日記ふう雑感 ひとりごと
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18日(木)。 世田谷にある日本大学文理学部、中国語中国文化学科にて、 Takashi Yagisawaの特別講義を聴く。 タイトル『分析哲学者が荘子から学ぶ』。
蝶の夢の一節を取り上げ、 分析哲学者はどういうものの考え方をするのかを披露するというもの。
―蝶であるという夢を見た荘子なのか、荘子であるという夢を見ている蝶なのか―
中国文化学科の学生を中心に専攻を問わずの公開講義だったようだが、 彼らはYagisawaの分析哲学的説明に何を感じただろうか。 時間があれば一人一人に感想を聞きたかった。 なんじゃ分析哲学って・・と引っ掛かってくればしめたものだろう。 あと2回、今度は大学院生を相手に話をするそうだ。
Yagisawaを招いた教授は医学博士で中国思想研究者のT先生だ。 中国思想と医学と分析哲学には何やら共通項があるらしい。 専門家がそう思うのだからそうなのだろう。
重々しい中国思想関連の書籍に囲まれたT教授の研究室であった。 その本棚の端に石森正太郎の漫画本『老子』を発見。 思わず指を指して「興味深い本がありますね」と言ってしまった。 先生は「解説の部分を書いたので」と笑みを浮かべながらおっしゃった。 画を専門にしている義理の姉がしばしページをめくっていたら 「よかったら差し上げましょう」ということになった。 貴重な本を頂戴した。
Yagisawaは昔から石森正太郎のファンであった・・のだ。 それぞれの人はそれぞれの興味を持っているが、 その、それぞれは面白い。 その繋がりを発見した時がまた面白い。
・・・・・。
本日半休します。
『荘子』は ジョイ・A・パルマー編『環境の思想家たち上古代−近代編』にあり。 担当は英国・ダラム大学哲学科教授 デヴィット・クーパー。
さいたま見沼たんぼの自然観察会に参加。 自治医大付属病院の南側に新しくできた合併記念見沼公園と、 大宮南部浄化センター自然庭園を散策・観察してきました。
芝川周辺の野鳥数種類観察。
”たんぽぽ”に詳しい近隣小学校3年の女の子と知り合いになりました。
| 2008年10月02日(木) |
リーディングス『環境』 |
第1巻 自然と人間 有斐閣 2005年8月30日
編集 淡路剛久(立教大学大学院法務研究科) 川本隆史(東京大学大学院教育学研究科) 植田和弘(京都大学大学院経済学研究科) 長谷川公一(東北大学大学院文学研究科)
加藤則芳さんのブログに信越トレイルの話題がUPされていました。 ↓ http://www.j-trek.jp/kato/
相変わらず写真が美しく、、、。
そう、そうこのブナたちの森です。 思わず呼びかけてしまったのでしたっけ。
「うわ〜ぉ、森ぃ〜!」
| 2008年09月16日(火) |
信越トレイル全線開通 |
信越トレイル全線開通イベントに行って来ました。 http://www.s-trail.net/
秋の北信越地方はこんなにきれいだったかと、まず感動し、 飯山線ののんびりさに都会の生活時間が染み込んでしまっているわが身の変化を再確認しました。
トレイルはきつい登りもありましたが、ブナの森は気持ちがよかった!! 天候もよく、太陽の光とブナの幹の白さと葉の緑がきれいでした。 葉っぱの折り重なった柔らかいトレイルを歩きながら、つくづく自分は森の動物だと思ったことでした。
地元の人たちの熱心さにはただ「お出でなさい」だけでなく、 理に適った知識と行き届いた訓練による裏づけのようなものを感じました。
数年後には新幹線が通るという事ですが、町と自然との新しい関わりの例としてうまく発展して行って欲しいです。
ちなみに飯山市近くの小布施は個人的に所縁の深い町で、 ここも含めて大事に歴史を刻んでいって欲しいと思いました。
今後の官民連携の行方に期待をしつつ見守って行きたい。
斑尾山や鍋倉山の麓にはビジターセンターがあり、丁寧に応対してくれます。 親子連れや仲間同士でロッジを利用するのもよさそうです。 雪のトレイルもよいそうです。
■『森の聖者 自然保護の父 ジョン・ミューア』 加藤則芳著 2000.12 小学館 山と渓谷社'95刊 改めて、、、アメリカ文化はヨーロッパからの移民で成り立っていることを考えさせられる。人にとって自然とは何か。
■『日本人はなぜ「科学」ではなく「理科」を選んだか』 藤島弘純著 2003.10.24 築地書館(株) 著者によれば、 学校指導要領(1999年)の記述「自然に親しみ、科学的関心を高める・・」は日本人的自然観(主客融合)と自然科学的自然観(主客分離)の融合であり、ここに「理科」の意味合いがある。(科学的関心とは自然を客観視する態度である。)
ちなみに筆者藤島弘純氏は愛媛大学教育学部卒、理学博士。高校の理科教諭を経て鳥取大学教授、付属教育実践研究指導センター長を務めた、実験、体験重視の科学者兼教育者である。
理科と言う言葉の歴史的成り立ち、学習指導要領の詳細な吟味、教育現場の具体的実例を提示など、興味深い内容と成っていると思う。
問題は現代の日本人的自然観をどう捉えるかである。
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