サイン

私には「踏み絵映画」と呼ぶものが二作品あって、
この二作品をともに「大好き!」といってもらえると、
おもわずハグ+場合(相手?)によってはキスの嵐〜になりかねないほど「感性の一致」を感じてしまいます。
好きな映画は数あれど、私にとっての「感性をはかることのできるリトマス試験紙的映画」であるこれらの作品を監督したのはM・ナイト・シャマラン。
ということでこの2作品とは「シックス・センス」と「アンブレイカル」。

「シックス・センス」では心霊現象。
「アンブレイカブル」では超能力。。。。とくれば、次はたしかに「超常現象」これしかない。
でもね・・どれも表面的なものの下に隠された大きなテーマがシャマラン映画にはあるんです。
とくに「アンブレイカブル」では「人間の生きている存在意義」を問いかけられ、ラストでは私は涙がとまりませんでした・・・ただ、それを感じることがないのであればただの「超人」映画だったでしょうし、どうしようもない駄作だったと思います。
(「シックスセンス」の「死んでたんかい!」の大どんでんがえしがあまりにも強烈で、映画を見るほうが意外な結末を期待しすぎてしまうことこそが不幸なのかもしれないんですけれど〜)

とはいえ、これほどストレートに「超常現象」をあつかってくるとはさが、シャマラン監督。
そして、その下にかくされたものもさすがシャマラン監督。

でも、今回も「アンブレイカブル」の時と同様、あの宣伝のしかたではこの映画の表面的なものだけが前面にですぎて「「今年最大の駄作!」のレッテルが(また)貼られてしまうのではないかと心配で心配で。。。
大切なのは「超常現象」などではなく、ましてや「○○人」でもく・・・・大切なものを失って神を信じることができなくなった主人公グラハムが「サイン」の意味を知ることで、運命の意味をもしり信仰を取り戻すこと。
「超常現象」や「○○人」などはそれを導くための小道具のひとつにすぎないのであってどんなふうにせめてくるかとか、その風貌なんてどうでもいいことなんだと思います。
それに加えて・・
おびえる子供たちにきかせる出生時の様子や、息子を抱きかかえて励ますシーンなどにはぐぐぐっ。世のおとうさんたち見習いなさい〜です。

個人的にはホアキンの奇跡を信じる理由がつぼにはまりましたけれど((笑))・・・・

アメリカでは今回この映画は大ヒットを記録しているとのことなので、まずは一安心ですが、日本でもひとりでも多くのひとが「奥にひそむテーマ」に気がついてくれることをひっそりと願う私です。

あ!でも今回も翻訳した方にひとこといいたい!(そう、あの彼女〜)
この映画のキーポイントとなる「see」が「見て」と訳されていましたけど・・・・・・・そのまんまやん。 
このおかげでラストシーンを理解するのにすこし時間がかかってしまって、「see」の他の意味を思い出すことでやっと線がつながりました。
いやいや・・・「see」って深いです・・・英語もっと勉強しよっと(汗)

もうひとこと・・・

シャマラン監督・・あなた・・・出過ぎです。おまけに一作ごとに出番と役の重要性がましてるし・・・
・・・・・・次は主役?(笑))








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MOVIX 2003.9.21


2002年09月23日(月)



 サイン(追加)

以前
「IQを試すような映画はいやあぁ〜」と書きましたが・・・(@メメント)
シャマラン映画ってもしかしたらEQを試す映画なのかも・・・と思ったわけです。

・・・それはそれでたしかにいや・・・かも。

もひとつ追加で・・・

よく考えてみれば、この「サイン」は裏「インディペンデンスデイ」ともいえる映画で、ごくごく限られた情報の中で、1つの家族しか出てこない。
その一家族の再生の物語。
外の世界ではどんぱち空中戦をやっていたり
ちょっと目の間の感覚が広い男性がぼやきながら宇宙人をかついで砂漠を歩いてるかもしれない・・・・
そんな外の世界を一切遮断しての「家族」だけの宇宙戦争はぢつはこういう形だったり・・・というのも監督の狙いなのかしらん。

