AS ‖BAGDAD Cafe‖ 暇喫茶的育児休暇

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日々つれづれ、育児休暇中の日記です。(2002/8-2003/3)
その後ぐら小学4年生、ぐり小学2年生になり
中学受験を視野に入れた勉強の記録

2003年03月25日(火) 日記移行します

いままでの日記を移行することにしました。→ llcafell's VILLA
「MOVABLETYPE」というツールを使うということで、これに日記も集約させることにします。今後ともどうぞよろしく・・・。


しかし、自分の日記を改めて読んでみて、2人の育児に翻弄される様が連綿と書き綴られていてなんだかおかしかった。といっても今でも翻弄されているんだけど。ただ自分のなかでその2人に振り回される状態が日常になってきて慣れてはきたんじゃないか・・・なんて思います。相変わらずぐらはまだまだ甘えん坊だし、ぐりも要求を表現するようになってきてどんどん手がかかるようになってきてる。正直かなりしんどい、が、しんどくも楽しいものだと。お腹の底から大笑いしたり思いっきりイライラしたり怒ったり、毎日感情の振幅がこんなにビビッドになるのって自分のほんの子供時代以来じゃなかろうか・・・。

なんにしろ楽観的な私、これからもこうして育児道を突き進んでいく予定です。

2003年03月19日(水) 保育園用の布団かばん

やっとこちらも出来た。やるまでは「来週〜来週こそ」と呪文のように唱えるわりにはぜんぜん着手しなかったが、いったん着手するとやはり性格的に没頭して昨日、生地の裁断、寸法を測ってアイロンあて、今日一挙にミシンをだしてきてガタガタ作ってしまった。ぐらとぐりのおそろいの特大トートバッグ、サイドはジーンズ生地、底はヒッコリーで全体にデニム調、ぐらのサイドからつけているひもは淡いブラウンと濃いブラウンの2色平面テープ、ぐりは紺と赤の組み合わせ。ぐりやぐらが中に入れるどころかこれって私が丸くなって入れるぞ。かなり大きめに作ったからこれから小さなかばんに布団やらシーツやら押し込まなくてもいいぞ。大は小を兼ねる、だ。

ということで満足してこれから寝ます。おやすみなさーい。

2003年03月18日(火) 滞っている日記

いや〜毎日皆勤賞だったのに日記、滞ってますね〜
というのはMOVABLETYPEを設置してからこっちを日記にしたほうがいいんじゃないかなんて思っています。
この日記も便利なんだけど、書きなぐっているだけで「去年の今ごろどうしてたっけ」みたいにあまり過去を参照することがないんだよなあ。まあ、あと5年ぐらいしたらとても懐かしくなるんだろうけど。

復帰したらあちこち手を入れるのもちょっと大変そうだし、思案中です。

ぐらは元気に保育園に通ってます。最近はバイバイができるようになったぐりに「もうすぐお母さんと離れ離れになるんだよ〜」と顔を見るたび話しかけている私。二人目で勝手が分かっているとはいえやっぱり辛い。ぐらぐらいに動いて喋って飛び跳ねているんだったらまあ心配もそれほどない。そんなたくさんの騒々しい中にぽつねんと座っておもちゃで一人遊びしているぐりの姿を想像するたびに胸が痛むのが本音です。得るものも多いということは理解できるし、何しろ今回は兄が一緒にいる。でも、やっぱり「分離不安」なのかなあ。うーむ。

2003年03月16日(日) たこ焼き三昧

今日も雨・・・って最近週末にはいつも雨が降っている気がするんだけど、気のせいかな。

雨でチビ達を連れてくところはとてもとても限定されるので、ここはまたもや家でのんびり、ダンナが午前中かかってたこ焼きを鬼のように作ってくれる。本人曰く「雨の暇つぶしの道楽」なんだけどありがたいぞ〜。小さなたこ焼き用の鉄板を自分で調達してきてちまちまひっくり返して3時間弱、確かに道楽じゃないとできませんって。大人には蛸と紅生姜をたっぷり、ぐらは生姜抜き。

