2004年09月08日(水) [北海道★着物旅〜その4:函館・台風直撃〜]
|
朝方、台風直撃の函館では物音で目が覚めました。 えみんこがとまっていたのはホテルの10階です。 それでもしつこく7時まで寝ていて、目が覚めてから「台風情報を」とテレビをつけたら勧進の情報をみる直前に停電が!!
最初は「停電なんて久々だなあ〜」とのんびり構えていましたが 水が使えない事に途中で気がつきました。 トイレの水も使えないってこと!! 衝撃です。
とりあえず冷水ポットの水で顔面を拭いて、洋服に着替え3階にある食堂へ暗い階段を伝って降りていきます。 とりあえず、朝食バイキングは食べられました。 その間にも、外をトタンが舞ったり、発泡スチロールが舞ったりしていて窓際は危険極まりないです。 食堂も予備電源でか薄暗いのですが、前述の理由で窓際へは近寄りたくありません。
食事後は3階から10階まで階段をあがります(今思えばよく筋肉痛にならなかった)。 荷物をまとめて、とりあえずトイレの使えるところへの脱出を試みます。 重たい荷物を引きずって1階まではつらいなあ、と思っていたら仲居さんに従業員用エレベータを紹介してもらい、助かりました。
実は車も運命のいたずらか、私たちは幸運で前日車庫にいれたときも、夜は自分達の車で函館山へ行く気だった(あとで、マイカー規制と地元の観光バスを知ったのでそちらへしたけど、この時点ではそのつもりでいた)ので、そのホテルの立体駐車場へはいれずに、路面に面したところに置かして貰っていたのです(しかもうまい具合に、風の影響を受けやすい端っこではなく真ん中であった)。 もし、立体へ入れていたら電気系統がだめになっていたので車をだせないでいたことでしょう。あぶなかった。
まだ、風が強い中太平洋側の波の高い海岸線を赤レンガ倉庫郡へ。ここはショッピングモールになっているので大丈夫だろうと踏んでいたのだけど、「台風のため休業」 ありえない。観光地でありながら。。。
行く途中でも、トタンが飛んで道端にあったり、えみんこがかかえられないような大木が何本も根元から抜けて倒れていたり。。。 他の地区でも電線が切れたらしく信号機も止まっていました。
とくに函館は路面電車も走っている上に独自の北海道ルール的走り方で、しかも信号がないなんて! 死にそうです。 ラジオも前日までは聞こえていたのに、今日は地元の「FMいるか」しか聞こえません。 でも、実際に車で走っているえみんこ達の方が情報を持ってるぐらいでした。今すぐにでも被災地レポートできます。 (FMいるかでも車で街中へ出てレポートしていたけど、視聴者からのメールとFAXもFM局で見られない状況だったのです。) 写真も報道写真みたいなのばっかり撮ってましたし。
で、結局赤レンガでは時間をつぶせず、五稜郭側のラーメン「あじさい」も休業。 なんとしても函館ラーメンの食べたかった3名(とくにN子が暮らしていた和歌山市内のアパートからは和歌山ラーメンの名店が側だったので、対決したかったのだろう)。 えみんこがカーナビ&グルメ本(ちなみに自分では一冊も持参しなかった)で見た結果、「一文字」の2号店が泊まっていた湯の川温泉のすぐ側に!! なんども道をまちがえながらたどり着いたお店は、奇跡的に営業していました。
おお!神よ。
えみんこが頼んだのはえびわんたん塩味にバターコーントッピングで。というもの。
涙が出そうにおいしかったです。
なにしろ、朝から恐慌状態でしたので。 実際に味がどうっていのは覚えていられないけど「おいしい」と思ったことは覚えているものよね。 今度函館に行ったら、また立ち寄りたいです「一文字」さん。ありがとう。
その後、トラピスチヌへ行ってロザリオを買うか買うまいかしばし逡巡する。
実は、最初赤レンガ行く前に空港へ行って、今日の便が飛ぶか確認していたのです。 トラピスチヌの後、関西空港へ飛ぶためN子は帰ってゆきました。
えみんこもモトミコも函館の町(路面電車とナゾの北海道ルール。地面には台風で飛ばされた何か。信号は止まってる)を運転する気力もテクもなく車を返して、バスで再び市内へ。 路面電車で、坂へ。 チャーミーグリーンのCMで使われた八幡坂を上り、 我らが亀■○一郎先生の生誕碑&生誕家へ。
なにしろえみんこは亀■○一郎先生の「大和古寺風物誌」で奈良の学校を受験した高校生でしたからね! 今の高校生は読まないかなあ、○井勝○郎。
もちろん、モトミコもN子も「○井勝一○」の名前を聞いて燃える人生を歩んでますよ。
そんなわけで、石碑の前ではしゃいで写真を撮る妙齢の女が二人。 何やら遠巻きに人がいます。すいません、二人で石碑を占拠してて。。。 と謝りそうになりましたが、なんてことない。 その石碑の裏に電柱が倒れていて、しかもトタンが2台の赤い車の屋根をキレイにつぶしていたのでした。 その映像のインパクトに人が寄ってきていたのでした。
その後も、台風一過の青空の下、元町公園を通り称名寺で土方歳三の供養碑を拝んで、北方民族資料館と文学館を堪能して、函館駅前の地元デパートの地下で夕飯をゲットして、空港でもお土産を購入して帰ってきました。 家についたのは夜10時半過ぎ。
貴重な被災体験を含む旅は終わりました。
教訓:被災袋とラジオは用意しておこう!!
以上 |
|