雪さんすきすき日記
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| 2014年12月26日(金) |
「ナズーリンの宝探し」のこと |
年内の試験は昨日までで終了したので、今日は装置を止めたりエアコンのフィルターを洗ったりと雑務を片付け、午後は半休を取得。帰宅後は、試験を前倒しで終わらせるために消費した体力回復のため、ずっと寝てた。
今日は「ナズーリンの宝探し」(mikesoft)をプレイ。 タイトルどおりナズーリンが主人公の東方二次創作ジャンプアクションゲーム。 操作は移動にジャンプのみといたって簡素。ジャンプを駆使して地形から落下しないように渡り歩き、ゴールまで向かうのが目的。5面ごとにボスが登場し、倒すと次のステージに移る。体力が無くなるか地形から落下するとミスだが、残機は無く何度でも挑戦可能。 ナズーリンの攻撃手段はジャンプによる踏みつけのみ。一部の敵はそのまま上でジャンプし続けることができ、ジャンプボタン長押しで飛距離が伸びる。 道中にはチーズが5つ置いてある。別段取らなくても進行に影響は出ないが、取ると数が記録される。いわゆる収集要素である。
ジャンプアクションの基本に忠実な内容で、とりわけ目立ったシステム等も見受けられない。しかし、面構成の特徴づけには体験版の頃から注目すべきところがあり、完成版でも全ステージとも方向性がはっきりしており、中でも敵の頭の上を移動していくステージ4と、広がりのある地形に大量の敵が配置されたステージ5の面構成にはなかなか唸るものがあった。チーズの配置も適度に挑戦的なのが好印象。しかし、背景が簡素なので、左右に動く敵の移動範囲が把握しにくく、ここを敵の頭上でジャンプし続けて渡り歩く場面はかなり苦労させられた。ステージ4はそのせいで難易度が格段に上昇している感があった。 一方で、ボス戦は足場に上ってボスを踏みつけるだけと変化に乏しく、もう一捻り欲しかったかも。比較的変化が見られたのは、ステージ4のボスの青娥が、芳香を踏みつけて高くジャンプして、上を飛んでいる青娥を踏みつけるという二段構えだったところくらい。
チーズを全て取ってクリアまで達成。牧歌的でほのぼのした雰囲気ながらも、それでも後半の面構成やチーズを取る場面では考える場面も出てきて、しっかり楽しませてもらえた。
| 2014年12月25日(木) |
「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」のこと |
やっと新規の仕事が止まって、最終日を前に今年の試験は全て終了。見えない力に抗い、運命を勝ち取った気がする。
ゲームをプレイする余裕も何とかできたので、中断していた「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」(GATLING CAT)をプレイ。 アイドルマスターシンデレラガールズのホラーチックアイドル白坂小梅を主人公とした二次創作アクション。不気味なマンションに迷い込んだ小梅が、ゾンビや怪物にも物怖じせずに大立ち周りを繰り広げる。 自機の操作は攻撃とジャンプ。敵を倒して罠を避け先に進み、その階の端にたどり着くとクリア。ダメージを受けて体力が無くなるか、床の無い場所に落下、時間切れでミス。また、4面ごとにボスが登場する。全12面。 自機の攻撃はぴにゃこら太人形、十字架、チェーンソーの3種類で、それぞれ軌道や射程、威力が異なる。下を入力しながら攻撃で強攻撃、チェーンソーのみ攻撃+ジャンプでスペシャルアタックとなる。ただし、攻撃するたびにSPを消費し、SPが無くなると弱い人形のみでしか攻撃できなくなる。武器の切り替えおよびSP回復はアイテムを拾うことで行う。また、衣装も3種類あり、ハロウィンでは移動速度が上昇し、学園のヒロインではチェーンソーの出が早くなるという効果が得られる。 道中にはスイッチとクローゼットが登場し、スイッチからはアイテムが、クローゼットからは衣装が出現する。クローゼットの中身は固定だが、スイッチの中身は固定とランダムの両方が存在する。
