周回遅れに気をつけろ!
.ALL LAP LIST. << LAST LAP. NEXT LAP.>>


2004年01月30日(金)  東急東横線[桜木町駅]本日営業終了

2月1日の[みなとみらい線]開通に伴い、
今日の終電をもって、東急東横線の桜木町駅が営業を終了し
明日廃止されることとなりました。
私が通勤に利用する電車の乗下車駅でしたので、
少しだけ寂しい気もします。

今日の帰宅時に私が乗った電車が、
渋谷→桜木町間を走る最後の[通勤快速]だったらしく、
途中の日吉駅あたりですでに記念撮影をしている人がいて、
終点の桜木町駅に着いてみると
ホームは記念撮影をする人達で溢れかえっていました。

電車を撮影する人、行き先表示を撮影する人、
電光掲示板を撮影する人、時刻表を撮影する人、
撮影する人達を撮影する人(←多分報道関係の人)。
昨日あたりまでは、カメラを抱えているのは、
電車マニア?という感じの人くらいでしたが、
今日撮影に励んでいたのは、見た感じ普通の方達。
(あ、電車マニアの人が見た感じ普通じゃないと言う意味ではなく、
 いわゆる一般の人達という意味ね。(笑))
皆さん、そんなにこの桜木町駅に愛着があったんですか?

駅を出ようと改札に向かうと、
今日は花火大会の日?と思う程、改札付近は大混雑。
「本日の入場券は完売しました!」
というアナウンスまで流れていました。
入場券って完売することあるんですね。(驚)

当然のようにTV局も来ていて、
年輩の方にインタビューしている光景もあったりで、
ちょっと怖いくらいに盛り上がっている
東京急行電鉄 東横線[桜木町駅]でした。

終電を迎える頃には、どさくさに紛れて、
何かこっそり持ってっちゃうマニアとかいるのかなぁ。(こら)





↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月28日(水)  『バレット・モンク』を観た。







監督:ポール・ハンター
出演:チョウ・ユンファ
   ショーン・ウィリアム・スコット
   ジェイミー・キング
音楽:エリック・セラ

原題:BULLETPROOF MONK

2003年/アメリカ映画

ニュー東宝シネマにて鑑賞

アジア出身俳優の中で、私の一番のお気に入りがチョウ・ユンファ。
ですが、ハリウッドに進出したからの彼は、
あまり良い作品に出演できず、ちょっと悲しいです。

そんな彼が、久しぶりにジョン・ウーと組むという
この映画のチラシを見つけ、今度は期待できそうじゃん♪
と、早速前売券を購入した私。
その後、公開が近付いて、この映画の解説が
情報誌に載っていたので読んでみると、
えっ?ジョン・ウーって監督してないの?・・・製作?

よく映画のチラシやポスターで
[スティーブン・スピルバーグ提供]とか
[リュック・ベッソン脚本]とか、
監督名より大きく書かれているのを見る度、
その名前出せば観客来ると思ってるのかなぁ?
映画会社の発想も短絡的だな。
…なんて思ってましたが、見事
[ジョン・ウー × チョウ・ユンファ]に
引っ掛かってる私がいるわけで、
なんともお恥ずかしい限りです。(笑)

実はその段階で、この映画にはもう期待していませんでした。
一縷(いちる)の望みは、情報誌に書いてあった、
『CM出身監督によるスタイリシュな映像』でしたが、
いやぁ、スタイリシュって、一体どこが?でしたねぇ…。
ただ、チラシでも使われてる銃アクション・シーンでは、
チョウ・ユンファの身のこなしに美しさがあり、
その後のシーンにもそういうものを期待しましたが、
結局良かったのはそのカットだけでした。

チョウ・ユンファという俳優が持っている、
「柔」と「剛」の良さを生かさないのだったら、
この坊主の役はジェット・リーで充分です。(笑)
大体、チョウ・ユンファ以外の役者が二流ばかりというのが、
どうにも気に入らないです。(怒)
ジョン・ウーも製作に関わっているのなら、昔のよしみで、
もっと良い人材を揃えてくれればいいのに・・・。

あ、エリック・セラの音楽は良い方だったかも。
印象に残る旋律はなかったですけれど。




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月25日(日)  F●RZAのセール

F●RZAから、かれこれ2年程前に予約したミニカーが
入荷したとの連絡があったので、引き取りに行きました。
さんざん待たされたミニカーは、今年中途半端な引退
(さすがに復帰はないですよね)をしてしまった
J・ヴィルヌーヴが1996年に初優勝を飾った時のモデル。
発売されるタイミングはちょっと悲しいかもしれません。

それはともかく、F●RZA横浜に到着すると、
入り口の扉に何やら貼り紙がしてあるではありませんか。
「衣料品関係50%オフ!、ミニカー40%オフ!
 NEWシールが貼ってある商品も20%オフ!」

マジ?、美味しいじゃん! って、あれ? 今セール中なの?
セールがある時はいつもDM届いてたのに、
今回はそんな話聞いてないんですけど・・・。

なんとなく腑に落ちないものをものを感じつつ、
どういうことなのでしょう?と店長に聞いてみると、
「ははは、実は告知はちゃんとしてるんですけどね、新聞に。」
と言いながら取り出したのは、23日(金)のトーチュー。
確かに紙面の3〜4割近くを占めるデカい広告が載っています。
おおっ! F●RZAグループ、今回奮発したじゃないっすか!
でもトーチュー買ってない私は、そのせっかくの広告見られないから
危うくセールの蚊屋の外だったのね・・・。(ひどい)
トーチューはスカパー同様、F1ファンの必須アイテムですか?

