漫画描き夫婦の他愛ない日記【過去ログ倉庫】
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2005年08月08日(月) サイン会のお知らせ。

 うわー、どうしよう。『メフィストの漫画』(講談社)の刊行を記念して、国樹の人生初のサイン会をやることになってしまいました。

 これがなんと西澤保彦さんと喜国&国樹の合同サイン会という(ひゃあ。ますます緊張してきた)。吉祥寺にある日本唯一のミステリ小説書店TRICK+TRAPさんにて、8月30日の14時から15時半まで開催。そのあと用事のある西澤さんは帰られますが、私たちは19時まで店にいる予定です。来てくださった皆さまには国樹から、なんらかのオマケを差し上げたいなと思っています。

 というわけで、このサイン会に参加してやろうという皆さま、20日までにTRICK+TRAPさんの店頭、またはTRICK+TRAPさん宛のメールで『メフィストの漫画』のご予約をお願い致します(詳細は戸川さんのブログ「パン屋のないベイカーストリートにて」の8月6日の日記をご覧ください)。
 同時に『本棚探偵の冒険』(文庫版)と『本棚探偵の回想』のサインも受け付けています。冊数に限りがあるので「30日にご来店いただける方を優先させていただきます」と案内にはありますが、私たちのは多分大丈夫じゃないかと思いますので、予定のはっきりされてない方も、是非一度お問い合わせください。

 ▼これが表紙。分厚い本なので読み応えあります。どうぞよろしく!
 【ネット予約受付中→amazon.co.jp


2005年08月05日(金) ついに『メフィストの漫画』発売!

 わーん、忙しくて日記全然書けないよう。喜国さんが取り急ぎのお知らせを私にかわって書いてくれたので、アップしますね。

【お知らせ色々】

●廉価版コミック『月光の囁き』第二巻が発売になってます。全国のコンビニでどうぞ。最終巻は8月26日(金)の発売です。

表紙画像はこちら。


●長らくお待たせしたこの本がいよいよ出ます。
『メフィストの漫画』喜国雅彦/国樹由香 講談社(税込み1575円)
 8月12日の発売となります。

 ミステリ専門誌「メフィスト」に連載された喜国の「ミステリに至る病」と国樹由香の「あにまる探偵団」をまとめたものですが、それ以外にも色々なお楽しみが満載です。

 例えば喜国サイドは、
1)喜国が単発であちこちに描いたミステリネタの作品をほとんど全部収録。
2)綾辻さんや竹本さんの小説挿絵に使ったものと別バージョンのイラスト原画が当たる「犯人当てマンガ」
3)雑誌掲載時にはページがあっちゃこっちゃしていた「暗黒家の殺人」が、初めて正しい姿で掲載(笑)

 国樹サイドには
1)「あにまる探偵団」新作描き下ろし二本(東野圭吾さんと白倉由美さん)
2)登場作家さんが撮ったペット写真館(カラー)

 共通サイドとして
1)「某A氏の部屋」
2)山口雅也さんとの鼎談
などなどなど!!

 装幀は大路浩実さん、表紙フィギュア制作はマキノナルトさん。様々な方に協力していただいて完成したこの本、「ミステリが好き」「ミステリ(特に新本格)作家のファン」「ペットが好き」以上の一つでもかぶった方はぜひどうぞ!!

【国樹より追記】

●コミケ参加します。「こたくんといっしょ」8/14(日)、ピ-60a、東5ホール。新刊ありますので、是非是非遊びにいらしてくださいね。


2005年07月03日(日) ブランケットが縮みましたよ。

 うわわ。喜国さんが張り切って洗濯してくれたブランケットが縮んで、半分の大きさにっ。なんたるデリケートな製品なのだ。以前この日記にも書いたKARDELEN(カデーレン)というスウェーデンの会社製で、超気に入って大切にしていたブランケット。だけど、ここまで縮むと悲しいというより面白いです。次の冬は膝掛けとして使おう。

 それはそうと、コンフェデ杯面白かったな〜。日本を心から応援しているけれど、世界のレベルはあまりに高いですよね。
 
 最近の我が家の画像をはります。かのはなかなか上手く撮れないので、今回はくりのみ。


[1]新しいカバーをかけたクッションに抱きつく、くり。感触がいいのかな。
[2]大好きな『リサとガスパール』ジークレ版画。原画展で購入。


2005年07月02日(土) 御礼と告知と。

 喜国です。
 京都、花園大学での講演会にお越し下さった方、どうもありがとうございました。
 古本仲間といつもしている話をしただけなので、客観的にどうだったのかは全然判らなかったのですが、たくさんの人に「面白かったです」と言ってもらえてホッとしています。
 会場には友人の作家の方がたくさん。壇上より客席の方が華やかだったのは三省堂でのトークショーと同じです(笑)。
 翌日の昼、阪神戦の結果を見ようと開いた京都新聞を開いてビックリしました。なんと、講演会のことが記事になっているではありませんか。こちら
>同じ本でも、わずかな文字や装丁の違いを見つけたときの喜びや、
 ええと、もっといい話もしたと思うのですが(笑)。