で、現在3人ともお昼寝しております。みんなの昼寝時間が重なるなんてかなり珍しいぞ。コーヒー淹れてゆっくりする午後3時なのでした。さて、ふとんカバンでも作るか。

2003年03月15日(土) 卒園式

ぐらの保育園の卒園式に行ってきた。まあ、出席は有志なんだけど、ぐらに「この季節にはこんなことがあるんだな」ということと「自分もそのうち少しづつ大きくなって卒園式に出るようになるんだな」ということを自然に理解して欲しいなあと思い出席する。外はあいにくの雨。

ぐら、今日は休みということはダンナがいるから分かっていて、かなり逃げ腰。「ぐらおとうさんとおるすばんしてるからおかあさんとぐりちゃんいっておいでよ」「おにいちゃんとおねえちゃんのバイバイするのしたくない」「スモックきるのいやだよ〜」というのをなだめすかして車に乗せ、ダンナに送ってもらう。が、車を降りる段で「やだ〜やだ〜」と抵抗、駄目押しに教室に入るときに大泣き。だーからお母さんも一緒にいるんだってば、保育園に。

親は上の大教室に入って卒園式に参加、ぐらたちおちびさんはやっぱりその雰囲気を壊すからか入れてもらえなかった。卒園児がひとりひとり賞状をもらって、最後に列席しているおかあさん達に一斉に走りよって「お母さん、ありがとう」と手紙を渡すシーンに思わず涙が。もちろんお母さんたちも目頭を押さえている人がほとんど。子どもが大きくなって感謝してくれてることに感動してるというのもあるけど、ちいさな赤ん坊の頃、その赤ん坊の頃病気したりで自分が大変だったことなども私がこの立場になったら思い出して感無量になるんだろうなあ、きっと。

無事に卒園式も終わり、ここでぐらと合流、茶話会へ。先生達が企画した出し物やゲームに参加しつつ園で用意してくれたお弁当を食べる。このお弁当が本当に凝っててすごかった。園のお話のモチーフの「裸の王様」をお弁当にしていたんだけど、チキンライスの顔にハムにのりの目玉、にんじんの口にチーズの頬、冠は薄焼き卵でグリーンピースの宝石がはめこんでいる。まわりも小さなサンドイッチやら小さなハンバーグやら、小さな小さなビスケットの象やら・・・保育園の栄養士さんの熱意が思いっきり伝わってくるようなお弁当だった。デジカメを持っていかなかったのを後悔、月曜日の保育園連絡帖には一筆御礼を書いておこう。

帰りは同じマンションの気心の知れたお母さん2人と一緒に電車で帰ってくる。ぐらより一つ上のクラスの男の子女の子、ぐら、じゃれあいつつ真似しあいつつ遊んでかえる姿に和む。でも3歳になったからって劇的に親を慮って親の言うことを聞くって風にはならないんだなと。男の子女の子を追っかけまわす彼女達を見つつ思う。まだまだ体力気力は使うのね。

最後に私が復帰する前に駅前でご飯でも食べようと言う話になる。夜に飲んでもマンションから5分、いや〜気楽だよなあ。楽しみだ〜。

2003年03月14日(金) ホワイトデー

しかし、別にぐらがくれるわけでもなく(ダンナはくれたけど)まあ、普通の日だな。二人の小さな子どものいる主婦のホワイトデーなんてさ・・・。

ダンナ送別会でぐりぐらのご飯とお風呂と寝かせつけを担当、ぐりの機嫌がイマイチで疲れてやっぱり川の字で9時過ぎに就寝、どうにかならないもんかなあ(笑)