不気味なマンションにゾンビに怪物にチェーンソーと、ホラーの定番が勢ぞろいなアクションゲーム。とはいえ、アイマスの二次創作でもあり、「スプラッターハウス」のように筋金入りのホラーというわけでもなく、どちらかというと小梅の活躍を楽しむ方に主観が置かれた内容となっているという印象。 ゲーム内容は、横方向(面によっては上下移動もある)に進むのみだが、敵と罠、共に嫌らしい配置がそこかしこに見受けられ、すんなりとは進ませてもらえない。マンションの中は全体的に暗いので、蝙蝠のような小さい敵や落とし穴など油断すると見落とすことも多々。スイッチと転がってくる鉄球の組み合わせには何度引っかかったことか(スイッチを押している間は行動不能)。さらに、そのような配置も満遍なくあるのではなく忘れた頃に出くわすよう絶妙な間があり、引っかかるとかなり悔しい思いをさせられる。それがまた楽しいのだが。 小梅の攻撃は基本的に単発で動作も全体的に隙が大きく、敵をなぎ倒して進むというよりも一体一体丁寧に倒していくという感じ。ここで、武器を使用するとSPを消費するというシステムがかなりの曲者。SPを回復するアイテムの出現はほとんどランダムなので、常時強力な武器を使用できるわけではなく、運が悪ければ弱い人形のみで進まなければならない羽目になる。なので、SP回復が出るのと出ないのとではゲーム展開にかなりの差が生じる。ここは体力に応じてSP回復の頻度が変化するなど、何かしらの付加要素があればとも思った次第。ところで、チェーンソーはホラーでは定番の武器であり、この武器のみスペシャルアタックが用意されているなど優遇されているが、射程の短さとSP消費量の多さで実は他の武器よりも使い勝手は悪い。きちんと攻略するなら、SP消費量の少ない人形か、真っ直ぐ飛んで使い勝手の良い十字架の方が楽であった。 ボス戦は行動パターンをしっかり把握しないと確実に消耗戦となる。さらに、小梅の動作は決して機敏ではないので、動きが分かっていても対処できないこともしばしば。ボスの調整は、アクションゲームを数多く作成してきたGATLING CATならではと思わせるものがあった。 キャラの描写がパーツを組み合わせてのアニメーションであり、ドット絵よりもはるかに滑らかな動きをするところも注目すべき点かと。特に、ボスキャラの生き生きとした動きは見ごたえがあった。
先日のコンティニューしまくってクリアしたときを振り返って、武器は十字架、衣装はハロウィンが最も楽な組み合わせであると判断。十字架は、強攻撃で雑魚化したボス以外の敵を一撃で倒せるのが大きな強み。その反面、SP消費量が人形より多いのでSP切れの場面も多くなるのだが。ハロウィンは、床の針をダッシュして飛び越えるのにハロウィンでないとぎりぎりな場面が後半に控えており、そもそも時間設定に余裕が無いので移動速度は速いに越したことは無い。それを意識して挑んだところ、何とかノーコンティニュークリア達成。マニュアルにはちょっとしたゲームと記されているが、なかなかどうして攻略し甲斐のある手応えの大きい内容であった。
前倒しで仕事を片付けても、次から次へと新しい仕事が舞い込んでくる。売り上げ的には有りがたいのだが、何かこう私に最終日まで仕事をさせようと目に見えない力が働いているような気がしてならない。
帰宅後は疲労困憊なので、ゲームはお休み。C87同人ソフトまとめ動画を見る。チェックしてた以外にも魅力的な作品が多々。というか冬コミってこんなに完成版あったっけ?と思わせるほど完成版が例年に比べて多いような気が。
お仕事。年末間際の仕事の依頼が増えて、今日出ないと捌ききれない。
休憩中に東方Projectの新作「東方深秘録」の話題が出るも、C87で体験版を出すことから格闘ゲームであろう。
| 2014年12月21日(日) |
カタログチェックのこと |
では、冬コミのカタログチェックを。赤字は完成版。今回は2日目も真面目にチェックしてみる。
2日目 シ29a 黄昏フロンティア 「東方深秘録」体験版 シ37a AQUASTYLE 「ダブルフォーカス」 シ38b FocasLens 「幻想人形演舞」 ネ40b あんかけスパ 東方紅輝心 公式ガイドブック 同人誌 ハ41ab illuCalab. 「幻走スカイドリフト」体験版 ハ53b 石読工房 「さまよいの国のアリス(仮)」体験版 ハ54a BlueMica 「ゴーストハンター霊夢」体験版 ハ58a LOG BOX 「EXとらぶる冒険記」 パ01a 悠遊亭 「レミフラすぴりっつ2」 パ01b GEN 「東方降魔境」
