生きる。を消費する

2005年08月28日(日) 大人になった私

私は大人になってから友達が沢山増えた。
子供の頃あんなに孤独感を味わっていたのが嘘のように。
どんな出会いでも、絶対に楽しい思い出がつきまといそして離れない。
だから私は恋人が居なくても何にも不自由しないのだろう。
恋人の存在は閉鎖的で縛られることの多い存在だと思う。
そしてその存在は私を苦しめる。私が好きでそうしているのに苦しめる。

恋人は居ないけれど、恋をしたい。
恋をしたら私はもっと成長できるのだろう、そしてもっと沢山経験するだろう。
ただ、自分が他人を幸せに出来るのかどうか自信が無いだけなのだ。

時に他人は私の意外な一面を大きく膨らませてくれる。
だから私は他人と関わり合うのだと、そう思う。


2005年08月27日(土) 生意気な女

もう私も30代になったのである。
今職場で10歳近く年下の子と仕事する機会が増え、勉強の毎日である。
私の人生を振り返るようになった。なんとなく思い出すあの頃。
どんな事を考えて、どんな事を話していたのだろうか。
とても生意気だったんだろうな、傷つく事を言っていたのだろうか。

早く大人になりたいんだろう、みんなにバカにされたくないんだろう。
でも、一番大切なのはバカにされることではなくて自分が一人前になる事。
背伸びをしてもしょうがない。基礎がしっかりしてなくては倒れてしまう。
早く気が付いて欲しいなぁと思うけど、私だって多分あんな感じだったのだろう。
父親によく「素直になりなさい、そうした方が絶対に得だから」と
何度も何度も言われ続けた。でも出来なかったんだよ。精一杯だったから。
今なら素直にあの頃言われていたことを聞ける気がする。
多分あの子もそのうちそう思える日が来るんだと思う。

何だか甘酸っぱい様な気持ちで居る今日この頃。
私もババァになったもんだなしかし。


2005年08月26日(金) 翻弄されまくり

この数日喜怒哀楽が激しすぎて疲れた。
色々な事を同時にしなくてはならないことに
そろそろ慣れなくちゃイカンと思ってるけど
さすがにタスクが多すぎててんやわんやですよ!

あ〜、脳がフツフツするわよ全く。

それにしても適当な事をうわさ話として喋ってる時点で
その渦中に無いのだなと言うことを実感しました。
結局適当に考えられるのは自分のことじゃないからね。
私が話を聞くべき人間はひとり。
その人がYESといったらその通りにしたらいいだけだ。


2005年08月21日(日) 埠頭と生牡蠣と私

久々に単独行動をした。

独り東横線に乗ったらふと「そういや最近独りって無かったな」と思って
何だか嬉しくなった。特に意味はないんだけど、独りでいるのが嬉しかった。
電車に乗りながら鶴を折る。出来るだけ沢山の鶴を渡したかったから。
電車の中は人もまばらで、のんびりした雰囲気だった。
これで激混みだったら多分すっごい疲れたんだろうけど、あっという間に到着。
行き先が正直どこだか解らなかったのだが、埠頭の中だった。
汗を掻きながらひたすら作業する人達。スゴい熱気だ。
これだけの人を動かすってのはスゴいなと正直驚いた所為もあってか
頼まれてないのに、自然に手伝う気になった。
鶴をひたすら広げる作業を続ける事数十分。暑さに耐えられなくなり外に。
ピュ〜ちゃんととりとめのない話をする。モヤモヤした気持ちが晴れる。
小さいことに拘りすぎてるなとふと思った。話してる内容とは全然違うのに。
帰り、夕暮れの埠頭を独り歩くと自然にセンチメンタルに。
色々と考えることが沢山あって、何だか切なくなった。

