度々旅
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深夜、降りだした雪。朝になったら、積もってた。
わくわく。
でも、今日がお出かけの日と気付き、困った。
家から出たくない。
外からは、チェーンを巻いたタイヤの音が聞こえる。
テレビをつけたら、音がザーっていっていた。
アンテナ曲がった?
わくわく。わくわく
邦画を観ている時に特に思うのだけれど、映画の音って好き。テレビの音は、なんとなくとんがっているようなかんじ。そして、生活音が消されているような。でも、映画は、そういう無駄な音というか、ちょっとした音が、とても素敵に聞こえる。そして、曇ったようなその音は、心地良い。
部屋の中で、一つ一つ自分の立てる音に耳を傾けてみる。ビールの缶を空ける音が、大好きなことに気付く。物をテーブルに置く音も物によってちがくて、コップを置いてみたり、鍵を置いてみたり、本を置いてみたり、ちょっと楽しくなる。
そう、意識をすれば邦画のような世界は、非常に身近なもので、あんな音や情景は沢山溢れていて、あまりにも近すぎて、気付かずに過ごしている。それを、映画を観ることによって思い出す。変な話だ。
自分の視界を、映画のスクリーンと思ってみると、これが案外楽しくて、鼻をかんでゴミ箱に投げたティッシュが、ゴミ箱に入らずに落ちているとか、こんがらがった髪の毛をとかしているブラシとか、石鹸を泡立てている手とか、一つ一つが魅力的な構図に見えた。
友人が余っているチケットがあるということで、武道館に全日のプロレスを見に行きました。おおおおお。女子と違って、音がすごいのね。パシン、パシン!と。痛くないのでしょうか?いろいろ不思議な気持ちになりました。大きな声では言えませんが、どこまで本当なのでしょうか?みんな、どういう気持ちで盛り上がっているのでしょうか。やっぱり、日々東スポとか読んでいないと、面白さを楽しめないのでしょうか。奥が深い、エンターテイメントなのでしょうか。頭を悩ませてしまいました。
そんな帰り、新宿で思い出横丁。。いや、しょんべん横丁へ。焼き鳥横丁にあるお店には行ったことがあったのだけど、しょんべん横丁は、いつも入りたいなと思いつつ、あの道を歩くだけでありました。よって、今日は念願の横丁体験だったわけであります。
あの適当さ、食べ物の安さを臭さ。心地良すぎ。あ〜、きっと私は、ここの横丁の店に入ってしまったら、帰ってこれないのではないかと思っていましたが、案の定そうなりそう。これ以上、新宿で新たなお店を探す気がうせました。
いつもならば、値段を気にして飲む私も、今日ばかりは、何も考えず、がしがし食べ、飲んでおりました。サービスでもらった魚の煮こごりは、うんまかったな。好物アシタバのてんぷらもうんまかった。帰りには、なぜかおにぎりを厨房にいるお兄さんから土産で持たされ、ふらふら帰ってまいりました。ありがとうよ。しかし、やっぱり魚は臭かったな。
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