| 2005年04月02日(土) |
ジーン・アウル著 「ケーブ・ベアの一族」上巻読了 |
地元の文化センターの文化祭に母がパッチワークの作品を出品したため久しぶりに3階にある図書室に行く。一年位前に読みかけて結局そのまま返してしまった「9月になれば」上下巻と厚生年金の話、そしてこの本が新刊図書の中にあったので借りた。前々から書店で見て書名は知っていたが買ってまで読む気にはなれなかったのだが、ちょっと味見のつもりで借りてみた。 とても面白く通勤時間にせっせと読んだ。行きだけだが、一週間くらいで読めた。ただ、ショックなことに一緒に借りた筈の下巻が見当たらない。部屋を何時間もかけて探してはいるのだが。これだけ探してないということはもしかしたら借りなかったのかもしれない。 もしそうだったらかなりボケていることになり、それはそれでショックだ。明日文化センターに行ってみようと思う。 さて、内容だが最後に残しておいた前書きを読むとどうやら主人公の少女はクロマニオンであったらしい。そして冒頭の大地震で仲間を失った少女が、身を寄せた人種の異なった集団はネアンデルタール人という設定のようだ。 両人類は同じ地域で4千年も共存していたと言う物的証拠があるようである。 ネアンデルタール人の最も知恵のあるとされている占い師ですら、少女が持つ生まれつきの能力の前には自らの敗北を悟るのだ。主人公のエイラは能力的に優れているだけでなく、勇気と愛情にあふれた少女だ。 一人で傷を負ってさまよっているところを助けてくれた一族の薬師から薬草のことや治療について学んでいる。この物語には、母親と言う存在はでてくるが父親と言う言葉はない。母親のつれあいという形で存在するのみだ。 要するに結婚によって子供が生まれると言う概念がないのだ。だから男にとって子供はつれあいの子供と表現される。 これは面白いと思った。 随分前から書店で見かけたように思ったが前書きを読んだら、以前は子供用に、内容を少々変えての出版だったらしい。どうりで子供用の本というイメージがあったわりに内容を読んでこれはどうかと思う箇所が随所にあった。 シリーズのようなので楽しみだ。
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