生きる。を消費する

2022年10月30日(日) 結婚記念日、そして10年目

今日はとても嫌なことがあったけど、夫婦のイベントが出来てよかった。
夫と一緒に写真を撮ることを大体のイベントとして来ていたが
今年はちゃんと服もロケーションも決めて、サプライズで用意したのが
めちゃくちゃエモくて最高だった。
こういう事をちゃんとやる事に対して価値観が違いすぎていたけれど
最近は全然問題ないって思うようになった。
ただしお互いが距離を取ってる事に疑問を持たないから成立する関係なのだが。

私には感情が湧きおこらない。
それは、多分結婚というシステムに縛られている状態が苦痛であり
ただ、夫は逆にその契約が無いと私を縛り付けておけないという自覚があり
それをどうすることもせずに、ただありのままで居ることを続けてるだけ。

それが結構ネガティブではなく、意外と居心地がよく
一般的な価値観では推し量れない感性を持って生きてるんだなと思う。
変な奴だなと思うけど(私も夫も)ここまで変な奴だとは思わなかった。

これから先も楽しく生きられるといいな。


2022年10月25日(火) デイドリームビリーバー

23歳も年が離れているが、普段はあまり気にすることが無い。
それは一緒にいて一番面白いなと思うところでもある。
先日彼がアコギで「デイドリームビリーバー」を練習しだした。

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私にとってタイマーズのこの曲は時代の歌であり、思い出のある歌である。
当時高校生の私にとって忌野清志郎は大人のロックアーティストであって
そのレジェンドが突然大麻の歌を学生運動の格好で歌いだしたのは衝撃だった。

で、この曲であるが。
私はてっきり彼女が死んでしまって、まるで白昼夢をずっと見てるかのように
僕は相変わらず彼女の思い出を胸に生きているんだという歌だと思っていた。
がしかし、今になって調べたら早くに死んでしまった母親の歌だったそうで、

そして今年の離れた彼が、私の目の前でこの歌を歌う。

それは遠い遠い思い出になってしまうのだろうか。
私は彼にとって思い出の人として、写真の中であなたに微笑む日が来るのか。
そんなことを考えていたらとてつもない切なさが押し寄せてきてしまった。
これから先どれくらい彼と一緒に居られるかわからないけれど、多分いつか
この歌のように私を思い出してくれる日を夢見て、白昼夢を見てるのは
どちらかというと私の方だが、それでもいいからずっと一緒にいたい。

原曲の歌詞の意味もそれはそれで今の自分に合ってるので、覚えてみようかな。
憧れの人と結婚出来て(一緒に居られて)とても幸せなのは私も一緒だ。
それも今の私は普通の人の感覚からとてつもなく逸脱した状況であり
それが許されてる(ように仕向けられてる)のは運命であるのだと実感する。

あと数日で誕生日だし、結婚記念日だ。
10年の時が私を強く、我慢強くしてくれた。
ずっと夢見させてくれてありがとう。


2022年10月24日(月) 私は仕事が好きなんだった

久しぶりにフルタイムで仕事を始めている。
勤務場所が近いし、仕事も特に大変じゃないし、人間関係もよさそう。
こんなに勤労意欲が湧いているのもめずらしいなと我ながら思う。

私はこの10年この気持ちをどう処理していたんだろうか。
今の私は、彼と美味しいものを食べたり旅行をしたくて、お金を稼ごうとしてる。
それは今までもあった気持ちなんじゃないかと思うんだけど、思い出せない。

彼は私の事をどんどん好きになっていて、だけど彼女じゃないし友達とも違う。
これは何なんだろうね、と複雑な表情をしながら私に問いかける。
私は、心の中でそっとつぶやく「あと20歳若かったら、シンプルだったかもね」
年齢が障害になっているわけではない、それは重々承知しているけれど。
私にはあまりにも未来が無い。将来には光ではなく闇が待ち受けているのに
彼の時間を延々と使うのはどうにも気がひけるというか、むしろ申し訳ない気持ちだ。

もっと若くて可愛くてはつらつとした女だったら、シンプルに恋人になれたかな。
そう思いながら、でも愛されてると実感するのはなかなかつらいものがある。
でもしょうがない、過ごしている時間はとてもポジティブで楽しいんだから。
それもそのバイブスは逃避的でも後ろめたさもない、本当に幸せなんだ。困ったもんだ。

