雪さんすきすき日記
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2013年10月06日(日) 続・休日のこと

 TLにニチアサ実況が流れているうちに起きるという、謎の早起き。

 というわけで、午前中から「さとりのダンジョン王国」の追い込みに。先ずは、最強装備用の素材集めクエストで気になったところの検証から。特定のパーティーでのみ入手できる素材のクエストにおいて、目的の素材を入手したにも関わらずクエストクリアにならない事態が発生していたため、クリアフラグに異常が発生したものと思い4時間ほどまき戻して再開。しかし、それでも同様の症状が起こるので原因は別にあるといろいろ探ってみたところ、パーティーの初期人員が全員揃っていないと正式にそのクエストを受けられないことが判明。問題が起きていたパーティーは緑風信仰会なのだが、ここは最初から6人パーティーで、こいしをさとりのパーティーに移籍していたのであった。しかし、他の人員も能力が高いので、5人でも問題なくクエストをクリアできてしまう実力を持っていた。というわけで、こいしをパーティーに戻したところ、無事正式にクエストを受けることができた。ということは、意図的に初期人員を揃えずにクエストを受ければ、本来1つしか入手できない素材が複数入手できるようである。とはいえ、今更面倒なのでその後のクエストも全て正式に受けて素材も1つ限りの入手とした。

 その後、第4階層と第5階層の攻略。ここで、装備の成長という要素が実は重要ということが今更ながらに判明。装備の成長は戦闘や他の装備の合成にて行うことができるのだが、同じ装備でも経験値が0と最大ではその能力に大きな差が出てくる。どのくらいの差かというと、今まで真っ先に敗退してくるようなパーティーの装備を全て経験値最大にしてみたところ、最後まで残るほどの強さとなるほど。まさかここまで影響するとは思っていなかったので装備の成長は戦闘任せにしていたのだが、それならということで使用頻度の低い装備を作っては合成を繰り返し、パーティーの能力の底上げを実施。おかげで、その後の第4階層のボスや第5階層のボスラッシュのクエストは難なく突破。しかし、この大量生産大量消費が後々重大な影響を及ぼすとは、そのときは夢にも思っていなかったのである…。

 第5階層のラスボスにさとりさんパーティーで挑戦するも敗退。さとりさんとさくやさんは元々体力は多い方ではないものの、どうにも体力の減りが速すぎる。ということで装備を見直してみたところ、武器はともかく防具は固有名が付いているにも関わらず現時点での最強防具より1段下の装備であることが判明。全く持って固有名にだまされたのだが、それなら容赦無しと最強防具に装備しなおして再挑戦。さすがラスボスだけあって一筋縄ではいかなかったが、都度装備やスキルを見直して最終的に全員生存しての勝利と相成った。
 そして、第6階層が登場…あれ、今のがラスボスではなかったの?そして、ここにきて新たなパーティーの追加…あれ、先日全員揃ったって言ってなかったっけ?

 第6階層では、更に強力な装備が作成できるようになったが、武器の方は素材が1つ限りなので作成できるのも1つのみ。防具の方は素材さえあればいくらでも作成できるものの、その必要数の桁が今までより1つ多い。というわけで、先に装備を大量生産大量消費してしまったつけがここで回ってきてしまったのであった。とはいえ、足りなければ集めればいいだけという製作者の有難いお言葉もあり、開き直ってそうすることに。

 戦闘は序盤や中盤の攻撃力重視から、防御力重視に移りつつある。というのも、終盤だけあって敵の攻撃力も相当高く、防具のダメージ軽減量だけでは抑えきれなくなってきているためである。10/1に書いたことが通用しなくなってきているわけで、どのキャラにもアーマーとシールドのいずれか片方は必須で、最前線に立つキャラには両方装備することも。装備の強化による効果は絶大ではあるもののそれにも限界があるので、そこから先は組み合わせに頼ることになる。さらに、スキルも今までは連続攻撃率向上とクリティカル率向上を重視してきたのだが、今では全員の防御力向上が非常に重要な役割を果たすようになってきた。というわけで、スキルの方も大分見直しをする羽目に。

