ゆっくり歩いて行こう
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2003年05月31日(土)

歴史。


まだ、短いけれど積み重ねてきた時間の中で

学んだことがたくさんあります。

こうして強くなっていく影で
なくしていく願いもたくさん。

それがつもると願うことすらしなくなるという
哀しい習慣がついてしまう。
壊れた物はやはり、戻せない。

なくした願いの屍が
わたしの心に降り積もる。



2003年05月28日(水)

わたしに出来ること。


こどもの頃から、人と争うことが苦手だった。
険悪なムードが嫌で
自分の主張を曲げて人に合わすことも
たびたびあった。

この自信のなさは、いつからだったろう?

そうやって我を通さず
過ごしてきたわたしは
いつしか人に弱音をはけない
甘える方法を学ばずに
途方にくれても、苦しくても心の中に押し込めるしかなかった。

いつしか、わたしはしっかりした良い子の枠から
出られなくなっていた。


少女の頃は
あまりの情けなさに「死にたい」と願うことも
よくあった。
そのたびに、手首を傷付けた。
怖くて、深くは切れなかったけれど
しばらく残る痛みは、
心の傷をいくらかは楽にした。
今思い返せば、他愛もないことで
傷ついていたのだけど、
やっぱり誰にも相談することなく、
うわべのつきあいに疲れていた。

よい子の枠から出られなかっただけじゃない。
本音で人を傷付けるが怖かった。


信じていた人の不正を知る。
でも、
今度ばかりは素通りするわけにはいけない。
このまま疑い続けて一緒に仕事はできない。
壊れかけた彼女を本当に救う方法は
鬼になるしかないんだね。


あまりのショックに傷ついても
自分で立ち直るしかないんだね。
くじけられない。
守らなきゃいけないモノたちのために。



2003年05月27日(火)

途方にくれても。


結局は一人で片付けなきゃいけない
課題ですね。


明日が来なければ、


そう考えてしまいます。

2003年05月15日(木)

雷。


突然の雷鳴。

心にもの凄いエネルギーのショック。



こんなにもまだ想いは残っているのに。




     熟田津に船乗りせむと月待てば
        潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな

でも。






辛いよ。




2003年05月08日(木)

ENDLESS SORROW


流れに逆らう気持ちを振り払うために
過去の記録を少しずつ消していこう。

前を向いてしか時が流れていかないのなら、
後ろばかり振り返っていてはダメね。

終わりのない哀しみが、続くこと分かってて、
もう一度選んだ道なら、
想い出はいらない。
日常へ執着すると哀しみから逃れられないから。


わたしは、わたしのためにしか生きていかれない。


片翼を失ったまま、
両翼を失っても、

墜落しないように。


翼がなくなっても、わたしにはまだ両足がある。

2003年05月03日(土)

ウサギ。


眠れなくて四角い箱の中のためいきに触れる。
ネットを飛び交うため息が心の隙間を埋めたくて
情熱を求める。

便利になりすぎて心の中が不便になったから、
ゆっくりしか進んで行かれない気持が時間に追われて
疲れてしまう。

この世が昔のまま不便?であれば
時間も空間も越えた恋は簡単には手に入らなかっただろう。


家庭も仕事も歴史もそのまま壊すことなく
情熱を簡単に手に入れられるなんて、勘違いすることは
なかっただろうね。



パートナーへの疑惑。
感じない方が賢明なのかもしれない。
毎日に感謝して、小さな幸せを積み重ねていくことに
本当に感動していたなら、
疑惑なんて生まれなかっただろうね。


簡単に、挨拶のように愛の言葉のやりとりを楽しんでいる影で
たくさんのため息が
。。。涙が生まれていくよ。


決して壊すことなんか望んでいなくても、
気が付かないところで少しずつ崩れていく。
日常が、一緒にと望んだ日常が情熱を冷やしていく。


そして、別々の方向を見つめるようになった私たちは
外からは変わりなく見えても
中身がくさって崩れていくの。


寝顔で、寝息で幸せ感じた日々はもう決して戻ってこない。







−後どれくらい切なくなれば、あなたの声が聞こえるかしら?−

二人とも疲れすぎてるね。
私たちの日常が二人を遠ざける。
そして、
私たちの恋は寂し過ぎて死んでしまうかもしれない。



TOM




      

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