2015年09月07日(月)ポトスライムの舟
天気悪いね〜…。自然とメンタルも落ちるな。
仕事辞めたい病は相変わらず。

そのせいか津村記久子の本を食い入るように読んでしまっている。
読めば読むほど人間としての”質”が似ていると実感してしまう。

”薄給”が故に自分を追い込んでスパイラルにハマる感じ。
カネがないから働いて金が無いから使わないように隙間を埋めて
その余裕のなさから更に余裕を無くしていくかんじ。
「わかるわーわかるわー」と実感しながら読んだ「ポトスライムの舟」

この作品が芥川賞を取るような時代に適齢期だった私達が
晩婚になるのは無理ないよな〜と他人ごとのように思ったわ。

日雇い、派遣、非正規雇用者…。
正社員になって5年以上経っているけど未だに感覚は抜けない。
請負で賞与もない会社だからなのか、未だに正社員という気はしないし
”薄給”という感覚も抜けていない。それなのに責任だけは正社員を求められる。

最近、自社の仕事が苦しくてしょうがない。
報告書にしても何にしても。

自社で、新人向けの資料を作るチームにさせられたんだけど、その仕事も苦しくして仕方ない。
はっきりいってくだらねぇって思ってしまう。
結局、マニュアルなんて作ったって教える人によって結局はムラができるに決まってる。
うちの会社には仕事を教えるタイプの人間がいない。暴君女子にしろ。
ITの人間って、人を思いやれるタイプが極端に少ない。サービス精神というか。

パイセンがひと言「そういうのを人材不足って言うんだよ」と言っていた。

そういうのをひっくるめてもうパソコンの仕事はいいかな〜って思う。
ごく普通の職場でパソコンに詳しい人のポジションで丁度いい。

なんか、もうちょっと温かみのある仕事がしたいな。
接客とは言わないけど、人のために何か生み出せるような。消費じゃなくて…。

私にはいったい何が出来るんでしょうか、はぁ。
2015年09月06日(日)ケジメなさい
久しぶりに12時前に寝て、起きたら9時半だった。10時間近く寝たのか…。

金曜の夜はパイセンが来たんだけど
先週から風邪を引いていたので無理させたくなかったんだけど
葛根湯を飲んでまでうちに来てくれた。

それにしても長引くな…。風邪薬を飲まないせいとはいえ。
先週うちにきて「風邪引いたかも」と言っていたので1週間治らないことになる。
薬を飲ませようとしたら「薬飲まないから」と拒否されたけど
今回ばかりは素直に飲んでくれた。まったくもう。。。
帰りに薬の眠気でSAで休憩したそうだけど。若くないだけに心配だわ。

「もう若くないんだから気をつけてよー」と電話で言ったら
「なんだとー!聞き捨てならないな!」と言ってたけど実際オッサンだし…。

でもオッサンならではの優しさがうれしい時もある。
一緒にシャワーを浴びた時とか、大雑把なので身体をちゃんと拭かないんだけど
「まだ濡れてるじゃん。しっかり拭けよー。ほら脚!」と身体を拭いてくれる。
つくづくお父さんみたい。
私には父親が居なかったから新鮮で嬉しい。
仕事の愚痴にも偉そうなことを言うわけでもなく付き合ってくれるし。
いつも愚痴ばっかで申し訳ないと思いつつ話しやすいのでつい愚痴ってしまう。

本当は、慣れない仕事であっちのほうが大変なんだろうけど。
職場の人間関係もよく無さそうだし。

いっその事、仕事辞めたらパイセンの近くに引っ越そうかな〜とか思い始めた。
パイセンの家自体は山の麓だけど、30分手前の都市なら新幹線も停まるし、
比較的住みやすい場所だからライブにも行きやすそうな場所なので(自己都合)
昔の上司が以前住んでいて話を聞く度に田舎ながらも首都圏に近くて
案外住みやすそうだな〜と前から思っていたんた。
実際、パイセンの同僚は関東から通勤している人も多いのだそう。