3日目 あ05b ノンリニア 「CHAINS!!」 あ06a 九陣 「クォータニオン」? あ08b ZENITH BLUE 「SkyLens」体験版 あ11a SITERSKAIN 「ドラグアームズ」体験版? あ12a 大雪戦 「リーサルオペレーション ルギッタ編」 あ12b PlatineDispositif 「_____」 あ13b OHBA堂 「魔砲じかけのメイガス(仮)」体験版 あ14a RebRank DOUJIN GAME × PACKAGE DESIGN Vol.02 同人誌 あ69b すいかやさん 「逆転コミカドー2」 う17a Roots 不明 う23a CAVY HOUSE 「わすれなオルガン」 う26a EasyGameStation 不明 う26b 焼肉万歳 カンコロイチン 艦これアレンジCD う34a デス声喫茶 不明 う36b 闇討ちProject 「Dungeons&Darkness アーリーアクセス版」アップデートで完成版になる体験版とのこと う43a GAMEな気分 不明 え16b NCRADLE 「ねこボクサー外伝 〜ほんじつはょぅじょなり〜」体験版 「ねこボクサー4 〜導かれし馬鹿たち〜」体験版 え18a ASTRO PORT 不明 え19a 惑星まりも 「伊」 え19b neo Transilvania 「Aurorablast3」体験版 え21a AQUA FACTORY 不明 え21b Northern Mind 「SightSenmaike EX」 え22a 円環再起動計画 「円環SKYSCRAPER」体験版 え26b Project ICKX 「VERTICAL STRIKE ENDLESS EDITION Rev.2」 え30a 神奈川電子技術研究所 「カミオリコイル」 え33b NEXT-SOFT+ 「世界は今日も夢を見る」体験版 え35b PhotonSystem 「NonetConcertoDistortion#」 え36b 白夢館 不明 え37a souvenir circ. CroixleurΣ Original Sound Track サントラ え37b Broken Desk 「MAGICAL×SPIRAL」体験版 え37b CERTiA 不明 え40a 電猫遊戯 「星樹の機神 フライングドリーマー」体験版 え41b Light Wings 「しゃぼんふぁんたじあ もうちょびっと」 え42a BansheeSOFTWARE 新作動作確認版 え44b くろ豆一座 「エクトプラズマーお菊」体験版? え45a Black Bastard 「GHost942」 え45b ねこみみのかけら 不明 お03a 松の木 「エマの探険4」? お04b FullPowerSideAttack.com 「TorqueL」 か03a フワフワソ 「エクストリーム取り調べ!ソラとピヨちゃん」体験版 ひ18a GATLING CAT 不明
今日の時点でも割と完成版が多いという印象。内容は随時更新予定。
カタログチェックが終わったら、チェックリストをiPhoneに取り込む作業が。今年はDVD-ROMにアクティベーションが必要なせいで、DVD-ROMのチェックリストを直接アプリに取り込むことは、コミケット公式アプリ以外では行えなくなった。ところが、その公式アプリの最新版は審査待ちでまだ公開されてないという事態に。 というわけで、それ以外のアプリということで、ComicTribesとLawOfCirclesの2つを試してみた。どちらも、読み込めるチェックリストはWebカタログ形式のみなので、Webカタログにも1ヶ月だけ課金。ちなみに、前回まで使っていたBookHunterは、非公式が招く危険性に直撃したので、今回からは使用を回避。 結論からいうと、LawOfCirclesの方に軍配が上がった。ComicTribesは、私の環境ではチェックリストの読み込みで不備が多発(Webカタログから読み込めない、新しく読み込んだリストが反映されない、一度読み込んだリストが消去できない等々)し、読み込んだリストもサークルスペース順に並べられないなど勝手の悪い部分が目立った。ただ、Dropboxからリストが読み込めるという機能は注目に値する。一方のLawOfCirclesはリストの読み込みがWrbカタログからのみであるが、これといった不具合もなく使い勝手は上々。今回はこちらを中心に使っていこうかと。
起きたら13時。昨日はちょっと夜更かししたとはいえ、ここまで泥のように寝てしまうとは、相当疲労が溜まっていた様子。昨日の職場の忘年会は欠席して正解だった。