2003年03月13日(木) 保育園の面接

昨日、ぐりの保育園入園の面接があった。面接といっても入園決定の打ち合わせみたいなものなので気楽に出かける。副園長さんも「まあ、おかあさんはもうよくわかっているからね」ということでほとんど雑談というか、なごやかに打ち合わせは終わった。「先生、女の子はやっぱり強いですか?」「やっぱり強いよね、保育人生40年を振り返っても、女の子のほうが熱も出さないし、肝っ玉も据わっているし」だそうだ。ぐりはこの頃のぐらを振り返ってみてもなかなか自分の子どもながら確かに肝が据わっているなあと思うことがよくある。ぐらはもっと「のほほーん」としていて「保育園大丈夫だろうか」と心配したもんだ。今回は保育園入園の勝手がわかっているし、ぐりも保育園に毎日行っていて雰囲気に少しは慣れているというのもあるけど、それ以上に「この子は大丈夫」という掴みがあるようなないような。ぐり、頑張ってくれよ〜、慣らし保育は4月3日から。

ぐら、今日お迎えに行くと目の下にかなり目立つ傷をつけていた。先生に聞くと「すみません、喧嘩していて・・・」ということらしい。男の子だしこういうことはあって当然と思っているのであまり普段は気にしないが今回はちょっと気になるなあ。目のすぐ下だからこれが目だったと想像したらけっこうぞっとする。男の子の母親はこういう心配はこれから付き物なんだろうけど。ただ本人は精神的ダメージを受けているふうでもなくけろっとしているのが救いか。ぐりが生まれたばかりぐらいはなかなか喧嘩もはなから諦めて逃げちゃうタイプだったけど、最近は向かっていくらしい。「今日サッカーをやっていて友達にボールを取られると悔し泣きして一生懸命取りに行きました。」と連絡帖に書いてあった。そっか、やっぱり私の子だよなあ・・・、負けず嫌いは。

今日のぐらの爆笑発言、自分だけたいやきを食べていて、ぐりが欲しそうにしているのをみて「ぐりちゃん、こんなんたべたらおなかいたいいたいになるよ。ぐりちゃんおおきくなったらおにいちゃんといっしょにたいやきたべようね〜」ほんとにぐりが大きくなったら分けてあげるの〜?おもちゃ貸してあげないくせに・・・と内心突っ込む母でした。

2003年03月11日(火) ちょっとスローテンポ

ちょっと最近集中してとあるツールをHPに導入しようと日夜ぐりぐらの猛攻に耐えつつ昼夜PCの前に向かっています。ある一つのことをしようとスイッチが一旦はいると、他のことがほとんど目にはいらずかなり没頭するのは昔からの私の癖、けっこうモーレツサラリーマン研究職なんか向いている性格かも。

ぐりぐらを寝付かせたあと、いつもならそのまま寝つづけちゃうのにやる気がみなぎって12時ぐらいに起きるって・・・我ながらどうしちゃったの?

ということで日記は1週間ぐらい「簡潔」をモットーに書こうと思っております。

2003年03月09日(日) ありふれた休日

ダンナ、私の数日前の微妙にイライラした空気を察知したのかどうか今日の休みはかなり家事育児に協力的、スーパーに買い物にいくやら、子ども二人をお風呂に入れるやら、あげくのはてに夕食まで準備(といってもネギラーメンだけど)。ぐりぐらの寝かしつけで9時に沈没した私に代わり夕食の後片付けもばっちり。いや〜楽だ楽だ。これから休みはこのパターンがいいなあ。別にダンナが作る時は栄養の偏りなんて気にしなくていいや。ネギラーメンはそれこそたっぷりのねぎと生姜とごまというかなり大人仕様だったけど美味しかった。こういう「栄養とらなきゃ」という呪縛から解放された食べ物って美味しいぞ〜。あ、ぐりぐらは別メニューを簡単に私が用意しました。

