日々の泡

2007年06月30日(土) カレル・チャペック「園芸家12ヶ月」



先週の土曜日に府中市美術館にて購入。美術館には小島善三郎展が目的。「田園の輝き」という題がついていたが、この人は誰にも師事することなく、孤独の芸術家であったらしい。パリに留学もしたが武蔵野の四季を随分描いていた。 そういえば、この美術展を知ったのは京王線社内の広告だったが、「武蔵野を楽園に変えた男」というキャッチコピーに惹かれたのだった。 それはともかく、久々の美術館の売店でこの本を買ったわけだが、このカレル・チャペックの名前はある紅茶屋さんのサイトで知り興味を持ったが、もっと以前に、実は小学校の頃に祖父から買い与えられた本がこのチャペックによるものだった。ずっと今まで著者の名前も知らなかった「長い長いお医者さんの話」はもしかしたら私が初めて買ってもらった短編集だったのかもしれない。子供心に妙にとっつきが悪かったのは初めての世界だったからかもしれない。でも長い年月の間にはさすがに一遍ずつ読んで行ったようだ。不思議な郵便局の話。世界中の届けられなかった手紙が集まってくるのだったか。手を当てるとそれが大切な手紙かどうかがわかるのだが、離れ離れになった恋人たちがこの郵便局のおかげで幸せになれるのだ。あとは病気の王女様の話。 国中の有名な医者が集められても王女様の顔色と食欲は元に戻らない。ある朝、王女様が目を覚ますと森の中で音がする。その音のする方に歩いていくと、樵が木を切っていた。 そこだけが鬱蒼とした森の中で陽のあたる場所となっていた。 そして仕事を終え、樵はお昼ごはんを取り出す。 このあたりがあまり記憶にないのだが、王女様の顔色を心配して 陽に当たらなければいけないと言ったような気がする。 王女様は樵の差し出したパンとチーズを切り倒した木に座って一緒に食べる。 ずっと食欲のなかった王女様はすっかり元気になってお城に帰ると言うめでたしめでたしの話だ。 すっかり違う本の話になってしまったが、「園芸家12ヶ月」はまだ数ページしか読んでいないので感想は後日に。



2007年06月25日(月) "Harry Potter and the Half-Blood Prince"読了

長らく放り出していたこの巻だが、7月に最終巻がでるため 今度こそと読み始め、ようやく読了。今回は、全世界一斉発売日にハードカバーが届いたにもかかわらず、どうにも第1章が読めず放り出し、ペーパーバックが発売された際にそちらなら通勤時間帯に読めるかもしれないと乗り換え(ハードカバーは昨年夏の同窓会のフリーマーケットであっという間に売れた)それでも読めなかったのだが、さすがに最終巻がでるとなると、(おまけに既にAMAZONで予約している)大いに拍車がかかり、総会前の多忙期の唯一の楽しみとして読むことが出来た。「ハリーポッターを原書で読もう」なる本も買ってしまった。これを読むと随分おおまかに適当に内容を理解して読んでいることがわかる。 ついにダンブルドアが死んでしまった。またしても巻の終わりに重要な登場人物が死んでしまうパターンだ。最終巻ではさらに重要人物が2人は死ぬそうだから、少々つらい。 とにかくやっと世の中の時流に乗れそうでよかったというところか。


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