今回新聞広告を出したことや開催時期には
いろいろ事情がおありのようでしたが、
間もなくセールのDMが届くみたいです。
もう買い物済ませちゃったけど。(笑)

せっかくのセールなんですが、
私が買う予定のミニカーは入荷したてだから対象外。(がっくし)
それでもせっかくのセールを利用しないと損した気分になるので(笑)、
無理矢理買うミニカーを探しましたとさ。
(そこまでして買わなくても・・・)

さて、結局買ったミニカーはこんなんです。














ウィリアムズ FW18
ジャック・ヴィルヌーヴ 1st WIN
1996年 ヨーロッパGP

ジャックの初優勝のモデルなのに、いつものウィリアムズ・パッケージで、初優勝のめでたさがないですね(笑)。モデル自体も以前発売された通常版と余り変わってないので、モデルとして新鮮味がなく残念かも。

ベントレー Speed 8
2003年 ル・マン 優勝車
Kristensen / Smith / Capello

やっぱりベントレーは格好良いです。
2001年モデルと比べると、ちょっとゴテゴテしちゃった感がありますが(2001年のマシンはもっとミズスマシっぽい(笑))、レーシング・グリーンには重厚さもありますし、やっぱル・マンはクローズド・ボディでなくっちゃね。(笑)

マクラーレン MP4
アンドレア・デ・チェザリス

40%OFFだったので買いました。(笑)
1981年の古いマシンなのですが、シンプルで潔くって、これはこれで結構格好良いんじゃない?と思うのですよ。
当時21歳のチェザリスの最高順位はイモラの6位。最高予選順位はフランスGPの5番手。





↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月23日(金)  『ロード・オブ・ザ・リング SEE版』を観た。







監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド
   ショーン・アスティン
   イアン・マッケラン
   ヴィゴ・モーテンセン
   オーランド・ブルーム
   イアン・ホルム
   ケイト・ブランシェット
原作:J.R.R.トールキン

原題:THE LORD OF THE RINGS
  “THE FERROWSHIP OF THE RING”

2001年/アメリカ映画

東劇にて鑑賞

SEE版とはスペシャル・エクステンデッド・エディションのこと。
DVDに収録されていた劇場未公開シーンを加えた、
言わばディレクターズ・カットや完全版のようなものです。
全国5ケ所の劇場のみで各2週間の期間限定公開、
その第1作目を観に行ってきました。

東京での上映は東銀座にある東劇。
最終回の開映時間が6時20分と、他の4劇場より早いのはなぜ?
あと10分遅いだけで移動が楽になるのに・・・。
定時後、駅までダッシュしないと間に合わないんですもの。(困)

それはともかく、肝心の未公開シーンの長さは、
過去上映された他の作品のディレクターズ・カットや
完全版の比ではなく、たっぷり30分もありますので、
このSEE版の上映時間は実に3時間25分になります。(長っ!)

1本の作品としては長くはなりますが、映画としては、
やはりこれが本来の形かなとは思います。
公開版を観た時は、元々のストーリーが大きいので、
エピソードの連続となり、展開を急いでるなぁという印象で、
ストーリーが頭に入りにくい感じがしていました。

確かに未公開部分はカットしても支障がないシーンが大半ですが、
エピソードの合間に小休止を入れて、
観る側に情報整理のための時間を与えているので
ストーリーをより理解しやすくなっていると思えます。
そういう意味あいでは、必要なシーンと言えるでしょう。
またカットされた部分の多くは人物描写に関係するシーンなので、
その部分によってキャラクターの膨らみが増すのは、
他作品のディレクターズ・カットや完全版と同様です。

正直、未公開部分を加えることによって、
ここまで良くなるとは思っていなかったので、
思わぬ拾い物をした気分です。
これは『二つの塔』のSEE版も観に行かなくっちゃです。

あ、また駅まで全力疾走しなくちゃいけないのか・・・。




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月22日(木)  総天然色 AKIRA(その3)

前回の続きです。
***************************************

今回のフルカラー国際版は、大友さんのオリジナルを
アメリカのMARVEL [EPIC] COMICS社が翻訳出版したものを、
再度日本語に翻訳し直してあるのもポイントです。

ただフルカラ−版を楽しむだけなら、
またオリジナルのセリフを貼り込めば足りるのですが、
あえてそうせず、海外で読まれているAKIRAがどんなものか
感じて欲しいとのことで、再翻訳という形にしたそうです。
わざわざそうするということは、
オリジナルと国際版は違うのか?というと、
びっくりするくらい違っています。

連載当時は、ストーリーを把握できない読者も
かなりいたらしいのですが、この国際版は
我が妹をして「妙に判り易かった」と言わしめる程で、
広い読者層をターゲットにしているようです。

オリジナルの場合は、絵から雰囲気を感じ取って、
少ないセリフの中でキャラが何を言いたいのかを
読者が自分で読み取る必要があったのですが、
国際版では、このコマの絵は何をしているかを
わざわざセリフで説明しています。

例えば、バイクで走行中、道路が行き止まりに
なっているのを見つけた金田が、
後続にそれを知らせるため、左手を上げるシーン。

オリジナルでのセリフは「チッ」の一言だけ。
これが国際版では、右手を上げて(笑)
「合図してみんなを止めた方がいいな」
って、実に説明的です。全体的にこんな感じ。

日本語 → 英語 → 日本語と訳した為に、
なんだか意味不明の言葉になったセリフもあります。
例えば、問題を起こした金田達に
体育教師が順番に体罰を加えるシーン。

オリジナルでは
「指導オ 行くぞオ」ガン。
「指導オ」ゴッ。

これが国際版では、
「いつでも喜んで多少の体育は教えてやる」WHACK。
「行動療法」THUD。

・・・訳分かりません。(笑)

おかしな言葉になっているのは、
訳者のせいかもしれませんね。
故・黒丸氏によるこの国際版の翻訳の文章は、
意訳がほとんどなく、全体的に直訳ぽい感じがします。
(上記のセリフなんて、翻訳前の英語が
 想像できそうじゃありませんか?)
言葉がキャラのものになっていないんですよね。
こう言っては申し訳ないですが、
良くない翻訳の見本かもしれません。