仕事やめても実家に戻る気はサラサラないけど、義母も連れ子がいるとなると
今すぐ同居だの結婚だのというのは性急な気もするし、あちらのタイミングもある。
けど、もっと彼の傍で支えになりたいなと思う気持ちは日々増してきていて
来年目安に職場やめたら近場で支えたいな〜と勝手に思っている。
片道2時間より30分程度が気楽に行き来できるだろうし。近からず遠からずで。

あちらが「嬉しい」と受け止めるか「重い」と受け止めるかわかんないけど
私は結婚を急ぐ気持ちは相変わらず無いだけどな。
パイセンと付き合って将来を見据える気持ちが芽生えた今でも
子供を産むのも年々興味が持てないし、男の人に頼って生きようと思えない。

それに、結婚しても自分の小遣いは自分で稼ぎたい。
仮に結婚したって相手が不慮の事故で死んだりってこともあるわけだし。
やっぱり自分のことは自分でケジメつけながら生きてくほうが気が楽だわ。

今回はバジルを摘んできてくれたので朝からジェノベーゼパスタを作って二人で食べた。
彼が帰った後、そして今日の夕飯はマルゲリータを作って食べた。
自家製の生地と自家製のバジル。幸せだ。

食欲の秋、そろそろ体重が戻る時期だろうか…。
2015年09月01日(火)ソワソワ
パイセンからのただいまメールが届かないだけでソワソワする。
天気悪かったので事故ったのかと色々。

連絡つかないだけで異常に心配するのは元々の性格なのか、
うつ病男のトラウマなのか定かではないが…。

結局仕事で残業していただけみたいでホッとした。

私の方の仕事といえば、まだも辞めたい病の波が襲ってきて
私の仕事は誰かの役に立ってるのか?ただの便利屋じゃないのか?
傍から見たら「自分は絶対あんなことやりたくない。ようやるわww」って思われてないかとか。
女が机の下に潜ってLANの配線やら、PCセッティングって…。

ただただ消費して磨り減る自分を感じるわ。

でも、帰りにヘルプデスク時代にお世話になっていた関連部署のオジサンといきあって
「雨凄いから駅まで送るよ〜」と送ってくれた。ありがたい…。

生き字引みたいな社員さんで、何か困ることがあると行き着く先の人というかんじ。
「○○さんにきいてあげるよ」とすぐ連絡取ってくれるので話が早い。

今も何かと行き詰るとその人に質問したり、
有志の花見に誘ってくれたり何やかんやお世話になっている。
去年の忘年会、シャトルバスに乗りそこねて帰ろうとしてたとこに遭遇し、
「一緒にタクシーで行こう」とタダ乗りさせてもらったこともある。

クリスマスにパイセンにクッキーを上げたことがあったけど、
実はこの人にタクシーのお礼ついでにパイセンの分も買ったというわけ…。
今思うと、何がどういう縁を結ぶかも分からんもんだね…。

そんなわけでここの職場を辞めたら少しは寂しがってくれる人も居るんだろうなと思ったりもする。

ただまぁこの仕事あんまり楽しくないんだな。
何やかんや忙しいけど漠然とヌルいというか、
ヘルプデスクみたいに目の前に人参ぶらさげられて(意味合いは違うが)
馬車馬のように駈けずり回って仕事するわけでもない。
だからある意味、精神的にも身体にも楽だし、その証拠に辞める人はいない。

でも達成感でいうとヘルプデスクの時のほうが確実にあるかな。
なかなか解決しない案件が治ったときとか爽快感、やりきった感がある。

今もそれなりに頼られて仕事してるのも分かるけど今の仕事にはそれがない。
やりきった!みたいな爽快感…。ただすり減るだけ。なんでだろか。

そんな中で自分が意識するのは本気になり過ぎない。
本気になるからイライラしたり腹が立ったりするから。

KAN風にいうならば「真剣ささえ捨てれば困難は半減する」ですよ(by子羊)

来年の春には辞めることを目標に、それには次は何をやるべきなのか考えておかなくちゃ。