夏から秋になる、そんな時は自然にセンチメンタルになる。
私は今そんな気分で毎日を過ごしてるのかもしれない。


2005年08月20日(土) 私とニチョとの出会い

私、色々な人に「2丁目詳しいよね〜」って言われるのですが
全然詳しくないのでそこんとこヨロシク。
店とかホント知らないのでノンケの方にそういった質問をされる度に
私はいつも困惑いたします。店子の友達も居ないし。
つうか実は私ホモバーとかレズバーとかの良さや楽しさが
全然解らないんです。むしろトラウマだから!
というわけで私が最初に2丁目を知ったのは中学生の頃で
それもゲイバーのママと知り合ったのがきっかけです。

でも閉鎖的な価値観に耐えられなかった。
ノンケ女子の私を思いっきりバカにする癖に
自分たちは差別されてる、マイノリティーだと声高に言う。
その価値観がものすごくバカバカしかった。
女である私が羨ましいの?だからバカにするんでしょ?
そんなちんけな価値観の何処が大切なの?
仲良しのママに連れられて店に行くたびに客に無視されたりして
その度に「こいつら最悪だ」と思ったものです。
未だにノンケに対して無視する奴とか居るけど、昔の方がもっと
あからさまだったし、閉鎖的だったと思う。

結局差別してることに気が付かない人間は差別されるのです。
嫌気が差して私は新宿2丁目を去りました。

そして今。私はそんなおかしな価値観に囚われない
マイノリティーだとヒステリーにならない人に囲まれてます。
あのまま嫌いにならないで、今でも2丁目の雰囲気が好きです。
ノンケであることにもうコンプレックスは無いです。
女であることももうイヤだと思わなくなりました。

悪いけど、楽しいよ?15年前の悪夢ですら笑い飛ばせる自分が
本当に強くなったと思うし、素晴らしい出会いに感謝したいです。


2005年08月18日(木) 色々思うこと。

結局人とは本当の意味で解り合えないんだなと思う。
お互いがお互いをどれだけ大事に思うかってのは探り合って見つけるしかないし
それを共有できるようになるまでは結構時間が掛かって
その間に誤解が生じたり何だりで疎遠になっていったりする事が多い。

私は適当な付き合い方が出来ないと言っているが
自分は他人に対してとっても適当な付き合い方をしてると思う。
だから端からフェアでは無いわけで、それじゃ他人はそっぽを向くだろう。
結局私は他人を信用していないのだ、心の底から。

小さい頃のトラウマってこんなに大人になってからも後を引きずる。
上手く渡り歩いてきた人にとっては理解しがたいんだろうな、コレは。


2005年08月16日(火) 夏が来れば思い出す

中学の時仲が良かった男の子が居る。
彼は女の子に囲まれて育った所為か私よりもおしとやかで可愛かった。
お菓子を作るのが得意で、いつも素敵なラッピングのお菓子をくれた。
私が食べたことのないお菓子を作ることだってあった。

彼と待ち合わせをすると、汗を掻きながらスゴい勢いでチャリを漕いで
彼がやってくる。夏の高円寺。人混みでムッとする暑さの駅前。
手を繋ぎながら商店街を歩く。とりとめのない話をしながら、歩く。
その日あった出来事。好きな音楽の話。

あの時のにおいがふと蘇る。
彼のTシャツから香るかおり。どこかの台所からの夕ご飯の匂い。
あの頃の私は、どういう女の子だったのだろう。

夏になると、何故か思い出す。そして胸がキュッとなるのだ。


2005年08月15日(月) 会社行きたくない

ああ、もうお盆休みも終わりなのね。
会社に行きたくない。
本当に行きたくないの、これって今の会社に行きだして初めてかも。
多分色々なことがありすぎて疲れてるのね。そうだと思う。
私、他人とコミュニケーション取ったりするのが超苦手だから、
今まで殆ど一人で居た分楽ちんだったんだと思う。
でも一気に人が増えて、女子も増えて、女子の面倒見るのなんて
精神的に一番負担が掛かることなのにやってこれたのが不思議な位だ。
今まで他人との間合いをどう取るかってのが課題だったんだけれども
この休みで色々考えて、もう一度仕切り直してみようかと思う。
結果はどうであれ、良い結果になったらそれで良いし、ダメだったとしても
それはそれでどうにかなるだろうし、会社辞めたらいいし。最悪の場合。

