| 2009年12月05日(土) |
Maeve Binchy"ECHOES" やっと読了! |
長かった〜。ほとんど朝の通勤時間帯に1時間ほどしか読めなかったが、それにしても時間がかかった。 とにかく、分厚いし、字は細かく、ぎっしり感があったし。なによりも、英語がむずかしかったというのが本音だ。通常50ページを読むと、楽になるのだが、今回は内容にのめりこむまでに、もっと枚数が必要だった。こんなに苦労してまで読む本でもなかったが、今年一年、辛うじて原書を1冊読んだということになり、まずはよかった。冒頭から、海で地元の人間が溺れたらしいという、不安を駆り立てるような始まり方。いつか本文の重要な場面につながるのだろうと思っていたが、やはりそうだった。ダブリンから離れた海辺の小さな町。人々は、世間の風評をまず気にする。クレアの恩師である学歴もあり、聡明な女性には、大きな悩みがあった 。それは神父になったはずの弟がいつのまにか日本の女性と結婚し、二人の子供さえ生まれていた。弟への愛よりも、世間にどう思われるかだけが気になっていた。学問を志しているアイスクリームや、食品を売っている貧しい店の娘であるクレア。歴史学者になるべく、綿密な人生計画を立てていたが、同じ町の医者の息子であるディックとダブリンにて恋愛をし、学生の身でありながら、彼の子供を宿す。二人は、ディックの母親の反対も説き伏せ、結婚する。子供が生まれ、なにもかもうまくいくはずだったが、まずはクレアが、育児の疲れからディックとの間に亀裂が走り、やがてディックは友人の妹であるキャサリンと平日ゴルフに行くなど、結局は自分の属している世界の女性に惹かれていく。 一方、 幼馴染で今は父親の後をついで、町で写真屋を営んでいるドイル。ドイルは、昔からクレアと自分は同じ人間だといい、クレアに強く引かれている。 しかし、結局クレアから拒絶され、失意のうちに夜の海で事故死する。 最後は、ドイルの葬儀の帰りに、再び、寄り添って歩く二人の姿が描かれ、物語は終わっている。
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