度々旅
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2002年12月05日(木) 笑われ者

 入学?入院?してやっと、仲間達と打ち解けてきたようだ。お金もないこともあり、あまり皆と食事をしていなかったのだが、少しだけでも行き始めた。去年から一緒に学んでいる友人とは、2人で会話することも多く、彼から色々な情報を聞くことが多かった。どうも、彼とは波長があっていたようで、同じ笑いの感覚をもっていた。

 皆で食事に行くと、その彼が中心になって笑いが起きていた。入学したての頃は、特に話題もなく、結局「何研究しているんですか?」が挨拶代わりだった。それが、段々研究とは離れた会話が出来るようになってきた。皆のそういう部分を引き出している、彼の存在は大きいなとおもった。そして彼に感謝した。

 それにしても、彼も私も互いに、「やるな。こいつ」と笑いに関して思っていた。その彼にしては、無難な笑いのとり方だったので、油をがしがし注いでいた。いつもは回りのひきを見ている彼も、油を注がれるものだから、ヒートアップ。ひゃっほ〜い!ってな具合。その結果、私達は、変わり者の烙印、いや勲章を戴いた。

 あれ。院生になったのだから、ちょいとそういう部分は控えて生きていこうと思っていたのに。ちょっと、嬉しいような、やっぱりあたしは笑われ者?とちょいと不安になるのでした。


2002年12月04日(水)

 学校内に、いちょう並木があるとは知らなんだ。

 何度も何度も歩いた道なのに、それがいちょう並木であることをまったく意識したことがなかった。

 テレビで、いちょう並木を見て、良いなぁ。うちの学校にも欲しいなぁと思っていたら、実はあった。

 何度も見ていたのに、意識していないと、記憶として残っていないものだな。

 そういえば、学校内のその道を思い出すとき、なんとなく黄色いイメージがあったのは、そういうわけだったのか。


2002年12月02日(月) 大きな利益・小さな被害

 世の中には合理的に割り切れないことが多々ある。道路公団のニュースを見るたびに感じること。政治家が吠えている姿を見ると、どうせ自己利益のために反対しているのだろうと勝手に思ってしまうが、反対と唱える市民団体などは、決してそういうわけでもないだろう。少なくとも、金銭的な利益のために、反対しているわけではないだろう。

 ロシアでテロがあった時のプーチンの決断に対して、ロシア国民は大方賛成であった。アメリカでテロが起きたとき、飛行機の一つがホワイトハウスに向かっているという情報が流れた。その時、政府はその民間機を打ち落とそうとしていたという話もある。イラクに関しては、アメリカは何度かフセイン暗殺に失敗している。

 何かの重さと何かの重さを測るのは難しい。被害の大きさを比べて、決断をする。そこに犠牲が生まれる。道路や新幹線に関しては、殺人という直接的なことではないが、地元民や、公共事業から仕事をもらっている業者にとっては、大問題であって、数字で割り切れないものがある。

 それぞれの個人は、やっぱり自分がかわいい。自己利益が一番大切に違いない。少なくとも、私は日本経済の危機といわれ、もう危ないんだと言われても実感はなく、自分に関わる税金が上がることに対し反対を唱えたく思う。しかし、自分が国の中枢に関わる人間だったり、それぞれの共同体で責任をとるべき立場の人間だったならばそれではいけない。割り切ることが必要だ。その時に考えるのは、その共同体の、最大の利益を念頭に置くのか、最小の被害を念頭に置くのか。どちらかだ。

 さて、道路に関してのこと。この場合は、もう最大の利益を念頭に置いている場合ではないのではないだろうか。もう、最小の被害を考えて、これ以上被害を拡大しないことが一番なのではないだろうか。大きな利益を生むためには、つまり国全体に高速道路が通り、便利になるというのは、もう無理なのではないだろうか。大きな利益を生むためには、それなりの体力が必要だ。しかし、もうその体力はない。これ以上被害を増やさない。そういうネガティブな決断が求められるときがあっても良いのではなかろうか。


こげんき |MAILBBS

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