 今日は第6階層の111階まで到達。今までは20階で一区切りだったのだが、最後は30回まである様子。もちろん、敵も強くなっているので、1回の出撃で2〜3階くらいしか攻略できない。装備を整えつつ、地道に頑張るしかなさそう。そして、あわよくば今日中にクリアと思っていたのだが、終わりは全然遠かった。


2013年10月05日(土) 休日のこと

 今日は地元の花火大会。天気が悪いので中止かとも思っていたが決行してちょっと吃驚。

 「さとりのダンジョン王国」昨日の続きからということで封印の破壊に着手。相応の自力は付いているようで、いずれのパーティーも一度も敗退することなく一発で撃破。ラスボス戦は精鋭部隊を組もうかとも思ったのだが、いろいろ組んでみて緑風風信仰会に敵うパーティーができなかった。というわけで、緑風信仰会にてラスボスも無事撃破。エンディングにて戦歴が公開されたのだが、意外なことに最も敵を倒していたのはチルノであった。
 しかし、ここでエンディングの内容がしっくり来ない。腑に落ちないので最後のセーブデータから再開したら台詞にも変化が。というわけで、もう一度クリアしたら、やっぱりありましたエキストラ。
 エキストラでは真の敵を倒すために真のダンジョンに突入。前回は参加を拒否されたさとりさんと咲夜さんもいよいよ参加できるように。しかも、この2人の能力は初っ端から反則的な強さで、チートと言われるのも至極納得。エキストラではさとりさんと咲夜さんのパーティーでダンジョンを攻略していくことになるので、ここに精鋭を集めつつ、かつ他のパーティーの戦力が著しく低下しないように人員の組み換えを行わなければならない。最終的には、さとりさん、咲夜さん(ここまで固定)、お空、こいし、レミリア嬢、天子と、能力と趣味を両立させた内容に固まった。

 先ずは真ダンジョンの20階まで攻略。現時点での最強装備が行き渡っていないので、装備の差が戦力差として如実に現れているが、アタックを繰り返すことで素材も集まり装備も充実していき、クリアする頃には全パーティーそれなりに戦えるようにはなった。しかし、気になるのが罠に掛かる頻度が増えてきたこと。罠に掛かると体力の大半を持っていかれて退却を余儀なくされてしまう。今はまだ影響は少ないが、今後気をつけていかなければならなさそうである。
 そして、超強力な装備の素材集めクエストも追加。素材は特定のパーティーのみが入手できるものの、1つしか入手できないので当然装備も1つしか作れないようである。今は装備の作成まではできないので素材を集めつつ、作成できるそのときを楽しみにすることに。

 それにしても、本編クリアまで42時間かかったので、エキストラまでクリアするにはその倍くらいかかるのであろうか。まさかここまでの規模だとは思っていなかったので、今後のゲームのプレイ予定を改めなければならない。

 今日は第3階層までクリア。第2階層以降は第1階層と同じような展開が続くので、やることもほぼ同じ。


2013年10月04日(金) 続~4・「さとりのダンジョン王国」のこと

 帰宅後横になっていたら、夜の真っ暗な学校で「Coockie Clicker」をプレイするというホラーな夢を見た。私以外にも何人かプレイしている人がいたのだが、いずれもこちらを振り向くことなく黙々と画面に向かっていた。

 「さとりのダンジョン王国」プレイ時間37時間目して遂に全ての仲間が集結。総勢78名という大所帯。とりあえず一通り装備を揃えて、全員第5階層に出撃可能な状態までは持っていけた、今後は素材が揃ったら都度最強装備を作って適当に装備させていく程度で良さそう。
 そして、第5階層の攻略も本格的に開始。先ずは7つの封印を破壊しなければならないのだが、いずれも相性の良いパーティーでないと破壊できないという制限付き。装備は全パーティー満遍なく行き渡っているもののレベルはパーティー間で差があるので、若干レベル稼ぎが必要なパーティーも出てきそうではある。とはいえ、手動戦闘を繰り返せばすぐにレベルは上がるので、そう大したことではない。今日のところは2つ目まで破壊。土日で何とかクリアまで持っていきたいところ。