それにしても私って本当に人付き合いが苦手。
直球ストレートを豪速でかまして相手をデッドボールさせるってのは
本当に治らないのかもしれない。だってあれから一年経つのよ?
この日記を読み返しても同じ事ばっか書いてるし、自分でも呆れるわ。

水曜日からは、新しい自分で颯爽と出社しようっと。
もう前の自分みたいにグダグダ言ってられないわ!
明日を考えて生きていきたい。それだけ。


2005年08月14日(日) 過去に生きる男

元カレが最近色々な物を送ってくるようになった。
とうもろこしだのモモだのを沢山。
私は実家に送ってくれと頼んで、彼は実家に送っている。
理由はとうもろこし30本も一人(相方は食べないので)では食べられないから。
もう付き合わなくなってから5年は経過してるし、会わなくなって数年経つ。
それなのにこうして気にかけてくれるのはとても嬉しい。

だが、私はもう奴とは付き合うこともないし、会うこともない。
でも奴は「休みが出来たら遊びに来いよ」とか言うので気持ちが悪い。
多分ずっと会わない間に理想が膨らんでいるのだろう。
私はもうあの時の私とは全然違うし、あの頃に戻ろうとも思わない。
なのに奴は当時のまま。変わらずに私と話す。非常に苦痛だ。

私に食べて欲しくて食べ物を送ってる。じゃぁ私一人分だけ送ってくれればいいのに
「食べきれなくて、他にお裾分けするのがいいんだよ」
ももを大量に送ってきて、他にお裾分け出来る環境じゃないんだよ私は。
何が目的でそういうことをしてるのかさっぱり意味が分からない。
自分は良いことをしてるのだ、という押し売り行為は本当にウンザリする。
それが好意でやってると思えば思う程に。
私を彼女のように名前を呼び捨てにし、会わなくなって数年経つのに
「今度の休みには遊びに来いよ」
本当に気持ち悪い。精神的ストーカー?

そしてそんなことはどうでもいいから貸したお金を返して欲しいです。
本当に、本当に気持ちが悪い。もうメールとか返事するのよそうかな。


2005年08月13日(土) 超久々の更新

書きたいことがあっても、ここに書くことというのは一時的なひらめきというよりも
じっくり考えて書いたり、どうしても自分の考えがまとまらなかったりという
本来の意味での「日記」の使い方に近い。
私が20年近く書いている日記のスタイルをこっちに持ってきただけだし。

なので、最近こうしてじっくりとこの画面に向かう事が
めっきり少なくなってしまったので
いささか思考が暴走している感は否めない。
もっと自分の考えをじっくりとまとめなくてはならないと思う。
お盆の間は特に旅行に行くわけではないので、これをきっかけに
頭の中に沈んでる「納得できない事」「まとまらないこと」を一気に
きれいにまとめてしまおうと思う。出来れば・・・だけど。

ああ、それにしても今週は酷く疲れた。
みんなもっと理想を持とうよ!未来は明るいとは限らないけれど
死ぬときに満足できる死に方したいじゃん?


2005年08月02日(火) 楽しいよ

今日で今の会社に就職して一年がたった。
苦悩の日々から開放されてからやっと一年か。
今の気分からするともう5年くらい居るような気持ちだけど。
仕事的にはまだまだ未熟だし、やりたい事も沢山ある。
もっと自分の視野を広げたいし、色んな意見を聞いて変わりたい。
私は変化が大好きだし、変わっていく自分が結構好きだったりする。

今の会社に入社して一年、あえてじっくり考えるけれど
本当にこの会社に入ってよかった!
今までは数ヶ月働いただけで「こんなもんかよ」って思ってたけれど
今はそんなことを考える前に会社が色々なものを提示してくれて
私を飽きさせないのだ。これは素晴らしい。
諦めないで良かったと心底思わせてくれる素敵な出会いに私は感謝したい。

そしてこれからの私の人生がもっともっと楽しくなりますように。


korekara doushiyo
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