度々旅
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まったく年末気分なく、あれよあれよと12月は過ぎていきました。今年提出のはずだった論文、けれど夏くらいから今年は無理だなと思っていた論文、こんな大きなことをやり残しているのだから、一年の終わりがやってきたなんて実感がないわけです。 今年は、自分が置かれる環境の特別な変化はなかったものの、嫌なことばかりで、途中投げ出しそうになったけれど、投げ出せるはずもなく、後半はひたすら早く今年が終わってくれればいい、もう何もないで欲しいという気分ですごしておりました。 1月に祖父が倒れ、2月に食あたりになり、3月にクビがムチ打ち状態になり、4月に肺に影があると脅され、5月にパソコンの調子がおかしくなり、6月7月は鬱状態で、8月に5月に買ったラジカセが壊れ、9月に完全にパソコンが壊れ10月にぎっくり腰・・・・・・。 本当にひどかった。けれど、どうやらあたしの仲良しさんはそういう人が多かったらしく、裏厄年でもあるんでないかと思った。 とにもかくにも、なんとか無事に年を越えることができそうで、安心でございます。そして、だいぶサボり気味であったこの日記。お付き合いして下さいましてありがとうございます。 皆様にとって、来年が素敵な一年になりますように。そして、私はせめて今年よりよい年一年でありますように。
♪一足早めにHPのトップをお正月のご挨拶に更新 更新もこれまた久しぶり。
実家で犬の散歩に土手を歩く。幼き頃、小学校の校庭はとても広く感じたが、今みるとそれ程広くない。そういうものがたくさんある。そういうものの中で、この土手だけは相変わらず広いままだ。大きいままだ。あたしの原風景はこれだと毎回思う。 祖父は、もう私のことを認識することができない。現在の施設は、ほったらかしにしておく場所なので、父母が毎日通って車椅子を使って体を動かせている。その甲斐あって、車椅子に腰掛けながら、足で車椅子を漕ぐように前進するようになった。やっぱり、声をかけ、甘えさせず、動くようにさせるのはよいのだなと。食欲は旺盛。もりもり食べている。動いている姿や、食べている様子はぜんまい仕掛けの人形のように見えなくもない。 クリスマスプレゼントにあげた靴下を、食べものと間違えて口にしようとしていた。それさえ、もうかわいく見える。3度くらい、「じいちゃん、クリスマスプレゼントだよ」と渡しては、袋を開けさせた。毎度反応が異なり、時々やけにクリアになり、少しの笑顔を見れた。 施設にいる年寄りは、預けたまま、まったく家族が来ない人もいる。父母は、そんな年寄りみんなに声をかけて、「〜さん元気?」なんて話しかけている。祖母も見てきたので、父も母も呆け老人との付き合いは慣れたものだ。壊れた人間を、人間としての優しさをもって接することができる父と母をみて、自分もああなりたいものだなと思った。 祖父の爪の色はとても綺麗な色をしていた。
久しぶりに浅草へ。行く途中に、電車で見栄春発見。サングラスをかけていて誰も気付いていないが、紛れもなく見栄春だった。 浅草で、今まで見たどの店よりもタイっぽいタイ料理店を発見。店頭に並んでいた豚の皮のお菓子を買う。揚げたてではないので、期待していた程の美味ではなく、ちょっとがっっかり。浅草寺は、結構な人手。仲見世でおもちゃ屋を覗いていたら、知らないおばさんに「私たちの頃はこんなかわいい絵はなかったわぁ〜」などといつもの通り話しかけられる。相変わらず、人に話しかけられやすい。おばさんは何を言っているのかわからなかったけれど、とにかく何かを「お母さんに聞いてみてごらん」と言っていた。友人曰く、あたしがにやついているから声を掛けられやすいとのことなのだが、果たしてそうなのだろうか。。。 で、もう年末だというのにおみくじを引いたらですよ。「今までの悪いことは全部流れてすっきりする」みたいなことが書いてあるじゃないですか。本当に今年の悪運は消えていったんだな。これで。きっと。異様に嬉しいお言葉でした。その後、川沿いの通称「うんこビル」を眺め、時間になったので予約していたロシア料理店へ。父と母と何度か行っていたが、親なしでは初めて。少しばかり緊張。横に座っていたカップルの話を盗み聞きしながら食事。おいしゅう戴きました。 その後は、上野でございます。ほんと、浅草上野は、庭みたいなものなのだったのだけれど、長いこと行ってなかっただけに、やけに楽しい。アジア旅行気分のわくわく感がある。博物館なんて、もう10年以上来ていなかったな。それにしてもだ。一応、クリスマスお出かけのはずなのに、どこにもクリスマスはない。かろうじて、おじいちゃんへのプレゼントを買うべく入った店がクリスマスだったくらいだった。 そういえば、一つショックが。上野にあるポルノ映画館。忍ばすの傍にあるのだけれど、新しくなっていた。入り口が二つに分かれていて、右が普通の映画、左がポルノ映画への入り口だ。なんだか、ラボホテルの入り口みたく、中が見えないかんじのつくりになっている。昔はその映画館のある細道に、子供は見てはいけないような文字やら写真のポスターがたくさん貼ってあり、なんだここはぁぁぁと思っていたが、それらのポスターはなくなっていた。なんか、寂しい。あの道を、親と通るときの気まずさがなんだか懐かしい。
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