急いで身支度をして、冬コミの差し入れを買いに出かける。良い感じのお菓子が見つかって、首尾は上々。
夜は仲間内で忘年会。牡蠣やホタテなど海産物たっぷりの鍋がとても美味しかった。
| 2014年12月18日(木) |
「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」のこと |
年末に向けてお仕事が割とかつかつに。23日の祝日は無くなった。
今日から「小梅ちゃんのホーンテッドぱらだいす」(GATLING CAT)を開始。難易度が非常に高く、今日はコンティニューしまくってクリアするのが精一杯であった。武器を間違えたら詰むアクションとか久しぶりで、勝手を思い出すのにやや苦労した。作品ではチェーンソーを推していたが、それは全くの罠だったという。 攻略で精根尽きたので、感想は明日以降に。
| 2014年12月17日(水) |
「elepon」のこと |
今日は「elepon」(CERTiA)をプレイ。 この作品は、固定画面のパズルゲーム。画面内に並んでいるエレポンと呼ばれるキャラの配置を調整して色を繋げて消していく。 画面内にはエレポンが7列並んでいて、各列のエレポンの数は奇数列が6個、偶数列が5個と半キャラずれて配置されている。エレポンは様々な色をしており、列に合わさってるカーソルを左右に動かし、上下でカーソルの列のエレポンを上下に移動させて、右から左まで同じ色のエレポンが繋がるように並べ、ボタンを押すことでそのエレポンが消える。エレポンが消えた後は、再びエレポンが補充されるので、同様にエレポンを並べて消していく。制限時間内に一定数のエレポンを消すとクリア。 エレポンの中で、橙色のエレポンだけが特殊で、このエレポンは並べてボタンを押すと消える代わりに活性化して残る。活性化したエレポンは全ての色のエレポンと並べて消すことができる。さらに、活性化したエレポンを残しつつエレポンを消していくとシーケンスが繋がり、シーケンスが一定数になると一定時間エレクトリックモードに突入。エレクトリックモードでは全ての色のエレポンが活性化される。ただし、活性化したエレポンが消えない状態でボタンを押すと、そのエレポンは他のエレポンと繋がらないノイズとなって残ってしまう。ノイズは、エレポンを上下に動かして列の外に出さない限りその場に居続ける。
単にクリアするだけなら、とにかくエレポンを並べて消していけばいいのだが、これだとスコアが精々7〜8万どまり。一方、ハイスコアを見ると1位が50万。ただクリアするだけではこのゲームのルールを把握しきれてないことに気付かされる。 シーケンスの繋げ方を理解するまで結構掛かってしまったが、要は活性化したエレポンを組み込みつつ橙色のエレポンを消し続ければいいわけである。例えば、最初に橙を一列消して活性化のエレポンが一列できたら、右半分(もしくは左半分)を橙で置き換えて消し、今度は逆側を橙で置き換えて消していくのを繰り返せば、画面に活性化したエレポンを残しつつエレポンを消し続けることができる。 エレクトリックモードに突入すると、活性化したエレポンがどんどん増えていくので雪崩式にエレポンが並んでいき、最終的にはボタンを連打するだけで勝手に消えていく状態にまで持ち込める。さらに、エレクトリックモードでシーケンスを稼げば、終了後も再度エレクトリックモードに突入。こうしてエレクトリックモードを繋げて大量のエレポンを消すことで高得点を得ることができる。ただ、エレポンを消した数が増えるにつれてエレポンの色数も多くなるので、エレクトリックモードでも徐々に並びにくくなっていき、ここをどう乗り越えるかに腕前が反映される。
エレクトリックモード前はいかに手際よく橙を並べてシーケンスを繋げるかに頭を使い、エレクトリックモードに突入したら大量に消えていくエレポンを見て悦に浸る。そんな感じにこの作品の狙いを理解できて、何とか30万まで到達。高得点を取るとクリア時のCGが変化した。初期のハイスコアの50万を出すには、色数が増えた後もエレクトリックモードで大量に消し続けられるようにならなければならず、これが運も絡むのでなかなか難しい。 エレクトリックモード中に体力にエレポンが大量に消えていく様が呼び起こす高揚感は中毒性が高く、また1プレイも短いので、ついもう一度挑戦したくなる魅力のある作品であった。
| 2014年12月16日(火) |