2013年10月03日(木) 続^3・「さとりのダンジョン王国」のこと

 「さとりのダンジョン王国」今日はいよいよ最終階層の第5階層へ。第4階層の状態異常に比べると、ここはMPが減るだけなので仕掛けは大したことなし。ラスボスも明らかに。あ、やっぱりこの人たちだった。
 素材集めを繰り返して装備も漸く全員にいきわたった。クエストで敗走の頻度が高かったパーティーも安定して完走できるようになるのを見ると感慨深いものがある。第5階層で新たな装備が開発可能になったが、とりあえずは今までの装備でも何とか頑張れそうなので、今までほど素材集めに奔走する必要はなさそう。
 そして、相変わらずクエストの進捗は牛歩の如し。


2013年10月02日(水) 続々・「さとりのダンジョン王国」のこと

 今日は外でのお仕事。雨男の本気をちょっと出して、台風を呼んでしまった。一緒に行った人からもさすがと言われる始末。

 「Coockie Clicker」大半の人が1〜2日で満足してしまったが、未だに続けていたりする。今朝になってアップデートが行われ、強化に新しい施設の能力向上とクッキーが追加されていた。というわけで、反物質コンデンサの能力が更に2倍になり、遂に1Tcpsを突破。それにしても、カーソル240個で登場する強化が非常に遠い。220個を超えた辺りから、反物質コンデンサと同じくらいのクッキーが必要となってしまった。これは、一度リセットしてヘブンリークッキー増やしてから挑戦した方がいいかもしれない。

 「さとりのダンジョン王国」昨日の装備やクラス、スキル見直しの結果に気を良くして、今日も残りのパーティーの見直しに着手。当然ながら素材が足りなくなるので、素材集めにも度々出撃。そして、そちらに専念するあまり、今日は1つもクエストをクリアしていないことに日付が変わることに気付き、あわてて第4階層突破。本末転倒も甚だしいが、見直しが楽しくて文字通り時間を忘れるので仕方ない。

 スキルの方は、このような状況を受けてアイテム入手率向上にも重点を置くように。戦闘向けのスキルでは無いが、全部で4つまで設定できるスキルの1つがアイテム集めに変わったところで今更問題は無い。
 あと、私にしては珍しく攻撃力と体力が多いキャラはクリティカル重視の設定に。装備は防御力よりも命中率とクリティカル率向上で固め、スキルもクリティカル率とクリティカル威力向上を設定。これにより、クリティカル発生率は単体でも最大3割、戦闘で全体クリティカル率向上の技と併用すれば5割を超えるように。愉快々々。


2013年10月01日(火) 続・「さとりのダンジョン王国」のこと

 「さとりのダンジョン王国」今日は装備の効果についてちょっと調べてみた。
 装備で重要なのは与ダメージ量と被ダメージの軽減量。
 まず、与ダメージの方は攻撃力もさることながら、命中率とクリティカルヒット率も影響する。命中率は防具やアクセサリで最大40%まで追加できるが、それだと防御が手薄になるので30%が現実的なところ。これを活用することで、今まで命中率が65%や70%と信頼度の低かった武器の存在感が一気に増してくる。クリティカルヒット率は、ソードマスタークラスにおいてクリティカルヒット率を20%追加するスキルがあるので、それとアクセサリを併用すると最大30%まで向上。これだけでも相当な破壊力な上に、連続攻撃率上昇のスキルを併用するとその威力は絶大になる。
 次に、被ダメージ量に影響する数値はダメージ軽減量と最終ダメージ軽減率がある。ダメージの計算式は、受けたダメージから全装備のダメージ軽減量を引き、残りにダメージ軽減率を掛けるというもの。ダメージ軽減率は最大30%だが、あくまでダメージ軽減量を引いた残りに掛ける数値であり、効果としてはダメージ軽減量の方が遥かに大きい。というわけで、ダメージ軽減率の効果のある防具はアーマーかシールドどちらか1つ装備していれば十分。これが分かったことで、HP増加やMP増加などのアイテムの活用の幅が一気に広くなった。

 というわけで、これらを考慮して再度クラスやスキル、装備の見直しを一部のパーティーで行ったところ、装備の組み合わせの幅が一気に広くなり、見違えるように強くなった。ただ、装備を一度に見直すには素材が全然足りないので、残りは素材を集めながら都度ということに。
 それにしても、ゲームも終盤になって漸くこういうことを検討しているのだから、いかに今まで力押しで進めてきたかを白日の元にさらけ出してしまった感が。


