日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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米澤穂信「ボトルネック」読了。 こんなパラレルワールド行きたくないー。 血みどろスプラッタではなく、ただ単に「自分が生まれてなかったら(自分の代わりに別の誰かが生まれていたら)世界はどうなってたか」を垣間見る話なんですが。 評判どおり、あまりにも残酷。 そして、これも評判どおりですが、こう、気持ちが不安定な人は読まないほうがいいと思われ。 こわかった。我が身には置き換えないほうがよい。
最後の最後があんまりだ。 どちらにとっていいのかいまひとつ自信がない。主人公も逡巡してるし。 けど、「いまさら取り返しなどつくものか」だからね…ダウナーですね。
古典部シリーズしか読んでいなかったので面食らったものの、しかしこういう残酷さは古典部シリーズでも匂っていたよな、と思った。
検索ワードを見てみたら、「厩戸 可愛い OR かわいい OR 美しい OR うつくしい OR 美人 OR 麗人 OR 綺麗 OR 妖艶 OR 怪しい OR 妖しい OR あやしい OR 美形 OR 美少年 OR 魔性 OR エロ OR 細腰 OR ツンデレ OR ヤンデレ OR 淡水 OR 萌え」で飛んできた方がいたらしく、気迫を感じた。可愛いからヤンデレまで。何故か挟まっている淡水(笑)。
読了:「趣味は読書。」斉藤美奈子 読みたい本が猛烈に増えたらどうしようかと思っていましたが増えませんでした(笑)。 本そのものや読者についての分析がわりと辛口で、しかしそれが不快でなくむしろ痛快でした。 それに、批評も的確だと思う。「模倣犯」についての項目で、長くて人間関係が入り組んだ「カラマーゾフの兄弟」や「戦争と平和」なんかもミステリーとして売れるんじゃないかなーというようなことが書いてあるのですが、結局その後カラ兄もたいそう売れたし。
私は臆面もなく「趣味は読書」って言えるやつですが(他に大した趣味がないからね…)、泣ける系感動系の売り込み方にはペッペッと思う側でもあるので、読者としては善良だったり邪悪だったりです。 楽しければいいや、が基本だけどベストセラーはそれほど読まないなぁ。
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