この時間はいつまで続くんだろうか。


2022年10月19日(水) いったん忘れよう

思えばこの数か月は恋愛に溺れていて、しっかり生きていた気がしない。
そんなときもあるよねって感じになればいいんだけど、私は至ってだらしない。
欲望のままに生きて、好きなことをやっていたら今結構大変な状態に。
仕事がやっと決まって命拾いしたという状態だが、しかしお金が無い。

私はいつまでこんなことをやってるんだろうか。
好きなことをやって生きていきたいってだけなのに。
その欲望だけではどうにもやれないっていうのに、何をやってるんだろう。

好きな人と一緒に素敵な時間を過ごしたい。
それなのに、うまくいかないんだよね。私のセンスが無いんだと思う。
やりたいことはたくさんあるけど、たくさんあるから上手くいかないんだろうな。

色々あるけど、いったん楽しい事は忘れよう。
大好きな彼のことも、いったんは忘れてしまおう。
もちろん忘れられないのなんてわかってるけど、忘れるなんてとても悲しいけど。
そのくらいの温度感でやっと普通の私になれる気がするし、もう自制が効いてないんだ。

いい思い出が沢山、いつだって引き出して幸せな気持ちになれる。
一緒にいてこんなに楽しい気持ちになったのは初めてかもしれないし
もうこんな幸せな時を過ごせる気がしないし、とにかくそれを思うとつらい。


2022年10月18日(火) 仕事が決まった

やっと仕事が決まった

のはいいんだけど、平日に会えなくなっちゃうのはつらい。
一応契約期間が来年3月までだから、次の仕事は週4日とかにしてもらおうかな。
どうしたら一緒に居られて、お金ももらえるんだろうか。
私はよくばりだから、全部の欲求を満たしたい。
それは無理な話なんだろうか。

時々考える。
私が彼のそばにいることで、幸せになれるのだろうか。
ただ甘やかしてるだけで、ダメな人間を創り出してるだけだったら最悪だ。
とりあえず今は、お金が無いのだから働くしかない。
それにはちょっとだけ我慢する時間も必要なのではないかと思っている。
長い時間を考えて、今この時間をちょっとだけ我慢するという考え方。
これで理解してもらえないのであれば、もうそれはしょうがない。
彼との関係もそれまでって事になってしまうんだろう。だけど彼は賢いから解ってくれるはず。
そう信じるしかないんだろうな。

あと20歳くらい若くて美人だったら、もっと幸せになれたのかな。
人に自慢できる彼女として存在できたんだろうな。
私はもう人生の折り返し地点にいるし、なにもかもが遅すぎた。
遅すぎたっていうか何なら既婚者だし遅いにもほどがある。
私はいったい何をやってるんだ、と時々絶望的になる事も増えた。
諦めちゃった方がいいよね。とつぶやくのは簡単だ。
だけど、ここで諦めた私を彼がどう思うのかと考えるとそれは無理だ。
ちゃんと寄り添っていくなら、せめて10年は必要じゃないか?
途中で投げ出すなんて言語道断、人の人生なんだから適当にやるんじゃないって話だ。

とりあえず今色々考えてもしょうがないので、来年の3月まではどうにかがんばって仕事して
2人の関係をちゃんと構築していくしかないんだと思っている。それから次を考えよう。

もっと幸せになりたい。
もっと沢山お金が欲しい。


2022年10月10日(月) 話しあう事の大切さを知る

私に対しての態度に葛藤が感じられてとても居心地が悪かったので、ちゃんと時間を取って話をした。
ちょっとでも触ろうものなら嫌悪感を表現する様子を見て、とても傷ついているのを感じたし
やはりとても繊細な生き物なんだろうなと思う。愛おしいが生きにくいんだろうなとも思った。

可愛い私の王子様は、いつも私に微笑んでほしい。
その華奢な指は私の心の奥に届く、大事なアンテナなのだから。

可愛くて、愛おしくて、パワーを感じる事で
私は少しだけ、少しだけだけど生きていく力が湧いてくる。
だけど、人の力を借りてまで生き続ける理由が見つからない。
もう、終わりにしたいんだ。こんな糞みたいな人生は、もう終わりにしたい。