2013年09月30日(月) 「さとりのダンジョン王国」のこと

 「さとりのダンジョン王国」今日は装備の充実に重点を置くことに。やはりここにきてパーティー間の力の差が明確になってきて、底上げが必要と感じた次第。しかし、そこで直面する問題が素材不足ということで、今日はクエストに挑戦している時間よりも素材集めの時間の方が長かった。

 あと、クラスが増えてきたので各パーティーのクラスとスキルの見直しを。昨日書いたとおり、覚えられるスキルはクラスと属性により決まるので、各パーティーが必ずしもバランスが取れるわけではない、というかバランスが取れるパーティーの方が稀有である。パーティー間の仲間の移籍も可能だが、移籍されるほうは初期の構成員が全員居ることという大きな制約があるため、これまたやりくりが大変。3つほど仲間の制約無しで構成できるパーティー枠があるのだが、クエストに必要なパーティーの仲間が分散されていたら組みなおすのが面倒なのと、やはり各パーティーの特徴を重視したい、そして何よりレベルを上げれば力押しできてしまうという身も蓋もない理由により、パーティーの分解は最小限にしたいところ。

 防具は最終的に受けるダメージから、アーマーとシールドが最適な気がしてきた。しかし、全員同じ装備で固めると調達が大変なのと、没個性的で面白くないので、この辺りは攻略に支障の無い程度にいろいろ使ってみようかと。

 そして、パーティーが素材集めでダンジョンに潜っている間は、ひたすらクッキーを焼くのであった。


2013年09月29日(日) 続・休日のこと

 風邪はほぼ完治した様子。やはり、風邪にはラーメンなのか。

 「さとりのダンジョン王国」今日は第3階層を突破。第3階層は冬の地形効果で、戦闘でターンが進むたびに体力が1ずつ減っていく。これを防ぐには防寒具を装備する必要があるのだが、体力に任せて突破できてしまった。しかし、次の第4階層の春の地形効果は、毒やら眠りやら第3階層よりも厄介なので、ここは装備が整うまで準備に勤しもうかと。とはいえ、地形効果を防ぐ装備は特定のパーティがクエストに出ているときにひらめくのを待つしかないのであった。しかも、まだ第3階層の装備も全部ひらめいていないので、ここで足止めを喰らう羽目になりそうである。

 現在の仲間は全部で54人。新たに入ってくる仲間は装備も最低限でクラスもスキルも未設定なので、一から整えてやらなければならない。こんなに沢山の相手をやりくりできるかと思ったものの、意外と何とかなってしまうもので。ただ、やはり装備を合成するための素材は不足気味になってしまうので、都度全員を送り込んで補充することにはなるが。

 戦闘は割と必勝パターンが見えてきた。強力なのは、連続行動率向上とクリティカル率向上。この2つが重ね掛けされている状況の攻撃力は半端でなく高く、ボス戦でも押していける。ここに多段攻撃が加わると非常に頼りになる。
 それに合わせてスキルの設定の仕方も理解が深まってきた。設定できるスキルはキャラのクラスと属性によって決まるので、あらゆる場面に対応できるような万能キャラは事実上居ない。したがって、パーティー内のクラスの振り分けや他のパーティーからの移籍など、色々なやりくりが生じてくる。ここがその後のダンジョンアタックの成否を決めるので考えることは多いが、それが結果に反映されると喜びも一入である。

 物語の方は相変わらずダラダラと。瀟洒なメイドさんがカチコミとか言ったり、阿求がアホがとか言ったり、この口の悪さが面白すぎる。


2013年09月28日(土) 休日のこと

 日中はご飯食べて風邪薬飲んで寝てた。おかげで、大分快方に向かっている様子。

 「さとりのダンジョン王国」第1階層を突破して第2階層へ到達。20階毎に階層が分かれている様子。ここで新たなキャラが相当数参加してきて、パラメータの調整はともかく武器や防具の合成が全然追いつかない。というわけで、アタック班以外は全て素材確保に出して、何とか素材を調達。
 クエストもそれなりにクリアしたが、クリア条件のパーティーがこまめに入れ替わるので、都度そのパーティーに装備を用意しなくてはならない。結果的に、全てとはいかないまでも大半のキャラには装備が行き渡ったのではなかろうかと。装備さえ整っていれば、レベル上げはさほど辛くはないのが幸いなところ。
 しかし、この時点で既に仲間が35人。それ以外にもイベントで顔見せしたキャラも多数いるので、最終的にどれだけになるのか皆目検討つかない。