 続いてお知らせです。
『月光の囁き』のコンビニ売り廉価版コミックスが小学館より出ました。単行本、文庫本に続いて、三度目の出版で、作者としてこれほど嬉しいことはありません。全3巻で毎月一冊ずつの発売になります(2巻の発売は7月29日)。1巻の解説は桐野夏生さん
 単行本より安く、文庫本より読みやすい廉価版をこの機会にどうぞよろしく。「セブンイレブン」が一番入手しやすいようです。

▼表紙、背表紙はこちら。



 ここから国樹です。
 暑い中わざわざ会場に足を運んでくださった我孫子武丸さん夫妻、法月綸太郎さん夫妻、麻耶雄嵩さん夫妻、小森健太朗さん、佳多山大地さん、本当にどうもありがとうございました。どう考えても客席を見ているほうがミステリファン的にはおいしかったのではと。そして、喜国さんの相方をつとめてくださった日下三蔵さんにも心からの御礼を。漫才師に例えるなら、ボケの喜国さん&最強のツッコミ日下さんでしょうか。そろそろコンビ名を考えて欲しいくらいです(笑)。
 
 会場を後にして、綾辻行人さん&小野不由美さん夫妻と合流。この日は綾辻家に泊めていただきました。ホラー映画鑑賞会が楽しかったー。観たのは綾辻さんお薦めの『感染』という作品で、腰が抜けそうなくらい怖かったです。

 2日目。京都から大阪へ移動したのですが、移動途中に麻耶雄嵩さんのお宅に寄り道。関西のお笑いライブのたびに私はお世話になっているけれど、喜国さんは初訪問。麻耶さんのビデオコレクションにやたら感動しまくる喜国さんでした。
 大阪行きの目的は有栖川有栖さんのお宅へのお泊まり。作品のイメージにぴったりの実に趣味のいい新居でした。夜は有栖川さん夫妻と楽しくTVで野球観戦など。阪神が大勝した日で、有栖川さんも喜国さんも大喜び。

 3日目。喜国さんは先に東京へ。私はもう1泊。だってだって、千鳥さんと笑い飯さんがいっぺんに観られる超おいしいライブがあるんだもん。
 名残惜しい気持ちで有栖川家を後にし、なんばにあるbaseよしもとへ。メンバーは麻耶さん&相方Tさん、我孫子さんの相方千織さん、村上たかしさん&相方佳代ちゃん&愛娘いゆちゃんというおなじみの顔ぶれ。ライブは想像以上の楽しさで大満足。この日は麻耶家にお泊まり。

 4日目。小野さん、法月さんの相方Fさん、Fさんの親友Jさん、Tさんと私で女性陣だけのランチ。京都の甘味は超美味しい!食後すぐに東京へ帰るつもりが、ついつい法月家に寄り道。夕方まで話しまくってようやく東京に戻った私なのでした。

 しかし、読み返すと皆さんにお世話になりすぎ(汗)。本当にいつもありがとうございます!


2005年06月25日(土) 今日は講演会です。

 喜国さんと日下さんの花園大学講演会、いよいよ本日です。お時間ある方は是非お越しくださいね。レア画像なども用意している模様です。


2005年06月12日(日) 本格ミステリ大賞贈呈式。

 今度から「明日更新」て書くのよそう……(反省)。
 
 さてさて昨日は「本格ミステリ大賞」贈呈式に喜国さんと参加。受賞者の法月綸太郎さん、日下三蔵さん(天城一さん代理)、本当におめでとうございます。

 会いたい人がいっぱいのパーティなので、終始話しまくりでした。北村薫さんと犬猫話、小森健太朗さんとアニメ話、太田忠司さんと携帯機種変話、山口雅也さんとカッコイイ眼鏡話などなど。麻耶雄蒿さんと我孫子武丸さんには最近しょっちゅうプライベートでお会いしているので、公の場所で会うのがむしろ不思議な気すら(笑)。

 三次会では有栖川有栖さんと「本格はハードロックである」というテーマで熱く語り合いました。ROCKに明るくないという光原百合さんへの説明から始まったこの話題、「本格はプログレでは」説の法月さんと、「プログレはSFでしょう」説の大森望さん、新説を繰り出す河内実加さんの相方さんも混ざり、大盛り上がりでした。面白かったー。有栖川さんの「島田荘司=ジューダス・プリースト」説、断然支持します。

▼画像は花園大学講演会のポスター。気軽に遊びにいらしてくださいね。


2005年06月08日(水) 祝・W杯出場!

