日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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| 2009年02月25日(水) |
「密やかな教育〈やおい・ボーイズラブ前史〉」 |
■持って行った小説があまりにも気分にあわないので昨日は何も読めなかった。今日はあきらめて別の本を手にとった。 「密やかな教育〈やおい・ボーイズラブ前史〉」石田美紀 あくまでBL前史。特に、竹宮恵子と栗本薫に焦点を当て、雑誌JUNEが読者になった一部少女達に密やかな教育を施していた、ということらしい。 私はやおいっこであってJUNE世代ではないので、少年愛に萌える(とは言わなかったんだろうと思うのですが)にもそれなりの教養が当然のように求められてる時代ってあったんだなあ…と感じた。今は、そういうのほとんど関係ないですが。
竹宮さんがインタビューで「BLのほとんどが痴話ゲーム、何かを主張する(伝える)というよりはサービスだと思います」(291頁)と発言していて、痴話ゲームの否定的なニュアンスはともかく、サービスというのは言い得て妙だと思う。 増山さんは、竹宮さんたちの方向性を決めた凄い人だとは分かるんですがインタビュー読むたびに釈然としないものを感じる。けど、表現することへの転換、ということばは考えさせられた。
あと、三島の耽美の政治性との違いとか、色々興味深かった。 読んでるとどんな素晴らしい雑誌だったんだJUNEよ!と気になって仕方がありません(笑)。国会図書館で雑誌閲覧できるかなーとか考えてる自分がいる。 栗本薫も、書くこととの向き合い方が面白いかもしれない。これまで私は最近の話しか知らなかったから「終わらないグインの大御所」ぐらいの認識しかなかったんだけど。
■エアコンのつく小部屋をおとうとが占有している場合は居間でPCを使いますが、いつも父親がTVを付けっぱなしにしているのがよろしくありません。バラエティ番組の嘘っぽいハイテンションがすごくいやだ。 で、そんなことをいやだと感じる、余裕の足りない自分がいやだ。
あ、でもるねっさーんす!の人の作り声はわりと好きかもしれない。
「退出ゲーム」 凄く面白かったー。高校ミステリ。短編集。 表題作の退出ゲーム、ちょっとやってみたいけど、観客がいることの意味みたいなものが実感わかない。
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