続・「200%みっくすじゅ〜すっ!」のこと |
「200%みっくすじゅ〜すっ!」クリア。世界を元に戻して大団円かと思ったら、さらにそこから先がもう一段構えていた。さすがにこの展開はまるで読めなかった。 最終話は実質ラスボス戦だけなのだが、これが反則的に強い。なので、他の場所で十分にレベルを上げてから挑まないと、まるで勝てる見込みが無い。正攻法であれば相手の攻撃と相性の良いキャラを育てて挑むのだろうけど、キャラを主役固定で進めていたおかげで全員それなりの強さになっていたため、そのままレベルを上げ続けて力押しで勝利。それでも、ちゃんと出す順番とか攻撃とかは考えないと勝てなかった。あと、運もそれなりに必要。 ラスボスに勝って、今度こそ世界が元に戻ってめでたしめでたし。2周目に何かあるような感じだったけど、1周で満足したのでこれで一段落とする。橙汁のいろいろなキャラに再会できて、同窓会のような雰囲気に昔の作品をプレイし直したくなる、そんな作品であった。
| 2014年12月15日(月) |
「200%みっくすじゅ〜すっ!」のこと |
先週末から「200%みっくすじゅ〜すっ!」(橙汁)を開始。 眠り姫と呼ばれる主人公が、橙汁の作品の登場キャラと共に冒険するRPG。ファンディスク的な意味合いが強い作品である。 RPGといってもノンフィールド型で、メニューから選択できる場所に行くとそこでイベントや戦闘が発生。その章の全てのイベントをこなすとボスが登場するという流れ。したがって、イベントが主で戦闘が従のような構成である。 戦闘は相性を重視したシステムで、キャラの属性は3種類で攻撃も3種類あり、属性と攻撃で三すくみの相性を呈している。属性に対して相性の良い攻撃なら大ダメージとなり、逆ならばダメージが少なくなる。さらに、行動の順番は全て決まっており、交代や防御といった補助的な行動を選択した方が先に行われ、その後に攻撃となり、さらに攻撃も3種類で優先順位が決まっている。パーティーは3人まで参加でき、先に敵を全滅できれば勝利で、相打ちを含めて全滅させられればゲームオーバーとなる。 仲間は物語を進めると増えていくが、それとは別にミックスダスを回すことでカード=仲間を入手できる。カードダスを回すためのスターは、敵を倒すことで入手できる。なお、通信対戦による戦闘も可能となっている。
相性と行動順を重視した戦闘システムがかなり楽しい。通信対戦も出来る辺り、どうやら「ポケットモンスター」を意識したシステムのようである(「ポケモン」未プレイなので詳しいところまで分からないが)。基本は消耗戦で、敵との相性を考えてキャラと攻撃を選び、効果的にダメージを与えていく戦法が重視されるように思えた。確かに、相性が上手く決まれば強敵でも倒せるというのは非常に面白く、戦法を考える甲斐があるというもの。ただ、特定のキャラだけ使っていても有利に戦える敵は限られてしまうので、ミックスダスで適時キャラを追加してはレベルを上げて、手数も増やしてかなければならないようである。 橙汁の作品はほとんどプレイしているので、新しいキャラが出てくる度に懐かしい気持ちになる。「あれ、このキャラ誰だっけ?」と思っても、攻撃を見ると大抵思い出せる辺り、橙汁のキャラがしっかり特徴付けられていることを再認識する次第。 物語は、最初は学園パロかと思いきや様々な世界を渡り歩く羽目になり、いつしか世界の危機を救うことにという壮大な展開に。主役級のキャラは主人公の他にきゅーぴー、マール、ソラと、作風がまるで異なる作品なのでキャラ同士の掛け合いが新鮮。そして、きゅーぴーのせいで決してシリアスにならないところが、肩の力を抜いて楽しめる。きゅーぴーに感化されていくソラを見るのは割と忍びない気もするが、ここは常識人担当のマールに頑張ってもらおう。あと、個人的に大好きなキャラであるスターブレイカーが重要な役で登場したのが嬉しい。
相性重視の戦闘システムとはいえ、ノンフィールド型で行動が制限されるために、ストーリーを進める上ではレベルを上げれば進められる調整にはなっている。なので、本編は序盤はキャラを頻繁に入れ替えていたものの、やや手間に感じてきたので、中盤以降は主役級のキャラで固定してレベル任せで力押しして、「きゅぴシュ〜」も及ばないほど奇想天外な物語を楽しんでいこうかと。
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