つめたくなった おばあちゃんの ほほにふれて はじめて 生きていることを 知った
ここにいて涙して 想い出を話して 放心して はじめて いろんな人たちは 生きていることを 知った
おばあちゃん 一人だけ 横たわってる
いつかみんな こんなふうに 横たわるんだ 花にかこまれて
そのことを 知っている人は どのくらい いるんだろう みんな わかってるんだ 心のどこかでは― でも 悲しむ。 かえってゆくことを。
今の この ともしびを 私たち かみしめる。
何年生きていても 太陽はおともだち
何歳になっても 月はふるさと
「大人になったら 大人らしく」 っていうけど 大人って何?
私たち皆地球の子供たち 人間という生命体
うまれてからしぬまでの間 心臓がうごいて わらって ないて そして土にかえるの
木々のように 花のように 鳥のように。
あの雲に― なって 空を飛んでゆけたら―
この胸にひそむ すべての想いも― すべての苦しみも― いっしょに流れ去り 消えてゆくのでしょうか
ただ それだけを 望んでいます―
幻想的なものが好きです だから 夜、街灯がちらちらひとつだけの中に 雪が降ってふりつもってゆくのも 好きです けしきをぬりかえてしまうのがすきです
それから、青い空に 雲がつぎつぎに形を変えてゆくのも 好きです この間は、ハート型にくりぬかれた雲をみました ハート型は、少しづつ形を変えて また、雲と一緒にながれてゆきました
夕暮れに空の色があいいろに変わって そこにカーンとまるい月がでてるのも好きです どうどうと顔をあげてこっちをみてるような 金色です とうめいでどこまでも透き通った 大きな大きな円です
そんなものたちを見てしまったら 私は、もう心うばわれて この人ごみの中にたたずんでいる自分が 自分でないような 信じられないような きもちになるのです 私が人の中に人としていることが 不思議でならないのです
猫のような瞳の女の子をみると どきどきしてしまいます
私の心の中を 知られてしまうような気がして
私の心の中を すべて知ってくれるような気がして
心の奥の奥のほうから まっすぐに地面に立っているような 女の子をみると すいこまれてしまいます
私が置いてきてしまった何かを その薄い薄い絹の心の糸を いっしょにつむいでくれる気がして 二人だけにわかるひみつの世界を 知ってくれる気がして
どきどきしてしまいます
だいじょうぶ。 あなたはひとつの 宇宙だから だいじょうぶ。 あなたはひとりの 神様だから 何を言われても 何が起こっても・・
(それはあなたを守る 大いなる存在からのメッセージ)
つよく生きなさい やわらかな 花のように
夢を見ました 猫の国に行った夢 それはロッキー山脈の近くにあった 白い猫王様は立派な服を着てた 近所の仲のいい猫もいました ふわふわ・・・あったかい。 お願いです どうか このまま猫の国に居させてください
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