しアイテムと隠し要素の回収。とりあえず1面はノーミス+隠し要素全回収を達成。隠し要素は自力での攻略は難しく、攻略動画の助けを借りる必要があるかと。
今日は午後から半休を取って、ソニーのカメラ講座を受講するために上京。電車に乗って目を閉じたら、即座に眠りに落ちた。 講座名がα使い方基本講座ということで、内容も一眼カメラを初めて購入された方向けと、正しく私にうってつけで、しかも無料。ソニーのαシリーズについて、今まで知らなかった操作や設定の要点を細やかに教えてもらえて非常に参考になった。しかも、最後には今一番欲しいレンズであるSEL70350Gも触らせてもらえて、購買意欲が急上昇。 この次の段階として、撮影基本講座が用意してある。有料ではあるが、受講する価値は十分にあると判断したので、近いうちに申し込もうかと。 帰りは帰宅時の混雑に重なってしまったので、安全をとってグリーン車を使用して帰宅。
| 2020年11月15日(日) |
「Maytroid. I swear it's a nice game too」のこと |
6時半頃起床。献血に行けるのがうれしくて早起きするとか小学生かと。 というわけで、午前中は献血。今日で49回目であり、目標の年内50回まであと1回。 昼食後、河原を散歩。桜の葉が落ちて、野鳥の姿が確認しやすくなっていた。これから野鳥撮影が捗りそうである。 夜になって「They Bleed Pixels」4-2タイムアタック実績を達成。制限時間まで残り10秒とぎりぎりだった。ノーミスならあと30秒は短縮できるが、運が絡む場所があるので厳しい。
そして、「They Bleed Pixels」と平行してプレイしていた「Maytroid. I swear it's a nice game too」(PixelGreeds)をクリアしたので感想を。 PicelGreedsではお馴染みとなる、異界に迷い込んだ主人公が脱出を図る2Dアクション。タイトルどおり、今作は探索要素が強い。 操作は移動とショット、メレー、ジャンプ、ダッシュ、武器切り替え。ショットは遠距離、メレーは近距離攻撃。ショットは購入することで4種類まで使用可能となる。部屋を移動してボスを倒し、能力を入手して行動範囲を広げるという、探索アクションの定石的なシステム。
PixelGreedsの作品は過去にもプレイしているが、今作も手堅い作りで安心してプレイできた。壁ジャンプや踏みつけなどの操作を活用して、しっかりと手応えのある面構成がなされており、相変わらず丁寧に作られているという印象を受けた。4体いるボスも、いずれも特徴的な攻撃をしてきて攻略を楽しませてもらえた。 入手できる能力は3つと一般的なメトロイドヴェニアに比べて少なめであり、マップもそれほど広くはないので、探索要素はそれほど多くはない。しかし、メトロイドヴェニアというと今では大作志向でクリアするのに数十時間時間を要するのに対し、この作品は4〜5時間程度でクリアできるというお手軽さ。気軽に探索要素を楽しむには丁度良い作品であった。 あと、相変わらず謎のギャラリーではあるが、一応実績があるので全て解放した。
6時半頃起床。 降圧剤が残り少なくなってきたので、診察を受ける。血圧の最低値は100付近を前後して良くも悪くもなっていないので、とりあえず薬はこのままでまた1か月ほど様子を見ることに。 その後、会社に行って仕事。本来ならば明後日以降の平日に終わらせればいいものだが、とある理由により前倒しをして片付けておかないと後が大変なことになるのに気づいてしまった。 会社帰りに整体。寝ると腰が痛くなるようになったので、そろそろ整体に行けと体が訴えていた。 帰宅して、友人から教えてもらった車の改造を実施。改造といっても、アルミテープを貼るだけなのだが。これで風切り音が低減するとのことだが、そもそもタイヤの走行音が大きくて風切り音の低減効果は確認できなかった。代わりに、加速が良くなり運転が快適に。アルミテープを貼るだけで加速が改善するのはにわかには信じがたいが、実際にそうなったので仕方ない。どうやら空気と樹脂部品の摩擦による静電気を除去することによる効果と考えられているようだが、実際のところはよく分かっていない様子である。 そんな感じで日中はお終い。
夜になって「They Bleed Pixels」4-2のSランクとノーミス実績を達成。タイムアタックは近道無しの真っ向勝負みたいなので、心して取り組もう。
| 2020年11月12日(木) |
「They Bleed Pixels」のこと |
「They Bleed Pixels」4-2をクリア。苛烈な難易度だったけど、ページが全て道中にあって集めるのが簡単なのが救い。罠が多いので、それに敵を巻き込んで倒すのが楽しい面でもあった。 クリアしただけで力尽きたので、Sランクはまた明日以降に。
| 2020年11月11日(水) |
「Linelight」のこと |
「They Bleed Pixels」は非常に手応えのある面白い2Dアクションゲームなのだが、高難易度のためにかなり集中力を消費するので、こればかりプレイしていると疲れてしまう。 というわけで、平行して気楽にプレイできるゲームをと選んだのが「Linelight」(My Dog Zorro)。 軌道の上のみを移動できる線状の自機を動かして星を集めるパズルゲーム。操作は移動と時間経過、特定の敵を引き寄せる。軌道上には様々な仕掛けが設置されており、それらを適切に作動させることでパズルを解いて、ゴールまでの道を繋いでいく。 仕掛けは主にスイッチで動きが切り替わり、その動きの内容は軌道を平行移動させる、回転させる、障害物を消す、自機の長さを変える、時間差で自機の動きを再現する等々。その他にも、一方通行や自機もしくは敵のみが通過できる軌道なども存在する。敵は、勝手に動きまわるもの、自機が動くか時間を経過させると動くもの、引き寄せると動くものがいて、これらが複数組み合わさってパズルが構成されている。
星がきらめく宇宙に描かれた軌道に、その上に設置された色とりどりの仕掛け、そして軌道上をすべるように動く自機という画面構成は、自己主張こそ控えめではあるが、調和のとれた落ち着いた映像美を演出してくれる。そこに、静かに奏でられる美しいピアノの旋律が加わることで、安らぎすら覚える空間がモニタの中には広がっていた。 パズルの仕掛けは、動作はいずれも単純であり、導入的な面も用意されていることもあって、理解すること自体は簡単である。しかし、その動作を活かしたパズルはとても丁寧に調整されて意外性に富んでおり、解法の見事さには幾度となく唸らされた。中でも、複数のスイッチの上に同時に自機と敵が存在することで障害物が消失するスイッチには、本当にその発想の奥深さに驚くこと頻りであった。若干の反射神経要素もあるが、安易にそれに頼らずに仕掛けを大事に活用していたところも大いに好印象を受けた点である。あと、隠された軌道(全体マップを見れば容易に存在は特定できるが)の先にある、ちょっと手応えの増えたパズルが、淡々とパズルを解いていくプレイ内容にいい感じの刺激を与えてくれて、そこでしか入手できない緑の星を集めるという収集要素も楽しませてもらえた。 全実績を達成してクリア。落ち着いた雰囲気の映像と楽曲に浸りながら良質のパズルに没頭するという、なかなかに贅沢な時間を過ごすことができた作品であった。
| 2020年11月09日(月) |
「They Bleed Pixels」のこと |
昨日のうちに仕込んでおいた作業のおかげで、今日起こるであろうと予測していた面倒事が8割方片付いた。
「They Bleed Pixels」4-1のノーデスとタイムアタック実績を達成。ノーデスはいつものようにリセットで。タイムアタックは時間にかなり余裕があったので、4ミスでも達成できた。これで明日から4-2に挑戦できる。
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