翻訳家泣かせの文章と言えば、洒落(言葉合わせ)の部分だと
かの戸田奈津子先生もおっしゃっております。
AKIRAに於いてもそういう部分があって、
その苦労ぶりが伺い知れます。

金田の族仲間が[春木屋]で会話するシーン。

オリジナルでは、
山形「今迄 こんなに いきだおれを感じた事はねぇぜ」
甲斐「お前なァ もうちょっと勉強しろよ」
山形「うるせェ」
甲斐「俺ァ 横に居て 赤面したぜェ
   いきどおりだよ 憤り! お前のは行き倒れ」
山形「いちいち そうやってお前はいつも
   揚げ足を取ンだよな やな性格だぜ」
甲斐「アゲヤシじゃねェのか よく考えてみろよ」
山形「ケンカ売ってんのか てめェ」

国際版を再翻訳した故・黒丸氏の文章は
山形「俺ァ こんなに胃痛を感じたことはねえぜ」
甲斐「じゃあ 胃腸薬を飲めば?」
山形「傷ついてるのは胃じゃないの 俺の誇りなの」
甲斐「ばっかだなあ ものの言い方知らないんだから
   お前が言いたいのは“悲痛”だろ」
山形「自分でわかってるからいいの
   意見を粗チンして悪いことないだろ」
甲斐「言うんなら 意見を“開陳”だろ」
山形「ほっといてくれ」

非常に苦労してます。(笑)
故・黒丸氏が洒落にこだわっている所を見ると、
きっと英語でも言葉合わせになっていたんでしょうね。
どんな英文だったか、ちょっと知りたい気もします。
(この部分は英文にあまりこだわらず、
 洒落が成立するように自分で文章を考えたからか
 それ程おかしな文章でもないですね。)

…とまあ、なんだかんだと色々言ってますが、
しっかり2巻を楽しみにしている私です。
(もう出てるけど、まだ見てないの。)




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月20日(火)  総天然色 AKIRA(その2)

前回の続きです。
***************************************

左右反転以外の画面上の違いとしては、
セリフが横書きになったことによるフキダシの形の変化
(縦長から横長に)と、擬音の英語化があります。
(ちなみに今回の国際版日本語訳の文章も、
 左開きに合わせて横書きになってます。)

アメコミではフォント(活字)の大きさによって
声の大きさや感情を表現しないのか、
フキダシが総じて小さく、例えば大佐が大声で叫ぶ
「何だとォ」のフキダシも
1/4くらいの大きさしかありません。
(伊達にオリジナルの状態を憶えているだけに、
 迫力なくてものすごく違和感を感じます。)

大友さんと言えば、擬音も画面の構成要素のひとつとして
センス良くレイアウトされていたのですが、
英語に直された擬音は、いかにもアメコミの書体で
原画が本来持つバランスを崩してしまっています。
連載時に話題となった、かの有名な[ドドドの開き]も
当然表現されていません。


   ↑[ドドドの開き]は、こんな感じ。

そうやって各コマの中も手を加えられているのですが、
形や大きさが異なるフキダシや擬音を書き換えると、
どうしてもオリジナルの部分で白くなる
(何も描いてない)箇所が出てきてしまいます。
そこがベタなら大した手間ではないのですが、
そこに背景が描いてあろうものなら、
空白部分にはオリジナルの雰囲気を損ねないように
絵を描いてあげなければいけなくなる訳で、
想像するにこれまた大変な作業量でしょう。

最近行なわれるようになった少女マンガの翻訳出版の際は、
雰囲気を残すため擬音は日本語のまま残す傾向にあるとか。
実際に読めなくても、音の雰囲気って伝わると思いますし、
作者は擬音を含めて画面レイアウトをしているでしょうから、
ようやくそれに気付いてくれたのね、という感じです。

そうそう、書き足しと言えば、前回の版反転の際の文字。
左右反転すると、オリジナルでは見えていなかった文字が
見えてくるという現象が生じます。

例えば、[×中帽子店 ××店 電話031-4×××]
(×の部分はフキダシに隠れて見えない)の場合、
これを左右反転して、文字を再反転すると、
フキダシが隠す文字の場所が変わってしまいます。
そこで、[山中×子店 新×× 電話031-423×]と
文字が描き加えられています。
(ただし、大友さんが見たら嘆きそうな文字で)

他に多くあった例が、横書きの看板で、
看板の左端しか見えていなかったのが、
左右反転することにより看板の右端が見えることになり、
やはり新たに文字が加えられています。

…って、そんな所までチェックしてる私って、
AKIRAマニアですか?(笑)

<明日の分につづく>




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月19日(月)  総天然色 AKIRA(その1)

ご存じ日本が誇るSF漫画の金字塔である
大友克洋の『AKIRA』。
日本では1984年9月21日に第1巻の単行本が
発行されたこの作品は、現在では14の言語で訳され、
50ヶ国以上の国で販売されているそうです。

海外のコミックを見たことがある方なら
ご存じかとも思いますが、向こうの漫画って
日本の様に白黒&トーンで描かれていなくて、
ほとんどが着彩されてるんですよね。

『AKIRA』の国際版も、
コンピューターカラーリストの
スティーブ・オリフ氏が着色したとのことで、
海外マーケットのニーズに応えた形でしょうか。
一応大友さんが着色した数点を参考に
カラーリングしていったらしいのですが、
もともと大友さんのカラーセンスは
目に痛い配色が多かったので、
本書も美しい彩色とはお世辞にも言えない仕上がりです。

グラデーション・トーンを使用しているものの、
基本的にベタ塗りなので、カットによっては
ほとんどアニメ絵に近くなってしまっているのが残念。
スティーブ氏がアニメ影で個人的に
演出している絵までありますし・・・。(泣)

ところで、日本の漫画を海外向けにする際、
一番問題になるのが文字の問題からくる、コマの読ませ方。
日本語は縦書きで文字を右上から読むので、
コマも右上から読んでいきますが、
英語等の言語は横書きで左上から読むので、
コマも左上から読むように構成されています。