 ドイツ行き一番乗り、おめでとうございます!無観客試合だなんてドキドキだったけど、本当によかった〜。柳沢くんと大黒くんがきめてくれたのが嬉しいよう。スタンドの中田くんもいい笑顔。大騒ぎでまたしても犬たちをビクビクさせてしまった我々夫婦でした。

 長い日記は明日アップしますねっ。とりあえず、くりかの画像はっておきます。メールの送受信に大変な問題がありながら、写メール機能だけはイイのがくやしい私の携帯(←なんだかんだでまだ解約してない)。


2005年05月23日(月) 花園大学で講演会をします。

 歯医者さん行って、美容院行って、メガネ作りに行って……の1日でした。それぞれ時間がかかったけどクリア出来てすっきり。私は歯が丈夫なので虫歯は子供のときぶりなんですが、大人になっても治療はコワイなと。まとめ日記の続きは準備中。またどどんとアップしますよ!

 大切な告知をひとつ。京都で喜国さんが日下三蔵さんとミステリ講演会をします。濃ゆ〜い話が展開すると思われますので、お近くの皆さま、是非是非お越しくださいませ。詳細は以下の通り。
 
 ●タイトル●『ミステリの魅力、古本の引力』
 ●日  時●6月25日(土)午後2時開演
 ●場  所●花園大学
 ●入場料金●無料

[大学までのアクセス方法]
 ●京都駅より
  JR嵯峨野線「円町駅」下車 徒歩8分
  市バス26・205「太子道」下車 徒歩5分
 ●京阪三条駅より
  京都バス61・62・63「西ノ京馬代町(花園大学前)」下車 徒歩2分
 ●阪急西院駅より
  市バス26・27・91・202・203・205「太子道」下車 徒歩5分
 ●四条烏丸・四条大宮駅より
  市バス26・27・91・203「太子道」下車 徒歩5分


2005年05月19日(木) Judas Priest Live!

 昨日は待望のジューダス・プリースト武道館公演でした。イトコのナオキ&ゲン、弟のケン、喜国さんと私で燃え尽きてきましたよ!懐かしの名曲をこれでもかとやってくれて、感動のあまり涙が出そうに。

 特にぞくっときたのは「Diamonds And Rust」。ボーカルのロブの歌唱力は健在だった!ああ、メタルゴッド。「Hell Bent For Leather」超カッコよかったよう。ミステリマニアとしては切り裂きジャックをテーマにした「Ripper」にもトリ肌が。

 しかし、14年ぶりの来日というのには素で驚いたな〜。前来たのってそんなに昔だったっけ。驚いたといえばギタリストであるグレン・ティプトンの変わってなさにビックリです。私はもうひとりのギタリストK.K.ダウニングびいきなんだけど、あからさまに年を重ねているK.K.に対しグレンときたら、益々素敵になっちゃって。アイアン・メイデンのスティーブ・ハリスと同じタイプとみた。

 ライブ後はメタルカラオケへゴー。急用で帰ったゲン以外の4人で、ひたすらメタルを歌いまくって息も絶え絶えに。最後の最後にナオキが「Painkiller」なんて入れるから、とどめで本当にノドが死ぬとこだったよ。でも、すっごく楽しかった!またメタカラしようねっ。


2005年05月18日(水) 修正しました。

 昨日の日記、最後のほうの「千鳥さん単独ライブでまたしても関西へ(もう誰も驚かないか)。」より下を加筆修正しました。楽しいことが続きすぎて大きなイベントを書き落としてたっ。また読んでやってくださいませ。

 ところで、予告した「サンフランシスコ旅日記」のアップが怪しくなってきました。というのも機種変したばかりの携帯の調子があまりに悪く、アメリカで撮ってきた写メール画像をPCに転送することが出来ないんです。

 ネットで調べたら私の使っている機種の評判は最低最悪。今も3時間前発信という表示のメールが届きました。あうう。先日は一晩中圏外表示だったしなー。室内にいて何故!せつないけれどこの機種は解約するしかなさそうです。そうじゃないと日々のストレスで寿命が縮みそうだよう(泣)。


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