日々の泡

2009年08月21日(金) 恩田陸「蒲公英草紙」読了

初の恩田陸である。確か月曜日に「健康」を買いに行った新宿ルミネの書店で購入した1冊。読まず嫌いをしていたが、なかなか面白かった。と、言うより初めの1頁など、私が過去に書き散らした物語によく似ているとさえ思った。昨日から読み始めて通勤時間帯に読了。なかなか面白く、読み応えもあった。



2009年08月19日(水) 坂木司著「切れない糸」

手帳から拾ったので、読み終わったのか、買ったのかわからない。「蒲公英草紙」と一緒にルミネ5FのBOOK1で買ったような気もする。帯にはこうある。「謎の始まりはクリーニング店に持ち込まれた衣類。人々の優しさと移り行く商店街の四季を綴った連作ミステリ」周囲が新しい門出に沸く春、思いがけず家業のクリーニング店を継ぐことになった大学卒業間近の新井和也。不慣れな集荷作業で預かった衣類から数々の謎が生まれていく。同じ商店街の喫茶店ロッキーで働く沢田直之、アイロン職人シゲさんなど周囲の人に助けられながら失敗を重ねつつ成長していく和也。 なかなか好感の持てる主人公だった。人と人とのつながりの暖かさがうらやましかった。この坂木司は始めて読んだが、癖がなくてよい。他に青空の卵、子羊の巣、動物園の鳥など著書があるらしいので、今度読んで見たい。 この夏、ちょっと体調を崩している私の通勤のお供としては最適だった。



2009年08月12日(水) 夏の図書館

図書館には夏が似合う。なんて思ってしまったのは夏休みにはよく図書館に行ったせいだろう。 夏休みの宿題で読書感想文は定番だったし、課題図書などというものもあった。高校3年のときは、確か島崎藤村の「夜明け前」だった。結構読むのがつらかった。 そんなことを思い出したせいか、このところ軽く読みやすいものばかり読んでいたが、林京子全集の内2冊を借りる。多分昨年読み、他の作品も読もうと思いながらそのままになっていた。被爆経験のある著者であるため、ある意味この季節に読むのはふさわしいとも言える。「自然を恋う」「瞬間の記憶」「ヴァージニアの蒼い空」他にアップダイクの「クーデタ」2009年になくなったらしい。気がつかなかった。1月27日だったらしい。他にお馴染みのクッキングママシリーズ。



2009年08月01日(土) アニタ・ブルックナー著「異国の秋」を購入

Amazonにて古書を購入。ずっと古本が届くのは嫌だと思っていたのだが、単行本では価格が明らかに違うので、思い切って購入。届くのはメール便なのでポストに届くのも魅力だ。便利だので今後も注文して見ようと思う。で、本のほうだが、ナチから逃れてきた二人の少年のその後の成長を描いている。それぞれ結婚するが、一見幸福そうに見える二家族の様々な微妙な心理が描かれていて、心が弱っているときに読むと吸い込まれていくような気がする。恐ろしい本だ。元気なときに読もうと、半ばまで読みながら一旦中止。


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