日々の泡

2012年11月23日(金) アレクザンダー・マコール・スミス著「NO.1レディーズ探偵社、本日開業」読み始め

確かに以前同じ著者のものを読んだ筈と思いながら思い出せなかったのだが、今ここに書くにあたり、例の哲学クラブの著者だったことがわかった。納得!お軽い題名だが、一行目からなんとアフリカが舞台であることを知り驚いた。ミステリーとしては初めてだ。しかもヒロインであるマ・モルツエはちょっと太目の34歳のなかなか知的な女性である。20歳の頃、若気の至りとしか言いようのない結婚と出産をして、夫は逃亡、赤ん坊は数日で天に召された。その後は父親の家に戻り牛を飼って十数年を暮らした。父親の死の床で、父親が牛を売って何か商売をすると良いと娘にアドバイスし、娘は探偵事務所を開くことを告げる。驚き、眼を開いたまま父親は永眠。探偵事務所は、雇っている秘書に月給を支払うと赤字になってしまうという状態であるが、なんだかんだと依頼が来て、モルツエはユニークな方法で事件を解決していく。昨日読んでいたコーヒーレディが一般人が事件に口出しをしているのに比べ、これは生活がかかった探偵業であるし、ヒロインには共感を覚えることが多い。アフリカのことであるから??平気で容疑者に白状させるために嘘をつく。このあたりものほほんとしていて、楽しい。まだ途中だが、何冊か続編もあるようだ。それにしても、題名がもうちょっとどうにかならなかったものか。日曜哲学クラブのような。



2012年11月22日(木) クレオ・コイル著「深煎りローストはやけどのもと」読了

久し振りのミステリーだったので、途中まで新鮮に読み進めていたが、ややこのヒロインは好きになれなかったことを想いだした。あまりに強すぎるのだ。犯人に立ち向かって行ってその罪を暴くところは勇ましいという事なのだろうが、あまりに自分に過信しすぎる処が鼻につく。相変わらず落ち込んだり気が弱ったりするとジャカジャカと??料理を作るところも私には考えられない。それはともかく、今回は消防署が舞台。恋人で刑事のマイク・クインと長年確執の状態にあった従弟のマーク・クイン消防隊長が出てくる。結局は消防用具を扱っている企業の、コストを浮かせるためにいい加減な材料を使ったことによる、消防士の死亡事故など、筋としては面白かった。



2012年11月12日(月) P.G.ウッドハウス「ジーヴスtと封建主義」読了

物語はバスタブに浸かってのんびりしているウースター氏から始まる。これからダリア叔母さんの家に逗留するらしい。学友のチーズライト氏(いささか体育会系)とその恋人のプラチナブロンドのフローレンスのいさかいに見事に巻き込まれていく。しかもフローレンスはウースターが自分のことを想っていると思い込んでいる。いつものパターンではある。



2012年11月10日(土) P.G.ウッドハウス「でかした、ジーヴス」読了

今回はアガサおばさんの邸宅に滞在することになったウースター。気が重いことしきりである。なぜ招待されたのかわけがわからない。



2012年11月08日(木) P.G.ウッドハウス「ジーヴスとねこさらい」途中

以下、図書館のデータベースより「療養のため、ダリア叔母さんが滞在する田舎に向かったバーティー。そこは、かつて恋したヴァネッサや、あまり好きではない学友オルロ、アフリカ探検家プランク少佐らがひしめき合う魔境だった。シリーズ完結編。 」



2012年11月06日(火) 千野隆司著「母恋い桜」読了

例の蕎麦売りシリーズの最新刊。図書館で借りた。以下、図書館のデータベースから引用。「平次郎は、辰巳庵の前で店の様子を窺っている男に出くわす。店主の娘の繡によると、それは別れて暮らす義理の息子ではないかとのこと。彼の身に何か起きたのではと、平次郎は探索をはじめ…。全3編を収録したシリーズ第4弾。 」インターネットどころか車もなにもない時代、歩いての地道な聞き込みが徐々に形になっていく過程がやはり面白い。


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