今日は昨日の病児保育実施病院まで車で行ってみて時間を計る。うちからここまで一本道なんだけど朝は混むんだよなあ。今日も休みのせいか混んでて20分。ところがもう一つのルートである有料道路を使うと10分強ぐらいで着く。ただし山間のジェットコースターコース。うーむ、私が運転したんだけど恐かったぞ。その後私の運転技術向上を目指してドライブ、でぐらのリクエストでまたもや「ビール工場」へ。今日も工場はお休みで動いているところを見られずぐらはかなり残念そう。ダンナは新発売の黒ビールの発泡酒を飲んでご機嫌だった。私も一口もらったがかなり美味しかった。黒ビール好きなんだよなあ・・・昔から。

ぐりの「いやいや」がかなりぶんぶん首を振って面白いので「ぐり、いやいや〜は」と顔を合わせるたびに強要するぐらと私。でもぐりはぐらに言ってもらったほうが嬉しいみたい。ぐりがお座りしているところにぐらがソフトに頭突きするとぐりがきゃっきゃっと言って髪の毛を触って喜ぶので、これもよくやるのだけどちょっと力が入りすぎるとぐりはずでーんと後ろにひっくり返る。まあ、対策に後ろにクッションをたくさん置いているんだけど荒っぽいよなあ。でもお兄ちゃんの下の妹だからしょうがないかな。それでもぐりは嬉しそう。タフな女です。

2003年03月08日(土) 両手に買い物袋

ぐらの時にほそぼそとあった病院のしている病時保育、この2月から市の助成を受けられるようになって値段も安くなり(朝8時から夜7時まで、2000円)体制もきっちりするらしい。ぐらの時に一回だけ預けたことがあるけど、9時5時で(この間ボランティアの保育士さんが面倒をみてくれた)それを過ぎると看護婦さんが面倒をみるので1時間3000円だった。より利用しやすくなったということか。通勤経路の最寄にあるのでこれは使えるかも。車も運転できるようになったことだし、ぐりが病気の時はここに車で連れて行って、車を病院に止めてすぐ近くの最寄駅から通勤できる。うーん、追い風。ぐりの時に使えるかな。ぐらはもう駄目かもなあ。ちょうどものの分かりかけていて、でも完全には分かって我慢するってことができない微妙なお年頃だもんなあ。ということで最短経路を確認すべく車の地図を買いました。

昨日「そろそろぐりの保育園用の服(上下分かれているの)を用意しなきゃなあ」と思いつつ近くの専門店街を通りかかると、やってましたよ、閉店セール!そこの子供服の店はBeB○やらMI○IHOUSEやらちょっとお高いこじゃれた服の専門店で、ちょくちょく私も利用してたので閉店するのはちょっと寂しい。が、全品半額以下に買っちまいました買っちまいました。ぐりの来年のコートからズボンからトレーナーからぐりぐらの靴から。いや〜前の抱っこ紐に寝ぼけているぐりを抱っこして両手に食料以外の買い物袋を持つなんて久しぶりなのだ。保育園って着替えが多くて先生が着せるとたまにとんでもない組み合わせだったりするのがなんとなく気持ち悪くて、ぐらは服の基本色をかなり限定してどれと組み合わせても「それなり」に見えるようにしてる。基本色は「赤、紺、グレー」です。ぐりは女の子だからこの基本配色を「赤、ベージュ」にしようと目論んでいて、それまわりで大体揃った。コートもライトベージュでかなりかわいい〜。あまりいままではっきりと自覚しなかったけど、やっぱり女の子って服を選ぶの楽しいです。

2003年03月07日(金) ちゃんと分かってる?