はっ・・いけないわ、昨日「○○人映画」ではない〜といったところなのに
○○人について語ってしまいました。

とにかく・・・いつもつっこみっぱなしの私が言うのもなんですが、
これはつっこみ映画・・・ではなく癒し、癒される映画・・・なんですぅ。

しつこいですか?(汗)







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2002年09月24日(火)



 バガーヴァンスの伝説

はじまって10分で話の展開は読め、30分で結末も予想でき、
2時間後には裏切ることなくエンディングを迎えました(あはは)

でも、それは決してつまらない展開ではなく、
「うんうん、そうよねぇ〜」などとなっとくしながら
はにかんじゃったり、悩んじゃったりするマット@ジミー大西君がちょっとかっこよくみえちゃったりしたのは私の目の錯覚などではなく、
監督であるR・レッドフォードの腕だったりするんでしょうねぇ〜
腕というか、センスというかこの方の映像(景色)の美しさは眠気をさそいさえするほどのもの(日本語おかしいけれどほめてます)

おとぎ話を1ページ1ページめくっていくような感覚のゆったりした映画。

つかれたときにはこういう映画がお勧めです(ねちゃだめよ)







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2002年09月28日(土)



 タイムマシン

たしか私は“火曜日恒例レンタルビデオ全品190円の日!”
に『タイムマシン』を借りたはずなのに・・・

途中まではたしかに『タイムマシン』だったのに、なぜか後半60分で
突然『猿の惑星』になってたのは・・・・


う〜ん謎。


そおかぁ〜前半のガイ・ピーアスが妙に猿顔だったのは後半の複線?!


そう考えれば納得納得。








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2003年01月21日(火)



 ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

いやぁ・・・死ぬかと思いました。

3時間超という間に何人をトイレ(断定)へと見送ったことでしょう。
とんでもない映画(例:バトルフィールドアース)以外エンドタイトルが終了するまで席は立たない・・・と決めている私でしたが、
今日こそは主義に反する寸前1センチ状態。
腹痛まで起こしかけましたが・・・なんとか完鑑賞。(そんな努力の甲斐なくエンドタイトル後はふつ〜の吹き替え声優さん紹介で終了)

ま、そんなこんなな3時間を過ごしたわけですが。

思えば1作目でもそれはうすうす感じつつ・・・
けれどそこはそれ、1作目は「“あの"翻訳」で見てしまったせいで「もしかしたら」そのよさの半分以上わからずにいたのかも〜
などと思い込むようにしていたのよ。

しかぁし

『肌にあわない』

この一言につきた映画でした(涙)

なにがって?

・・・・

どよ〜〜〜〜〜〜〜んとした空気が全編通して、おまけに薄気味悪ささえあったりして、2作目は1作目よりも、よりその感が多くもりこまれていて、そりゃもう〜てんこ盛り状態。

今回の目玉『砦の戦闘』も「情けはかけるな、殺せ!」とか、
「戦うほか道はない」のアラゴルンの言葉が時節柄みょ〜に悲しく感じてしまった私。そりゃ、オーク「完全な悪」としての存在として描かれているんだからしょうがないんでしょうが、やりきれまへん。

そんじょそこらの映画より暴力的・・・であったと感じる私は
きっとふぁんたじ〜な世界失格なのでしょう。

ま、一番のりきれなかった点は・・・

『好みの俳優欠如』

という点だったのかも?

(レゴラス以外のエルフがみ〜んな馬ズラだったとか・・・
唯一の好み顔のアラゴルンがリアルに汚すぎたとか・・・)

ファンの方にはもうしわけないけれど・・・

3作目にはぜひオリエンタルな美形をひとつ・・・

と、お願いしたい今日この頃 (違)))
 






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2003年03月06日(木)



 発見。。。

マトリックス最終章公開15時間前にやっとこの日記にたどり着きました。
削除されていなくて涙・・・

2003年11月05日(水)



 オーシャン・オブ・ファイアー

おひさしぶりです・・・

なんとかほそぼそ続けていきたいこの映画日記。。。
体も心もぼ〜ろぼろ状態で気力がなく・・・
家出中に見た映画ということで・・・
題名だけでも・・ということでごめんなさい。

見た日2004/4/19



2004年05月04日(火)
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