2013年09月27日(金) 「さとりのダンジョン王国」のこと

 風邪をひいて動的ゲームのプレイが困難ということで、インストールした「東方心綺楼」は後回しにして「さとりのダンジョン王国」(コココソフト)をプレイ。
 幻想郷で流行したゲームまくらのせいで眠りから覚めなくなってしまった住人達。丁度、さとりさんと咲夜さんが無事だったことからゲームの世界に入り込みこの異変を解決することに。しかし、この2人の能力がチート扱いされたせいで直接手出しできなくなってしまった。仕方ないので、目に付いた連中を片っ端から仲間にしてダンジョンに送り込み、人任せで解決を図る2人であった。

 この作品は、さとりさんと咲夜さんの指揮の元、パーティーを編成してダンジョンに送り込み攻略を行うRPG。プレイヤーが関与できるのは大半がダンジョンアタックの準備で、一度ダンジョンに送り込んだらあとはほとんど見守るのみである。
 なので、ダンジョンアタックの準備はやることが盛り沢山。パーティー編成を始め、武器や防具の作成から装備、ボーナスポイントを使用してのパラメータ強化やスキル取得、各キャラのクラスチェンジ等々、ここでの設定がその後のダンジョンアタックの成否を左右する。
 設定が終わったら、パーティーをダンジョンに送り込み、クエストのクリアを目指す。ダンジョン内は次の階への階段や敵、罠などの仕掛けが待ち構えているが、パーティーに対する行動の指示はある程度はできるものの基本的には見ているのみ。クエストの目的は大抵がダンジョンの指定された階まで到達することだが、ボスキャラの撃破や特定のパーティでの達成など様々な条件がある。また、ダンジョンの探索中に見つけたアイテムを持ち帰ることで武器や防具、アクセサリなどの合成が可能となる。

 各種設定をしたら後はほとんど見ているのみという、所謂箱庭的な作品。パラメータを設定して送り込み、その結果を見てパラメータを変更するという、PDCAサイクルを回すのが主な内容となる。序盤から大勢のキャラが登場するために、隅々まで目を向けるのは結構大変。とはいえ、各キャラの成長方向が明確なので、それを把握すればパラメータの割り振りも自ずと決まっていくかと。また、パーティーも自然とアタック特化とアイテム収集特化に分かれていくように思えた。
 ダンジョンアタックが始まったら放置でもいいのだが、直接指示できるパーティが3つまで指定できて、そのうち1つが指示可能。直接指示中のパーティーは戦闘になるとマニュアル入力する必要が出る代わりに、入手できる経験値が増えるといった特典もある。また、パーティー指定のクエストはそのパーティーを直接指示していないとボスキャラが出ないといった条件もあり、プレイヤーが操作とまではいかなくても見ていなければならない頻度は意外と高く感じられた。

 やはり、この手の間接的な操作で目的を達成していく作品は、いかにPDCAを回す場面に面白さを見出せるかであろうかと。この作品はなまじキャラ数が多いだけに準備段階での手間も多いが、それだけに結果に反映されたときの手応えも大きい。クエストの内容がダンジョンの突破と単純なため、到達度合いが階数と分かりやすく、負けても不利益がほとんどない(手持ちのアイテムが多少失われる程度)辺りの気軽さは良い感じ。一方で、パラメータやクラス、スキルによる各キャラの強化にパーティー編成、アイテムの合成、成長など、やりこみ要素は今から底が見えない気がしている。
 物語はいつものコココソフトの流れを踏襲。緑風信仰会やルーミアさんなどおなじみのキャラ達も登場して、一連の作品のファンとしてはまた全力でしょうもない騒動が繰り広げられるのかと期待してしまう。過去作を未プレイのプレイヤー向けに、「さくやさんクライシス」Exパッチ適応済みが同梱されているのはとても良い配慮であると感じた次第。


氷室 万寿 |MAIL
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