日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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| 2007年04月18日(水) |
腐女子化っていうか。 |
杉浦由美子「腐女子化する世界 東池袋のオタク女子たち」は後半は女性の格差とかそういう話になっていました。これはこれで面白いけど、前半の内容に何度も首を傾げたので傾げ疲れた感があります。何を根拠に?と思う点が多すぎたかな…。腐れだけでなく、色んな方向にオタクというものは存在するのであって、腐女子だけを扱っている本でもないです。男の視線を必要としないというのは憧れるなー(今だって特に必要としてないけど)。ふわふわくるくる怖い爪が純粋に自分たちの好みによるものなのかよくわからないけど、セレブ男性はふわふわくるくるが好みでないというのは私にとって意外でした。どこまで真実かははっきりしませんが。 何故わたしたちがやおいに萌えるのかについては、完璧で簡潔な答えは出てこないんだと思う。人それぞれだし多分世代とかジャンルとかによっても違うんだろうなあ。女性性の否定とか覗き見とか一粒で二倍おいしいとか、説明として色々可能なんでしょうけど。 社会学の授業で恋愛とか性欲とかも学習だし構築だよ、と聞いたけど、やおいも「学習」するものだよなあと個人的には思う。(因みにその授業の補講で女性向ポルノややおいの問題を扱っていて面白かった。そして返ってきた成績が何故かえらい良くてびっくりだった)(ついでに言うと私の通う学校にいるのは女子ばっかりです)
読みかけ:「雪国」川端康成 何となく避けて通っていた作家ですがトライ。登場人物の会話の行方が読めない。文章、繊細だとは思うけど美しいかどうかは正直よくわからない。
数日かかって新書を読んでいました。結構面白かった。
「中世神話」山本ひろ子 岩波新書593 私たちが一般に知っている日本神話とはまた違った形の神話が中世には記されていたそうです。神仏習合とか本地垂迹とかそんな話。自分たちの神を格上げするためにも、神話の初めのほうで隠れてしまった神と実は同一である、と主張したりすることが行われたようです。 そういう目的があってのことなのですが、いわゆる日本神話のイメージとはちょっと毛色の違った方向性の想像は、初めて聞くものながら素敵だなあとも思いました。曲玉を空に捧げると神が化生したりするのです。 似たような名前の神様が同一の存在だったり違う存在だったり、または話によってやってることが色々と錯綜しててかなりややこしい。でもこの真偽のよくわからないごちゃごちゃしたおはなしの集合は嫌いじゃない。
そちらが終わったので、杉浦由美子の新書「腐女子化する世界」(中公新書ラクレ)を読んでいます。 まだ序盤なんですが、うーん…。 「女は男よりコミュニケーション能力が高い」と言われても、反対に「男は女よりコミュニケーション能力が高い」と言われてもいずれにしても「その根拠は?」と思います。なんでそこまで言い切れるんだ?
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