これに対応する為に、日本の漫画は原稿を左右反転して
印刷・製本するらしいのです。
結構無茶なことするなぁと思ったのですが、
この『AKIRA』の国際版も、確かに左右反転されていました。
ですから、登場人物は皆、左利きです。(笑)
海外の人からは、日本人っていうのは左利きが多いのか?
って勘違いされてたりして?(それはない)

でも単純に版を反転すればそれで終わりじゃないのが、
左右逆版の難しい所。
ただ反転しただけだと、ビルの看板等の文字も
裏返ってしまうので、文字は反転し直す必要があります。
文字は原版のまま使えるかというと、版を逆にしたことにより
文字が書かれていた場所とはパースが逆になってしまうので、
グラフィックソフトで加工して貼り付けてやる必要もあるのです。

大友さんの漫画は、ビルの看板等も丁寧に描いていますし、
金田が乗るバイクだけ見てみても、[成田山][elf]
[canon][CITIZEN][HONDA][SHOEI][NGK]と、
これだけのステッカーが貼ってあるのですから、
その作業量たるや大変だったことでしょう。

所々入れ替え忘れてる文字を見つけるのも、
この国際版を見る秘かな楽しみの一つではあります。(笑)

<明日につづく>




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月16日(金)  『ミスティック・リバー』を観た。







監督:クリント・イーストウッド
出演:ショーン・ペン
   ティム・ロビンス
   ケビン・ベーコン
原作:デニス・ルヘイン

原題:MYSTIC RIVER

2003年/アメリカ映画

ワーナー・マイカル・シネマズ
みなとみらいにて鑑賞

同名のベストセラー小説の映画化で、『マディソン郡の橋』同様、
クリント・イーストウッド監督がその手腕を発揮しています。
原作を読んでいないのでその比較はできませんが、
映画としては2時間20分で、上手くまとめあげていると
言えるのではないでしょうか。
終盤の事件の確信に迫る場面も、非常に緊張感があり
当然そういう展開になると分かっていても、
哀しい結末に胸を傷めます。

幼い頃はつるんでよく遊んだ仲であったが、
今は時々挨拶を交わす程度のかつての友。
その友人(ショーン・ペン)の娘が殺され、
また再び親しく話をするようになったものの、
捜査が進む内に容疑者とされてしまう男を、
ティム・ロビンスが好演。
子供の頃に誘拐された時の恐怖から抜け出せず、
真実を語れず、秘密と嘘で自分を守ろうとする
哀しい役を見事に演じています。

事件の捜査に当たる、もう一人の幼馴染み
(ケビン・ベーコン)の描き込みが少ないのが残念。
本来は3人等しく描いてこそ、この設定が生きると思うのですが、
尺の関係でショーン・ペンとティム・ロビンスの話に
絞ったのもやむを得ない所でしょうか。
昔その街に住んでいたからこその、事件解決の糸口発見や
幼馴染みを疑う苦悩等、期待できそうなんですけどね。
(それやったら、陳腐ですか?)

基本は3人の男達の話ですが、
彼らの妻達も三様に描かれているのもポイントで、
やはりケビン・ベーコンの妻だけ描かれ方が弱かったです。
(正直いなくても同じだったのではというのは言い過ぎ?)

結局この話の発端である殺人事件の真相は
大騒ぎした割にはなんだかなぁ…というものですが、
まあ、実際の事件なんてそういうものかも。
それに、この映画の見せ所は、犯人探しじゃありませんからね。

ちなみに演出上、殺された娘の近く、もしくは
車の近くで[刃物]が発見されるべきだった、
と思うのは私だけでしょうか。




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月15日(木)  TBS『ドールハウス』

珍しくタイムリーな日記なぞ。(笑)

今日から始まったTBSのTVドラマ
『ドールハウス』を見ました。
出演:松下由紀、安達祐実、小池栄子
賀集利樹、益岡徹、佐野史郎 他

それぞれ複雑な過去を持った女性達が
表の顔はショーガール、裏の顔は特命捜査班となり、
事件を解決してゆくという話(でいいのか?)。
第1話を見た限り、 今後の展開が読めるストーリー構成は
最近の仮面ライダーにも及ばないと感じました。

見るからにアクションが苦手な方達の演技は、
演技指導とカメラワークと編集で
もっとフォローしてあげなくっちゃ、でしたが、
そういうものには最初から期待しないからOKです。

そんな視聴率ヤバそうなドラマなんですが、
なぜ見る気になったかと言うと、
安達祐実と佐野史郎が両方出演しているからなんです。
いやぁ、実はこの二人結構好きなんですよ。
どちらもクセのある役者ですが、
安達祐実と佐野史郎が二人芝居をするというので、
普段演劇に興味なんてない私がわざわざ観に行ったくらい
お気に入りだったりするのです。

その観に行った二人芝居は↓コレです。






作・演出:山崎 哲
出演:佐野史郎 安達祐実

2001年 10月16日〜23日
シアターX(カイ)にて公演

 季節外れの別荘地の空家に入り込んだ二人の男女。男は全ての記憶を失っているが、しきりに外からの視線を恐れている。恋人らしき女は、男の秘密を知っているようだ。徐々に蘇ってくる男の記憶、思い出して欲しくない女。
 二人は住んでいたアパートの隣室に盗みに入り、その時その隣人を殺してしまい、その逃避行でここにいるのであった・・・。

小さな劇場で間近に観る二人の演技は良かったですよ。
演劇を見慣れない私には、演出は稚拙に感じましたけど。(困)

さて、展開はもう読めているような気もしますが、
それを覆す脚本に期待するとしましょう。
佐野史郎の出番がもっと増えると嬉しいなぁ。




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月14日(水)  ワンダーランドマーケット(12/28)

