昨日のことになるんだけど、俺の母校のオープンキャンパスに高一の長男が行ってきた。
大学時代、法学部だったくせに、法学部からは一番遠い工学部の近くに住んでいた。
工学部の食堂には、朝、昼、晩と三食お世話になることが多かった。工学部は、ほとんどが男子学生だったので、食堂のメニューそれぞれが、他の食堂に比べて一番ボリュームがあると言われてた。味も俺にはフィットしてた。
その旨を長男にメールで伝えた。
そうしたら、何を食べたか写真付きメールが返ってきた。コミュニケーションが成立。素朴に嬉しい。
長男は、工学系に進みたいという希望を持っていて、本当の志望校は別にある。
今回のオープンキャンパスは、大学とはどんなところなのか、ということに少しでも触れる良い機会になったと思う。
その最初の場所が、俺の青春の塊があるところだったということが感慨深い。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
入院41日目。
たった41日だけど、その間、いろいろ経験し葛藤もあった。
窓の外には海が見える。
海は、闘病生活を送る俺にとって、とても大きな存在だ。
明るく晴れた日も、黒い雨雲が襲ってきたときも、いつも同じようにそこにある。夜でさえ、灯台の灯やイカ釣り漁船の光によって、そこにあることを示す。
海があることを確かめるだけで、心洗われ、たくさんのエネルギーをもらっている。
海を眺めていると、自分の悩みがいかに小さいことか、思い知る。自然の大きな営みの中で、人間の一生なんて、浜に打ち寄せる波泡といかほどの違いがあろうか。
そう思い、一人笑いをし、明日の夢を見ようと目を閉じてみるのだった。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
ドクターチームのカンファレンスがあったようだ。
今まで臍帯血移植という方向だった。でも、臍帯血移植は、俺みたいにデカイ奴には生着しにくい。体重を減らすといっても限界あるしね。
臍帯血移植は、最後の手段。
やはり、骨髄移植のほうが生存率は高い。
ダメモトで、とりあえず骨髄バンクに登録し、ドナーが現れるのを待つ方向を検討しているという。
もちろん、俺は生きたいから、生きる可能性がより高いほうがいい。
ただ、いろんな情報を知り過ぎている今、
骨髄バンクがダメだった…というときの精神的ショックに耐えられるかどうか、本当に自信ない。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
毎日やることといえば、携帯電話をイジッテばかり。
携帯サイトを見たり、モバウザーやGoogle通してPCサイトを見たりして過ごすことが多い。
ところが、建物の中で電波が安定していないので、結構イライラする。フルブラウザでもないし。
さらに、この部屋には、インターネット回線来てない。だから、PC使うんだったら、H"とかかな。でも、PCは立ち上げに時間が掛るので、今のところ使う気なし。
そこで、浮上してきたのが、ウィルコムの端末を購入すること。
病院内でドクターやナースは、PHSの端末をいつも持ち歩いている。
PHSの電波は微弱なので医療機器に悪影響を与えないかららしい。
ウィルコムのカタログを持ってきてもらい、W-ZERO3の三機種の内から選ぼうと思っている。
まだまだ先は長いので、じっくりと考えて決めようと思う。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
抗がん剤の副作用による脱毛がようやく落ち着いてきた。
10Fに移動して直後に丸刈りにしたので、それから約一月経っている。
毎日、氷嚢を覆うタオルにビッシリと1センチ程度の抜け毛が着く。ベッドのシーツにもところどころ落ちている。
それをカーペットクリーナーで処理する。
枕をコロコロ〜、シーツをコロコロ〜、布団をコロコロ〜。
今朝になってようやく、頭髪を触ってスッと抜ける毛がほとんどなくなり、落ち着いてきた。今、へばりついている毛は、次の抗がん剤の餌食になるのかな。
頭髪のほか体毛や髭も結構抜けた。なぜか、眉毛、睫毛は抜けないんだよね。
以上、脱毛報告。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
今日は長岡花火が二日目。新潟は大民謡流しがある。
夏祭り、いいよねぇ〜。
初めて長岡の花火を見に行ったのは、小学五、六年生のときだったと思う。
上越線の臨時列車が出てて、弟と二人で見に行った。長岡駅からひたすら人波が進む方向に歩いて行った。堤防にたどり着くとあまりの人の多さに、当時の俺の背では回りを見渡せなかった。大人たちの頭越しに見た長岡の大花火だった。
大人になってからは子どもたちと何回か行った。遠くで見たり超間近で見上げたり。究極は信濃川事務所の屋上で見たとき。真上で花が開くんだ。
