日々の泡

2012年06月29日(金) 有川浩著「図書館戦争」購入

韓国に持っていく本は、とにかく荷物が重いのであきらめ、空港で買うことにする。あまり吟味する暇もなかったのでとりあえずこの本を選ぶ。少し読んだが、3日間の旅程中、結局は数ページも読まなかった。戦争は本当に戦闘だった。あまり図書館とは関係のない話の展開に興味を失い、まあ、何も読むものがなくなったらいつか読むだろう。いずれにしても若者向けの小説だ。



2012年06月26日(火) ジェラルディン・ブルックス著「古書の来歴」読了

「100年前から行方が知れなかったハガダーが発見された。連絡を受けた古書鑑定家のハンナは、すぐにサラエボに向かった。ハガダーはユダヤ教の祈りや詩編が書かれた書で、今回発見されたのは、実在する最古のものと言われ、ハガダーとしては珍しく彩色された細密画が多数描かれていた。鑑定を行ったハンナは羊皮紙のあいだに蝶の羽の欠片が挟まっていることに気づく」下巻「500年の時を生き延びた稀代の古書サラエボ・ハガダー)それはなぜ作られ、どんな人々の手で守られてきたのか。鑑定をまかされたハンナがその本の中で見つけた白い毛、塩の結晶、ワインの染み、留め金の痕跡、蝶の羽が15世紀スペイン、17世紀ヴェネチア、19世紀ウィーン、20世紀サラエボで起きた驚くべき苦難の物語を雄弁に語っていく。 」最終章、ついに本の作成者の物語が語られる。なんと父を絵師に持つ少女だった。自分の姿を家族団らんの輪の中にそっと書き加え、サインをしたためた少女。最後に本物と再会したハンナは光の中、そのサインに気づく。感動的なシーンだった。



2012年06月24日(日) ウー・ウェン著「野菜料理は切り方で決まり!」他購入

朝日新聞の日曜版にあまり気が付かなかったが野菜料理のシリーズが掲載されていて、その都度気に入ったものがあると切り抜いていたが、先日「やさい流」として本にまとまったことを知り、Amazonに注文する。ついでに常々野菜の切り方を知りたいと思っていたので、この本も買った。「やさい流」は5名ほどの料理人が月々で担当していて、高梨尚之という人の物だけが実は気に入っていたことに気づく。この人は精進料理が専門らしい。



2012年06月23日(土) しかたなく返却「charlie and the Great Glass Elevator

期限が来たので(というか、1週間遅れている)とりあえず返却。来週は行けないので、残念ながら。チョコレート工場の後日談なので、いつか必ず読みたい。図書館でさらに、何冊か借りてきた。



2012年06月21日(木) デイヴィッド・ゴードン著「二流小説家」

6/18(月)から「殺す鳥」を読んでいる。6/14総会の前日に遡るが、その時は「古書の来歴」を読んでいた。会社のTさんから「真鶴」を貸してもらい、しかも家に帰ったら図書館から予約本が準備できているというメールが来ていた。てっきり平岩弓枝の「女たちの家」だと思ったらなんと「二流小説家」だった。嬉しい悲鳴とはこのことで、ひとまず古書の来歴の上巻を読んだところで、ひとまず中断し、とりいあえず殺す鳥を読み始める。実は殺す鳥を延期しようとしたらなんと予約者が3人も控えていることがわかったためだ。



2012年06月20日(水) ジョアンナ・ハインズ著「殺す鳥」読了

ゆっくり感想文を書こうと思っていたが、4人も返却を待っているらしく、しかたなく、これから図書館に行くべく、簡単に書き留めておくことにする。(これは23日の土曜日に書いている)何の気なしに「本日返却された棚」のところで見つけて借りたのだと思うが、今年の4月に発行されたばかり。いきなり4人も予約が入ったのは、どこかに書評でも載ったのかもしれない。(または図書館員が間違えて棚に陳列してしまったとか)急いでいる割には余計なことを欠いているが、こんなことが妙に楽しい日常である。原題はThe Murder Bird 殺人鳥にした方がインパクトがあるだろうが、実際はトカゲを殺していたつぐみがモチーフだから、殺人とは言えない。原題のままにしたらどうかとも思うが、そういうわけにもいかなかったのだろう。一応面白かった。が、どうも最後で盛り上がらなかったのは、最初に老母が殺人の容疑で逮捕され、実は姉が真犯人だったというあたりだろう。これが逆だった方が面白かったはず。「夏のコーンウォールで女流詩人キルスティンは死んだ。バスタブの中、裸で。自殺という検死審問の結論に娘のサムはただひとり異議を唱える。本当に自殺なら、母の日記と詩集の表題作になるはずだった詩「殺す鳥」はどうして見つからない?消えた日記と詩を探すサムの行動が、事件に新たな局面をもたらす。」最後の数行にこんなことが書かれている「ミリアム、ダイアナ、ラフ。本当の殺す鳥は誰だったのだろうか」キルスティンの2番目の夫であったラフ、ラフの母のダイアナと姉のミリアム。最初にラフの父、次に母親の恋人であった男、そしてミリアムの夫の兄、そしてキルスティン。その死を最初に願ったのはラフだった。実際に手を下したミリアムの告白をなかったものとして日常に埋没するその母ダイアナ。殺人とはこうした複雑な心情の絡み合いで発生するのかもしれない。また、エサとしてではなく、単にトカゲを殺すつぐみの暗く本能的な衝動を人間もまた持ち合わせているに違いない。そんな気がした。



2012年06月16日(土) 吉祥寺 古書市にて

丸井の店頭にていつものセール。今日は古書だった。と、思ったら新刊書のセールだった。日経BPの旅名人ブックスがずらりと並んでいたので古書の来歴の舞台を知るためにサラエボあたりを知りたいと思っていた矢先だったため、探すとクロアチア・スロヴェニアが見つかる。黄色野菜の料理本と一緒に購入。



2012年06月14日(木) ジェラルディン・ブルックス著「古書の来歴」読み始め

物語の中心となる「サラエボ・ハガダー」この地域の歴史をまずは読んでみたいと思った。



2012年06月08日(金) 平岩弓枝著「春の砂漠」上下巻読み始め

とにかく著者は海外が好きらしい。以前はこうした小説はあまり好きではなかったが、あちらこちらを旅した気分になれるのは楽しいことだと思えるようになった。中心となるのは複雑な家庭に育った三姉妹。長女は父親の連れ子、次女は母親の連れ子。三女だけが現在の両親の間に生まれた。とにかく仲が悪い姉妹であったが、最後のどんでん返しには驚いた。平岩弓枝は海外が好きである一方、男の人への不信感が常にある。というか、継続する愛はないように思えてくる。どこか、ふらふらしている男性、一途に相手を思いすぎて、いつか鬼になってしまう女性。



2012年06月04日(月) 平岩弓枝著「午後の恋人」上下巻読み始め

「午後の恋人」という題名から何か「午後の紅茶」のような洒落たちょっと気怠い素敵なイメージを思い浮かべたのだが、なんと午後は人生の午後を指すらしい。ある日突然長年連れ添った夫から外にできた子供を理由に離婚を申し渡された明子。実際に離婚してみると、なかなか美しく教養もある女性らしく、たちまち年下の男たちが群がってくる。映画は若尾文子で撮ったらしい。



2012年06月03日(日) 高橋由太著「もののけ本所深川事件帖オサキ婚活する」読了

江姫のもののけも現れて、あいかわらず自分のことしか考えないオサキがたのしかった。


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