今日はネタがないので、昨年の話でお茶を濁します。

この日記をご覧の方にはお馴染み(?)のおもちゃ骨とう市、
ワンダーランドマーケットが12月28日(日)に
横浜産貿会館で開催されたので行ってきた。

『掘り出し物は開場一番探すべし!』の基本に則って、
10時ちょうどくらいに到着すると、
会場の裏手に[TOY PARK]の小型トラックが停まっている。
[TOY PARK]といえば、なんでも鑑定団でお馴染みの
北原さんが館長を勤めるブリキのおもちゃ博物館を併設する
横浜山手にある雑貨ショップ。

あれ?今まで[TOY PARK]って出店してたかな?
今まであまり気にしていなかったが、
確かに地元横浜のイベントであるし、
その盛り上げに一役買ってくれるというのは
嬉しいことではあるね。

トラックを横目に見ながら入口へと急ぐと
開場時間には少し間に合わなかったようで、
会場はすでに多くのお客さんで賑わっている。

まずはささっと会場全体を練り歩いて、
どこのブースがどんなモノを売っているか、
掘り出し物はありそうかを素早くチェックする。
ざっと見た感じでは、残念ながら今回は
掘り出し物はなさそうだ。
そう毎度毎度、美味しいモノに出会える程
世の中甘くないっすか・・・。

入場料¥1000を支払っているので、
せめて目を楽しませてもらうくらいはしないとね、と
普段は全く眼中にないブリキのおもちゃ等を眺めながら、
(売り値が100万円というのもあってびっくり。
 外人のコレクターの方が欲しそうにしていた。)
全てのブースを見て懐かしのおもちゃの世界を堪能する。

会場の一番奥に、タカラのキューノ(タカラが作った
チョロQのような形の実際に公道を走れる小さな車)
が置いてあって、その単座シートに乗り込み、
ちょっと手持ち無沙汰に会場を見つめている人がいた。
キューノなんか持ち込んで、このブースの人は
一体何がやりたいのだろう?と思いつつ、
シートに座っている男性をよぉ〜く見たら、
北原照久さん本人だった。(驚)
で、そこが[TOY PARK]のブース。

北原さんに話し掛けている人も何人かいたけれど、
私は未練たらしく何か買って帰れそうなモノはないかと
おもちゃの山を探索するのに忙しいので、
[TOY PARK]のブースは一瞥しただけだったりする。
北原さんごめんなさい。

最初のチェックの時には特に何もないと判断した
F1のミニカーを少し扱っているブースを
今度はしっかり隅々まで確認しようと訪れてみる。
机の端から端まで商品を眺めたてみたものの、
やはり何もないか、と、がっくりした私の目は、
ふと、私の横にいた私と同い年くらいの女性が
手にしているミニカーに釘付けとなった。

そ、それはっ! ロータス79!!! ロニー・ピーターソン!!!!!
えっ?えっ? ソレどこにあったの? まさかココ?
嘘、嘘、さっき見た時はなかったよそんなの。
くぅ〜、こんな掘り出し物に気が付かないとは、
この目は節穴か・・・情けない。
で、値段は・・・え、マジ? ¥2500? 安っ!!!!!!
ヤラれたなぁ、今絶対その値段じゃ買えないんだよね、ソレ。
うわぁ、大失敗じゃん、何やってんだか自分。
・・・と、怪しまれない程度に盗み見ながら
一人悶絶している馬鹿がいた訳で。(笑)

その女性は、一緒にいた男性と共に
他の商品の方により興味を引かれているらしかったので、
「手放せぇ〜、手放せぇ〜」と念を送ってみた。
いや、実際その時はそんな意識はしていなかったが、
送っていたような気がする。(笑)
すると、あっけなく女性が商品をテーブルに戻したので、
え?そんなことってあり?と、意外な展開に我ながらびっくり。
もしかしたら単に置いただけかもしれないので、
女性がもう一度手に取る様子がないのを確認してから、
ホクホクと手を延ばした私である。(笑)

そんな感じでGETした今回の戦利品はコチラ。














ロータス79
ロニー・ピーターソン

コーリン・チャップマンによるグランドエフェクトカーの傑作マシン、別名[JPS Mk-IV]。チームメイトのマリオ・アンドレッティがチャンピオンを獲得したが、ロニーは第14戦イタリアGP(モンツァ)で事故死。

PEUGEOT 206 WRC

NOREVというフランスのミニカーメーカー製。大きさはトミカくらい。店の人は「フランスのプジョー・ディーラーで売っているもので、日本未入荷らしいですよ」と言っていたけれど、今思い起こすと、霧●丘で見かけたような気も…。(笑)

スマート カブリオレ

この車自体が一般には知られていないのでは?スマート・ブランドだけど、一応メルセデス製と言って良いのかなぁ。モーターショーで実車を見たら、想像していた以上に楽しそうな車でした。





↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月13日(火)  『イン・アメリカ』を観た。







監督:ジム・シェリダン
出演:サマンサ・モートン
   パディ・コンシダイン
   サラ&エマ・ボルジャー
撮影:デクラン・クイン

原題:in america

2003年/アイルランド・イギリス合作

ワーナー・マイカル・シネマズ
みなとみらいにて鑑賞

首都圏では、シャンテ・シネと新宿文化シネマの
2館上映だったのが、好評につきワーナー・マイカル系に
拡大ロードショーとなりました。
こういう例は以前に『猟奇的な彼女』がありますが、
(同様にシャンテ単館だったのがワーナー・マイカルに)
良い映画、面白い映画が近所で見られるのは嬉しいことです。
(と言いつつ、『猟奇的な彼女』は前売券を買ったのに、
 忙しくて観に行けなかったのですが・・・(泣))

『マイ・レフト・フット』『父の祈りを』等
硬派な映画作りをするジム・シェリダン監督。
(『マイ・レフト・フット』はダニエル.デイ・ルイスの
 演技が素晴らしいので、ぜひ観て欲しい作品です。
 内容はとっても重いんですけどね。)
今回も人間の内面(幼くして亡くした息子の死を
忘れられない両親の葛藤)をぐいぐいっと描いてます。
ストーリーの展開等は新鮮なものではありませんが、
人間の弱さとそれを乗り越える強さの描き方はさすがです。

