奄美大島のしまうたを唄う、朝崎郁恵さんのライブを聴きに、新百合ヶ丘へ。ピアノの永田茂さんのアレンジで、CD「詩島−うたじま−」を出されており、奄美の血をひく友人いのりさんとご一緒した。
ピアノと三線とたいこで聴く奄美のうたは、それは新鮮で、せつなく
また、心の深くからわきあがるような感情をつれてきてくれる。
凝縮された心の世界を感じた。私もライブで奄美の民謡をかならずや
うたいたい、と思った。

「うたじま」のHP
http://www.amanmsc.jp/menu1.html

コカリナの中村さんと話していて、ピアノとコカリナで一緒に演奏することになった。阿佐ヶ谷のヴィオロンという喫茶店で、１１月に出られることになった。アイルランドやしまうたを、ピアノとコカリナでやろう。楽しみ。そして、夜は映画をつくるという友達と、池袋でうちあわせ。５分一本勝負の映画に音楽をつけることになった。何でも、「エリック・サティがもしブルース進行で曲をつくったらどうなるか」というテーマで作ることになるらしい。うーん・これも楽しみ！！

大崎のアイリッシュ・パブ、シャノンズで、最近友人になったバンド「アルタイル」の演奏を月に１度やっていると聴き、また最後にはアイリッシュセッションができるということで、マンドリンを片手に出かけていった。　アイルランドから本場のミュージシャンの方がきていてフィドルを弾いていた。私も後半、マンドリンでそろそろと弾いた。知っている曲のときは嬉しかった。そして、なぜかアイリッシュ音楽を覚えてやりたい・という闘志がわいてきた。来月までにちょっと覚えて、また１１．２に行こうと思う。

従妹のウサコと、原宿へ。エレファント・カフェという、アジアン・レストランで食事をした。従業員の人が親切で、私たちがいろいろちょっかい出して話しかけたら、照れてしまって、スプーンとフォークを持ってくるのを忘れていた（笑）。素敵。また行こう。

一泊だけ、故郷の前橋へ戻って、ひさしぶりに実家のあたたかい、栗ご飯を食べた。うーん…昔に戻ったみたい。猫も皆元気だった。ぜったい、猫には長生きしてもらいたい。
祖母といろいろと話した。自分の部屋のベッドで眠ると、高校生に戻った気持がする。こうして、前橋の星空を見上げて、思いをはせて、眠ったんだ…あのときの思いを、東京にいる今、忘れてはいけないのだ。そういうことを、きちんと考えられるから、実家に帰るのは、最近好きだ。これから、帰れるときは必ず、ちゃんと帰ろう、と思った。

近所を散歩したら、「私は人の世界にいきてる」っていうことを少し実感した。というのは、人が歩いているのを見ていたら、ちょっと、猫が歩いているのを見ているような感覚におそわれて、そして、人も猫も同じ生き物であり、愛すべき存在なのだ、というようなことを思ったのだ。人は暮らすために、家を自分たちでつくって、ご飯や生活に必要なものを、他の人に提供するために、お店を出したりして、人の役にたってお金をもらって自分もご飯をかって、というように、集まりをつくって生活しているんだ・っていうようなことを思って、街の人たちがいとおしくなった。

一日目はねむっておりました！