つぶやきダイアリー
だってこの一日はやっぱり一度しかないのですから。。
明日があるさとは言っても書けるときに書こう!
それでは、私の日常大暴露大会。

2004年07月12日(月)

朝つゆに
雨あがり
みどりの葉の上
花がひとりでに
ひらいてゆくように
しぜんに恋したい・・・

私に戻る雨



2004年07月10日(土) 愛をもとめるとき

失うのがこわいなら
手放してしまえばいい
不安になるくらいなら
自分にもどる方がいい

うしなうものなんて
何もないはず

愛することは
しがみつくことじゃなくて
自分にかえること

生きてるのは同じだから
あなたも
わたしも



2004年07月01日(木) 屋島の杜で

すみわたる・・
遠い日のかげが

とおいまち
もりのなか
とりがなく

とりは同じ
むしも同じ
ただ ないて・・・
ただ ないて・・・

だから ひとは
かなしいことがあると
森へくるのね



2004年06月30日(水) 四国へのバス

どこか
遠くを見てる
人たちを乗せ
バスは走る
闇をぬけて

あいいろの空
ひかりの中を
ゆれて ゆれて
見知らぬ街へ

いとしい人が
もっといとしくなるのは
こんな瞬間
旅に出る瞬間



2004年06月24日(木) 竜の木

幼い日の
はじめての海
はじめての波
青い 青い
すいこまれそうな海

海からあがって さんぽ道
竜神さまの 住むという道
小さな 竜の木に出会った

何かを語りかけてくるような
細い道の中で
待っているような

心のどこか深いところで
つながっている
そんな気がした



2004年06月23日(水) 夕暮れの磯で

こんな風に
足を、波にひたして
遠くばかり見てた
小さい頃と同じ
舟虫が、岩かげから見てる

さざ波を
はだしにひたして
できる さざ波の輪っかを見てる
幾重にも幾重にも広がって
私の心のように広がって

私、いつのまに
こんな 大人になったの



2004年06月10日(木) かげろうの海辺

よせてはかえす
波の音
とおいむかしの
きおくをはこぶ

私は貝殻
手にとって
うずまきもようを
ながめてる

このままで―
ずっと少女のままで
いられると
思ってた

遠い夏の日


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