この映画を支えるのは、実の姉妹というサラとエマ。
(チラシの女の子二人)
妹は子供の純真さを、姉は親が子供を気遣う以上に
子は親の気持ちを敏感に感じ取って、口に出さずとも
家族の和を祈っている様を見事に演じ、
重い内容の話の中での輝きとなって、
作品全体のバランスを保っています。

なかなか良い映画だと思うのですが、
ラスト前にちょっとクサい演出があるのは
許してあげてください。(笑)




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月12日(月)  F特からレアグッズが届いた。

昨年F1グラ●プリ特集のF1川柳で4位になったご褒美の
レアグッズ(F特自称)が届きました。
実際に届いたのは昨年末のことですが(レポ遅っ)、
気になっていた方もいるのではないかと思いまして(いないか)、
一応紹介することにしますね。


























以前GPXを年間講読していた時に、報道関係者向けのプレスリリースをプレゼントでいただいたので、レアグッズってそういうものかな?と思っていたら、届いたのはぱんぱんに膨れた大きな封筒でした。
そして中身はこんな感じのF1グッズ詰め合わせ。(笑)
編集部のグッズ在庫処分?(こら)

この中で一番目立つのはやっぱりコレですよね。(笑)
F特読者ページの1コーナーであった[VOF(Voice of F1 Wonderland)お笑いF1市民投稿]で採用者にプレゼントしていた『Keep your distance』Tシャツ。自虐的に「いまや、入手不可能」って書いてる所が泣かせます。
レアグッズってコレのことだったのか!?(笑)

『Keep your distance』Tシャツのインパクトに押されて、この手帳は普通に「ああ、B.A.Rの手帳ね」と流しそうになったのですが、よく見るとコレって琢磨クンの直筆サインが入ってるんじゃありませんこと?
サインの終わりがちょうどエンピツのイラストの所で止まってるし(笑)、印刷かとも思いましたが、あらゆる方向からチェックした結果、直筆みたいです。
コレもらっただけで投句した甲斐があったってものです。(喜)

MILDSEVN REUNALT F1 TEAMの手帳。
普通の手帳です。(笑)
裏面には2003年開催GPの日程と、ドライバーであるトゥルーリとアロンソのヘルメットのイラストが印刷されてます。
レアですか、コレ?

ウィリアムズ・ドライバーのカード。
上が2002年で下が2001年のもの。(古っ!)
鈴鹿のBMWブースで、アンケートに答えるともらえたものと同じです。(←ソレを言ってはイケナイ(笑))

今年50回記念大会だったマカオGPのキーホルダー。
ニコ・ロズベルグとネルソン・ピケJRが注目の今年でしたが、二人とも良い結果は出せず残念でした。





↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月10日(土)  ミスクラのニュー・イヤー・セール

ミスターク●フトが、ミニカーを中心した
ニュー・イヤー・セールを4日間やるというので
初日に早速掘り出し物を探しに行ってきました。
開店10分前に到着したのですから気合い入ってます。
(本当は開店時間を間違えたというのは内緒です。)

開店後はまず、2階のロードカーの売り場から、
3階のレースカーの売り場、4階のF1の売り場と
どういう商品がセールになっているかをささっとチェック。
ロードカーのフロアで欲しいものがあったけど、
後から来ても大丈夫という確信があったので、
それは後回しにしてF1のミニカーに集中!

私が買ったものは後で紹介するとして、
他の皆さんが一番群がっていたのは、
人気のないザウバー、ウィリアムズを中心とした
2002年以前のミニカーが¥980という激安コーナーです。
皆さんの手許を見ると、ほとんどの方が
ザウバーを3台くらいづつ抱えていました。(笑)
皆さん賢くセールになるのを待っていたのね。
私なんて全部定価で買ってますよ。(泣)

ザウバーなんて、よくもまあこんなに余ってるものだね
とちょっと悲しくなる程の山積み状態。
セールといえど、¥980にはそうそうなるものではないので、
以前「ニックのミニカーが欲しいなぁ」と言っていた知り合いに
「ニックさんのサウバーのミニカーが
 ミスクラのセールで¥980で売ってますよ。
 この機会に買ってはいかがでしょう?」
というメールを出そうと、ケータイを操作していた所、
一人の男性がやって来て、いきなりほとんど見境なく
ミニカーを丸ごと買い物カゴに放り込み出しました。

うわぁ、なんてことするんだ!
それまで山のようにあったミニカーが
一気に1/3くらいになってしまったので、
慌ててニックのミニカーを3種類だけ押さえて、
知り合いへのメールの内容を「買っておきましょうか?」
に変更して送ったのでした。

それにしても、そんなに同じミニカーを買ってどうするの?
って、もちろん転売するんでしょうね。
ミスクラの店員と親しく話をしていましたし、
常連さんおそるべしです。
無事知り合いの望む1台は買えたから別に良いけどね。

その他の目玉のセール品としては
TAMIYA[HONDA RA272](定価¥19800)¥9800、
ザウバーC21 TESTCAR (ボックスのフタを開けると
エンジンサウンドが聞ける謎の商品(笑))¥2800が
お買得だったでしょうか。
(両方すでに持ってるので、私には関係ありませんが・・・)

ミニカー以外では、F1関係の衣料品が30%オフ。
ミハエルの6times ワールド・チャンプ・キャップ(赤と黒)も
発売されたばかりなのに、その対象だったのは驚きです。
大阪方面の方、まとめ買いして送りましょうか?(笑)

衣料品には心引かれるものはなかったのですが、
ウィリアムズ公認/PS2対応/ステアリング・コントローラーも
30%オフだったので買おうかとかなり迷ったのですが、
最近レースゲームやってないし、ここはぐっと堪えました。
偉いぞ、自分。(笑)