最近のぐらはとても精神的に安定していて保育園も率先して行ってくれてる。嬉しいなあ。これで私の心労は半減だよ。「さ、ぐりちゃん、ほいくえんいこっか」と声をかけて車のキーをじゃらじゃら持って行く。今日は大雨にもかかわらず「ながぐつ〜トーマスのかさ〜」と上機嫌。たくさんの水たまりにはしゃいではしゃいで大変だった。ズボンはずぶぬれ〜でもいいんだ。しかしすごい大雨のなか、マンションの屋外のかつ立体駐車場に2歳児0歳児を連れて行ってそれぞれチャイルドシートにくくりつけるのって、「もしかしてかなーり困難なことをどういう風に対処できるか神様テストしてる?」とふと思うぐらい大変。もちろん私ずぶぬれ状態。だけどこういうことには楽観的な私、こういうのってタフっていうんだよね・・・←やけっぱち自画自賛
今日はぐらは例のお姉ちゃんと手をつないで楽しそうに部屋に入っていったぞ。

さて、最近イライラしている。というのはダンナの帰ってくる時間が微妙だから。といっても仕事なんだからしょうがないんだけどね。(笑)思いっきり遅かったらさっさとぐりぐらをお風呂に入れて寝かしつけて、大変だけどまあ良し。で早かったらもちろんぐりぐらをお風呂に入れる時に協同していれるから良し。しかし、最近は「もうちょっと待ったら帰ってくるかな・・・」と思って結局帰ってこないパターンで、私が内心ぶつぶつ思いながら二人をお風呂に入れるってのが3日ぐらい続いている。で、その後すぐにダンナがひょっこり帰ってきてゆうゆうとお風呂にはいり、新聞読みながら用意していた夕飯を食べる。私への気遣いの言葉らしきもんも最近はないなあ。朝は私がひっちゃかめっちゃかになりつつぐりに食べさせぐらに食べさせ、着替えさせてトイレに行かせるのをそれなりに見ていて、言わなきゃ手伝わない。ダンナは私は育児休暇中で家にいててまあ、ゆっくりしてると思っている。しかし、子どもとまったく離れない時間を過ごして子ども達の寝かせつけで沈没するを3日繰り返すと、私駄目なんだよなあ。一人の時間がまったくないってのは。特に昨日はぐりがほとんどお昼寝できずに眠くて愚図りっぱなしだから余計イライラがたまっている。でも子どもには一切出さない。だって子ども達のせいじゃないからね。で、ダンナへの対応が微妙にイライラして冷たくなる。

あのさ〜子どもがいない時、一人の時、二人の時でこなす家事の総量ってのは倍々になるくらい違うんだよ。それに子どもを育てるのって二人で育てるんだよ。育てるって気の向いた時に世話するとか、動物園とかあちこちイベントとして連れて行くだけじゃないんだぞ。そこんとこちゃんと分かってる?今は別に手伝わなくてもいいけどさ、私をいたわる気持ちを行動にだしましょう。ダンナ。

と書いてみてすっきりする。ああ単純な性格。

2003年03月06日(木) 感受性の強いということ

この2,3日日記にも登場している同じマンションのお母さん、新生児ちゃんが生まれてから車での保育園送迎が大変なのでスリングを貸して上げたのだけど、かなり使い勝手いいようで同じのをネットで買いたいみたい。そうか〜私は買ったのはぐりが愚図るようになってからで、新生児時代の保育園送迎は3WAY抱っこ紐にくくりつけていて徒歩通園だったからなあ。車に乗せたり降ろしたりするには便利なんだな〜と改めてスリングの使い勝手よさを実感。

でも、ネットで見ると3月中旬まで入荷待ちということで引き続き貸してあげる。なんだか恐縮してるみたいだったので、それならギブアンドテイクで4月のうちの車の車検時に、保育園の車送迎の時一緒に行き帰りしてもらうということで話をまとめる。他の車を運転するのは運転ビギナーの私にはちょっと気が重いなと思っていたところだったのだ。そっちのほうが彼女も心置きなくていいかもね。