自分がとても嫌になるから、嫌いになるけど好きにはならないからつらい。
もっと自分を好きになってあげたら、人生がより豊かになるんだと思う。
そして他人を愛すことも、もっとたくさんできるんだと思う。

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あと20日で誕生日を迎える。
そのころには私はまた今までと違った形になっているのだろう。
予定ではもっとお金持ちになると思っていたが、全然違った。
それに、20歳以上年下の男に翻弄されるとも思っていなかったなあ。
年上の彼氏しかできなかった私からしたら、信じられない事なんだろう。

あとどれくらい生きるかわからないけど、開き直っていくしかない。
死ぬ気で頑張るとはよく言ったもので、だけどちゃんとできる奴なんていないよな。
だってすっごく大変な事で、何なら死んだ方が楽って話だもんな。

私自身を鼓舞する言葉は持っていない。
それが一番よくないところなんだと思う。
もっとたくさんの言葉を操って生きていきたい。


2022年10月06日(木) やきもきと嫉妬の倍速

嫉妬深い自分がとても嫌い。
嫉妬を燃料にして向上していけばいいのに、それもできないいくじなしな私。
もっとポジティブに、淡々と頃合いを見ればいいのに何故かそういう時に限って焦ってしまう。

ホント良くない。

いい加減どーんと構えて大局を見ることは出来ないのか私は。
それは器が小さいのか、肝が据わってないのか。
失敗が怖くていじくりたおして壊しちゃうみたいなの止めたい。
もっとどっしり構えようよ、私。

さて、来月私はどうなってるんでしょうか。
お金も恋人も何もかも失ってたらどうしようなんて思ってるけど
それは私の努力が足りなかったからですよ。反省しようぜ。
でも、今の私はちゃんとじっくり腰を据えて挑めば出来るとおもうよ。

がんばろうぜ、私。


2022年10月02日(日) 調子が悪くなった

頭の中に鳴り響く「お前なんて死んでしまえ」という言葉は消えることなく
私を悔しさと無力感でいっぱいにする。
生きてる価値が無いなんてわかってる。だけど私の好きな人はそれをしても
時間がたてば忘れてしまうのを知っているから、それはそれで悔しい。
目の前にある大量の薬を飲んで、横たわればいいじゃないか。
独りでハイキングなんか行って、崖で足を滑らせればいいじゃないか。

そんなことばかり考えている、心の弱い私が大嫌い。


2022年10月01日(土) 混乱している

私だけのあなた、なんてあるわけがないしあってはならないと思っている

だけど、私だけのあなたでいてほしいという欲求は抑えられず、消えない。
心の奥底では確実にそれを欲している、という事を自ら忘れるほどに
ギューッと押し込めていたんだろうと自覚した。
嫉妬に狂う私は、みっともないんだろう。醜くて汚い生き物なのだろう。
だから私はこの気持ちを「無かった事」にして生きている。
だけどいつか私は本当に無いと勘違いしていたのかもしれない。
あまりにも自分の醜さに向き合うことを恐れていたから。
そして、出来るだけ(精神だけでも)美しくありたいと思っているから。

胸を搔きむしるような痛みに耐えた、その先にあるのは何?
私の嫉妬心は何かの燃料になるのか?はたまたこのまま燻ぶらせるのか?

本当の私なんてどこにも存在しない。
だけど、私は何でここにいるんだ?と我に返ったときに
あまりにも居場所が無くまた自分の存在の醜さに呆れて悲しくなり
どこか遠くの滝つぼに身を投じる方が世のため人のためになるのではと
そんな自分の無力さにとてもやりきれなくなるのだ。
認められたい、大切にしてもらいたい、その欲求が強くて大きいばかりに
今の私は押しつぶされて泣くことしかできないのだ。バカめ。

そんな醜くて汚くて存在価値のない自分をどうして許せるのか?
自らをきちんと罰して存在を消滅させる方がみんなが幸せになれるはず。
でも手を下す勇気のない弱い私は、今日もまた涙を流すだけ。


korekara doushiyo
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