さて、今回のセールで私が買ったのミニカーはこんなのです。
虎之介のテストカーは別格として、どれも30〜40%オフでした。






















ARROWS 1999 TESTCAR
高木虎之介

高木虎之介がアロウズに移籍した時にテストドライブした、ジョン・バーナード・デザインのA19。ショーカーやテストカーの類いは、形が違わない限りできるだけ買わないようにしているのですが、¥980なので買いました。(笑)

McLAREN M23 1973
P.REVSON

'73年第3戦南アフリカGPにデビューした、名車マクラーレンM23。そのデビューイヤーであるヤードレイ・カラーのピーター・レブソンのマシン。

WILLIAMS FW25
R・シューマッハ

前期型をモデル化。リア・セクションの作り込みは見事です。レース毎に異なった左右非対称のエキパイの排気シェラウドも再現しています。でも残念ながら左側の色は間違っています。(実際はカーボン色のまま)

プジョー 504 クーペ

こんな古いプジョーのミニカーに興味を示すのは、かなりのプジョー好きだけでしょうね。発売された時から、一般的には絶対売れないと確信していましたので、セールになるまで我慢してました。(笑)

プジョー 504 カブリオレ

一見凡庸に見えますが、我が愛車306やフェラーリでお馴染みの、ピニンファリーナの手によるデザインです。





↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月08日(木)  『すべては愛のために』を観た。







監督:マーティン・キャンベル
出演:アンジェリーナ・ジョリー
   クライブ・オーウェン
音楽:ジェームス・ホーナー

原題:BEYOND BORDERS

2003年/アメリカ映画

ワーナー・マイカル・シネマズ
みなとみらいにて鑑賞

2004年の映画初めだったのですが、新年早々から驚きでした。
午後9時からのレイトショーを観に行ったのですが、
映画が始まった段階で、観客は 私1人ですよ!(笑)

地方都市では時々、観客が4、5人しかいない回がある
という話を聞きますが(我が実家の岡崎もしかり)、
まさかこの横浜で、たった一人になることがあろうとは
想像だにしていませんでした。
この15年間で900本近くの映画を劇場で観ていますが、
もちろんこんなことは初めてです。
(いくら観客少ない映画でも、7、8人はいたと思います。)
・・・アンジェリーナ・ジョリー主演映画ですよ、コレ。(汗)

今この映画は、私だけのために上映されてる訳で、
考えようによってはとても贅沢なことかもしれません、
映画館を貸し切りにしたいって頼んでも、
なかなかできることではないでしょう、
これは貴重な体験をしてるんじゃないかな?
と秘かにこの状況を楽しんでいたのですが、
本編開始15分後くらいに、もう一人お客さんが
入ってきちゃいまして、残念ながら、
劇場独占の大記録は達成ならずです。(笑)

さて、肝心の映画の方はと言えば、
原題の『BEYOND BORDERS』というタイトルに
その内容がよく表現されています。

戦争で難民となった人々が集まる国境付近、
自国を出るに出られない焦燥感であり、
その極限を越えた痛みと環境からくる無感覚という
社会派映画的描写の一面。

そして、上流階級の世間知らずのお嬢さんが、
粗野だが信念に基づいて行動する男に触発されて行動し、
そして愛するという不倫の一線を越え
その男は、難民援助の理想と現実に挟まれ、
資金確保のため戦争をする側に荷担するという
一線を越えてしまい、行動が過激化してゆく。

アンジェリーナ・ジョリーが演ずる役の
最後のパートの我が身を顧みない行動は
『すべては彼への愛のため』でした・・・という話。

内容をこう書くと、ある程度の映画ができると思うのですが、
描かれる人物にあまり魅力を感じなかったので、
観ていて結構辛かったです。
(人物描写に対する不満点に関しては
 書き出すと止まらないので、あえて書きません。)
内戦難民という重い内容と、不倫話を絡めてあるけれど、
どちらも中途半端な印象を受けました。

こんな映画にアンジェリーナ・ジョリーが
出演していることが不思議だったのですが、
後でチラシを見たら何となく判ったような気もしました。
一応最初のパートでエチオピア難民キャンプの
窮状を描いていますので、自身がUNHCR
(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使である義務感から、
出演を引き受けたのかもしれませんね。




2004年01月06日(火)  新車で出張

3日まで実家の愛知にいたというのに、
6日に今度は仕事で愛知に日帰りの出張。
出張で愛知に行くのは半年ぶりだというのに、
なぜにこういう近いタイミング?(苦笑)

12月に出張の予定が決まった段階で、
実家から直接行くか?と提案されたが、
1日休みを取らなくてはいけないので、
意味なく有給を消費したくないからと、
今回の行ったり来たりとなった訳である。

さて、愛知への出張は車で移動する我が社。
その車はリースでまかない、3年毎に新しくなる。
私がこの会社に来てから、
[日産 ラシーン]→[トヨタ カルディナ]→
[トヨタ Mk-II クオリス]と変わり、
今回は[トヨタ イプサム]が社用車となった。

12月末に納車され、
今回の出張で初めて運転する機会を得た。
いわゆるミニバンには興味がないため、
こういう車の試乗はほとんどしたことがない。
近距離の回送でミニバンを運転したことはあるが、
走りをチェックする余裕などないので、
実質今回が初めてのようなものだ。

最近トヨタ車も走りにかなり重点を置き出したと
関係者から聞いていたから、ちょっと期待していた。
でも一番安いグレードのせいもあるかもしれないが、
運転を始めてしばらくの感想はあまり芳しいものではなかった。

まずはスロットルペダルの踏みしろと
アクセル開度の関係が良くない。
踏み始めは全く反応がなく、
踏み込みの量を増やすと急にエンジンが吹け上がる。
どうしてこういうセッティングにするのだろう?