新潟の大民謡流しには一回だけ参加した。
県庁出向二年目のとき。出向先の課長は建設省のキャリアで残一年。俺も残一年だということで、課の有志を募り、県庁の浴衣を着たのだった。
始まる前に焼き鳥屋で生ビールをあおって、浴衣に着替えて、新潟甚句と佐渡おけさを踊りまくり万代橋を渡って。終わってからは、朝までカラオケにいて。野郎ばっかりで(笑)。良い思い出だ。
今年の新潟祭りは五日(日)が花火らしい。
残念だけど、この部屋の窓は、打ち上げと反対側。
外出許可…出ないだろうなぁ。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
今、俺のお腹はうっすらとシックスパックになっている。元々、そんなにムキムキな身体じゃない。体脂肪率は10%前後の太りにくい身体だった。
腹筋もムキムキではないし、かといってプヨプヨじゃなかった。まぁまぁ普通だった。
入院してからの減量は、ほとんどが脚、それも大腿四頭筋の退化によるものだと思う。頭を上にして歩き回ることは、今の俺には無理。
腰痛予防に腹筋が大切だというので、やりはじめた。
腹筋運動は、赤血球輸血を受けたときにやっている。赤血球ないときやると危険だし。
腹筋運動のバリエーション知識は人並み以上にあるから、いろいろな角度からせめている。
そのかいあって、往診に来た皮膚科ドクターが俺の腹見てビックリしてた。寝たきり入院患者の腹じゃないって。
でも、赤血球輸血のあとじゃないとヤバイんで、明日の輸血が楽しみだ。
血が入ったら腹イジメるぜ。
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
弟がクロスワードパズル雑誌を買ってきてくれて、暇潰しの道具がパワーアップ!
早速やってみると、面白くてハマった。
サトル、ありがとう。
ところが、集中してしまい、後ろ頭が痛くなっちゃった。
更に、熱が上昇。
ドクターに言ったら、造血回復が遅れてるし、ほどほどにしろ…と。
今日も点状出血増えてるし、頭痛いし。
は、早く、ゆ、輸血を〜
ぁー
赤血球は金曜日にしか届きません。
血小板も今日はワンパックだけです。
…
おとなしく安静にしていてください。
(._.)
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
普段あまり担当にならないナース(初心者マークではないが、初心者マークに近い。)に、
独身ですか?
って、聞かれた。
点滴には、41歳○ヶ月って書いてある。
毎週木曜には妻も来ている。
当然、ナースたちはみんな知ってると思いきや、そうでもないらしい。
年齢の割に若く見られることはままあった。
だけど、今はハゲだぜ。
抗がん剤の副作用でマダラハゲ。
顔もやつれてしまい、鏡を見ると、老人とも思えるんだけどな。
それにしても、
若いですよね〜
ではなく、
独身ですか?
には、正直ビビル。
確かに、同級生男子、独身多いよ。
田舎は多いよね、独身。
ぁ。そういうことか!
田舎もんということか。
合点したよ、今。
もう一つ。
お見舞い客、多いってナースの間で話題なんですよ〜
って言われた。
この部屋から外出できないから、他の人のお見舞い客がどんななのかは分からない。
分からないから比べようもない。
でも、本日までで81名方からお出でいただいた。
これは実数だから、延べ人数にすると、もっと多い。
平日はほとんど誰も来ないことを考えると、確かに多いのかもね。
ちなみに、仕事関係の人の実績は只今ゼロ(笑)
普段、いかに趣味に生きてきた人間かがよく分かる結果だ!
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
この日記を前から読んでる人は知ってると思うけど、長女を育てるのは、俺にとって『戦い』そのものだった。
きっと、妻にとっても、他の家族にとっても、更に当の本人にとっても、それは同じだったと思う。
娘の成長に合わせ親も成長…なんて甘っちょろいもんじゃなかった。
今は落ち着いたけど。
治療計画では、HLAドナーがいなくて、臍帯血移植を行う予定になっているんだけど、
ドクターの意向もあり、長女のHLA検査もすることになった。
可能性は低いんだけど。
で、今日、長女は忙しい中、最寄りの激混み病院に行って、HLA検査をしてきてくれた。
結果は、来週くらいに直接こっちの病院に送られてくるらしい。
思えば、長女が大人になったから、HLA検査ができるわけで、これも、また運命だったんだなぁと実感している。
HLAが合う合わないに関係なく、長女がそんな歳に成長したことを素直に喜びたい。
麻里、ありがとう!
きゅっ。の日記(フルブラウザ) きゅっ。の日記(モバイル)
【Referer】
|