| 2011年05月24日(火) |
宮尾登美子著「菊亭八百膳の人びと」上・下読み始め |
図書館で、最近入り浸りの海外物のミステリーの棚でなんの獲物がなかったため、和物の棚をさらっていたところ、ふと目に留まった文庫本上下巻。読みでもありそうだっため借りたが、なかなか面白かった。汀子という半人前だった女性が由緒ある八百膳に嫁ぎ、数年がんばってはみたものの世の流れに最後には老舗の暖簾を下ろすことになるが、その間の成長を描く。板前の小鈴の精神愛がなかなか鮮やかだった。読み物として気楽に楽しく読めた。こういった小説は世の中に山のようにあるだろうと思うと嬉しい。
| 2011年05月21日(土) |
カレン・マキナニー著「注文の多い宿泊客」読了 |
朝食のおいしいB&Bシリーズの1巻目。 先に2巻目を間違えて読んでしまったが、あまりこのヒロインには共感が持てない。友人のシャリーンにも好感が抱けないのはなぜだろうか。 とにかく、お決まりとして素人探偵に災難が降りかかるのは常だが、この厄災がひととおりではない。死と隣り合わせの大けがだ。自分に嫌疑がかかっているから仕方がないと言えばそれまでだが、近隣の人々との対応もかなりガサツだ。そう! ガサツという言葉がこのヒロイン、ナタリーにはぴったりだ。設定自体は、ホテルに宿泊するときの楽しみである朝食に焦点を当てていて、どれもカロリーたっぷりで美味しそうな料理が並ぶからそれは楽しいのだが。舞台はアメリカ合衆国北東部メイン州の風光明媚な島アカディア国立公園の中にある島らしい。 多分シリーズの続きが出たら読むだろうが。
| 2011年05月13日(金) |
カレン・マキナニー著「料理人は夜歩く」読み始め |
朝食のおいしいB&Bシリーズの2 ほら!やっぱりヒロインのイン経営の女性は39歳の独身で、恋人が警官、元婚約者はプレイボーイ、料理が得意で、どんなに心が乱れているときにも、しっかりオーブンを使ってケーキやパイを焼く。 1巻目から読みたかったのだが、とりあえず。
| 2011年05月12日(木) |
ケイト・キンバリー著「マクダフ医師のまちがった葬式」読了 |
ペニーフット・ホテルシリーズの3巻目。「ペニーフットホテルは大忙しだった。メイドのガーティの結婚式に女主人のセシリーが披露宴を企画しいていたのだ。そんななか、マクダフ医師の葬儀が途中で中断される。なんと棺の中には見たことのない男の死体が! さらに秘密のはずのホテルの献立表が、死体の入れ替えが行われたところに落ちていた。 ホテルのオーナー セシリーと堅物の支配人バクスターの掛け合いがあいかわらず面白かった。 死体の入れ替えはどんな必然性があったのだろうかと謎だったが、ホテルの常連客で地下のカード室に入り浸っていた偽貴族が、おおがかりな盗みを働いていたが、日頃から恐ろしく信心深かったため、自分が殺した人間が無事成仏できるように 手厚く葬ってもらうため死体を入れえかえたのだった。十分納得できる理由だった。
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