そして、高速道路の継ぎ目乗り越え時の
車の挙動は非常に不快なものだった。
ガツン!と強いショックが車体に伝わり、
その時生じた揺れがいつまでも収まらない。
硬くて柔らかいサスってどういうこと?と思ったが、
想像するに、サスペンション自体はロールを嫌って硬いのだろう。
でもファミリーユースの車が硬い乗り心地ではいけない。
そこで車体の振動が身体に伝わらないように
シート座面下のスプリングを柔らかくしたのだろう。
だから段差を乗り越えると、直接突き上げは感じないが
シートの上の身体はスプリングの反動で揺れ続けてしまう。
こういうごまかしの車作りで良いのだろうか?

ピラーに植毛処理が施されているが、傷付きやすくて焦った。
ラゲッジルーム幅を大きく取ってあるため、トノカバーの左右幅も長く、
荷物満載状態だったので、トノカバーを上方へ取り外そうとしたら
早速ピラーにぶつけて傷が付いてしまった。(汗)
うわぁ、やっちまったぁ、と慌てて傷をこすってごまかそう(笑)としたら、
植毛がボロボロと剥げ落ちてさらに事態は悪化することに・・・。
新車時は高級感は演出できるけど、使っている間に傷だらけになり、
結果みすぼらしくなるような気もする。

その他気になった点は、
シート座面はもう少し長い方が良いと思った。
助手席の座面は座った時に少し前方傾斜を感じ、落ち着かない。
2400ccという排気量のせいで燃費が余りよくないのか、
タンク容量が少ないのか(すみません調べてません)
名古屋までの往復700kmを無給油で走破できないのは残念。

もちろん悪い点ばかりではなく、
ワゴンのクオリスより全長が短いのに、
フットクリアランスが広く、ラゲッジルームも広いので、
ゆったり乗れて、荷物もたっぷり積める。
フロアが比較的低く、ダッシュボードとシートの間の空間が広いので、
乗降がとてもしやすいのは好感が持てる。
ミニバンの最近の傾向通りアイポイントは低め、
でもセダンやワゴンより上に位置するので
前方に広がる視界はかなり気持ちが良い。
加速はスムーズで、クオリス程ではないが室内は静かだ。

って、出張の話がいつの間にか
イプサムの試乗記になっちゃいましたね。(笑)




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月05日(月)  スカパーF1集中放送

昨日は正午から午後10時40分までのスカパーF1集中放送を
堪能された方も多かったのではないでしょうか。

私はと言えば、録画をHDDビデオに任せつつ、
今日のメインは『総集編』の方だからと、
川井ちゃんセレクションの『F1 LEGENDS』が放送されている間は、
AKIRA/フルカラー版とオリジナル版を見比べたり、
食事したりしていた。
(AKIRA/フルカラー版の話はまた後日。)

午後6時頃、ふと放送が気になって、
今どのGPをやっているのかな?とTVをつけてみると
「この番組は契約条件により視聴できません。」
のテロップが表示された画面が映っているではないか。

一瞬我が目を疑ったが、もしかしてと、
スカパーチューナーのチャンネルボタンの+を押してみると
ジャックがトップを快走している場面が表示された。
・・・やっちまったようだ。
知らない間にうっかりリモコンの
チャンネルボタンを押しちゃったのね・・・。(泣)

某方のように猫が押したのならまだしも、
自分で変えてしまったなんて大いに悔やまれる。
う〜ん、TVを消したあの瞬間かなぁ?
チャンネルボタンは触らないように
気を付けたつもりだったけどなぁ。

・・・なんて、嘆いていても仕方がない。
この段階で録画失敗はもう決定的なので、
どこでチャンネルが変わってしまったかを確認するため
HDDビデオの録画を止めることにした。

もしかしたらチャンネルが変わったのは
ついさっきかもしれないぞと、未練たらしく巻戻し再生で
チェックしてみるものの、TVに映るのは延々
「この番組は契約条件により視聴できません。」の文字。
思い切って放送の最初まで戻り、早送り再生してみたら、
最初の20分でもうチャンネルが変わってしまっていた。
ここまで放送された川井ちゃんセレクション3本全滅か。
何やってんだかなぁ・・・。

がっくりしながらもハッキネンの初優勝を見届けた後、
セナのブラジル優勝と総集編を最高画質の[FINE]モードで
録画するように予約の設定を切り替えた。
どうせ保存用のDVDにダビングする時は、
画質2番目の[SP]モードで録画するんだから、
ここで[FINE]録画してもほとんど意味ないんだけどね。
でもさ、昨年末、この放送を録画するためにわざわざ
HDDに空きを作ったというのに、思いきり余裕があるなんて
何だか悔しいからさ。(笑)

今度はリモコンを間違っても触らない場所に移し、
セナのブラジル優勝と『F1総集編』は
無事録画することができたのだった。
って、こんな当たり前のことが何故できぬっ!!

あ、『F1総集編』の感想については
別に書かなくてもいいですよね。(をい)




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


2004年01月04日(日)  新年のご挨拶

2004年となりました。

今年も日記は、気分が乗った時に書いていくことにしますので、
気の向いた時に読みに来てくだされば幸いです。(笑)

今年1年が、自分にとっても、皆様にとっても
良い年になりますように、という願いを込めて、
実家から帰ってくる際に撮影した富士山を
縁起物としてここに掲げておきます。



ケータイ写真ですので、これが精一杯ですが、
これほど空が澄み渡り、雲が全くかかってない
富士山を見るのは、私自身あまり経験がなかったので、
今年こそは良いことあるかもです。(前向きで行こう!)

本当は初夢に富士を見れば縁起が良かったのでしょうが、
その初夢に何を見たか憶えてないんですもの。
(31日に友人と遅くまで遊んでいたので、睡眠時間が3時間で、
 見る暇なかったとも言いますが…(笑))




↑クリックすると おまけの一言 が出てきます。/エンピツ投票ボタン


Maxi |BLOGBBSBBS2
My追加