で、おととい昨日と上の女の子が保育園帰りに愚図っていてかなり大変そうだったので、お昼のコーヒーブレイクに誘ってみた。上の女の子がぐらより一つ上のクラスで現在3歳7ヶ月、かなり赤ちゃん返りしているみたいだ。3歳後半ともなるとけっこうそういうことも少なくなるかなと思っていたけど、その子その子の個性みたいだな。ぐらはちょうど2歳だった時だからかなりまだ幼くて、赤ちゃん返りもストレートというか、すぐに表面に出すと言う感じで分かりやすかった。でも彼女母の話を聞いていると3歳台だとストレートに出なくて拗ねちゃって本当に大変だし、イライラしちゃうとこぼしていた。ストレートに「かまってほしい」と出ずにお母さんがちょっと自分の気に添わないことをすると大泣きして機嫌が本当になかなか直らないとかね。年代によって苦労も違ってくるんだなあ。

でももちろん兄弟ができてもあまり強烈に赤ちゃん返りしない子も保育園にはいてて「何が違うんだろうね」と話していたんだけど、「感受性の強いタイプ」にはもろに出るんじゃないかという結論(←といえば大げさだけど)になった。その女の子もぐらも保育園では「かなり感受性が強くて、大人が何を考えてるのか読もうとするタイプ」という先生評が共通してる。きっとそういうタイプには兄弟の出現がものすごい精神的なアタックになって強烈な赤ちゃん返りに繋がるんじゃないかと。

でも、押さえ込んじゃうよりはずっといいし、親が受止めて上げる時期なんだろうなとちょっとその時期を過ぎた私には言えるけど渦中だと確かに自分に余裕が無いし辛い。タフで元気なタイプの子に比べたら親の心配も尽きない。でも、「感受性の強い」ことをいい風にこれから伸ばして上げられたらと心底思う。

今日も保育園返りにぐらは彼女の娘さんが教室で泣いているところへ「○○のおねえちゃんむかえにいくの。まってるの」と健気に自分の友達まで引き連れて話しかけに行っていた。これも結局「感受性の強い」ことの表れだと思う。そういういいところと悪くでるところをどちらかだけ排除するんじゃなく大きく受止めることができるように日々気をつけていきたいと息子の背中を見て思うのでした。

そのぐら、最近ぐりに話し掛ける口調が私がぐらにこんこんと説教する口調にそっくりになってきた。そんなに怒っていると妹から嫌われるぞ(笑)。

2003年03月05日(水) みんな一緒に

昨日はダンナが電話一本、「ちょっと飲んで帰っていい?」「えええ〜お風呂どうすんの」「いや、30分だけ・・・」 「そんなのぐりぐらが寝る時間に間に合わないじゃんか〜」ということになりまたもや3人でお風呂に。しかし日頃、ぐりをお風呂浮き輪に慣れさせていたせいか、中盤まではぐりは泣かずでどうにか終了した。ほっ。で、ふたりにパジャマを着せて、ぐりの寝かせつけの時にさみしそうなぐらも「一緒にごろんしようよ」と誘ってあげてみんなでベッドで川の字に。するとぐりがスースー寝たあと、ぐっと我慢して身じろぎせずにしばらくじっとしているとぐらも寝てしまうことが判明。これだと二人を時間差で寝かしつけするより時間のロスが少ないぞ。よし、これだ。ぐら、ぐりと私がいるところに一緒にいて同じことをやっていれば満足なんだな・・・と今更基本に立ち返る。

で、夜にミシンを持ち出してきてがたがたぐりの保育園用のお布団カバーを縫う。ああ〜こういう大物で単調なのって苦手。ちょっと縫ってはコーヒーを淹れファスナーをつけてはネットしたり・・・まったく進みません。やっぱり私は工作系手芸のみにしか適性が無い模様。でも、まあ、洗濯に耐えればいいやと大雑把に完成。

さーて、あとは敷布団カバーと、ぐらの布団かばんと、ぐりの布団かばんと、ぐらのコップ入れと・・・無数の名前付け。あああ〜めんどくさいぞ〜!

ぐり覚書、昨日保育園へぐらをお迎えに行った時、帰る用意をしているときに座らせておくと、わらわらたくさんの子ども達が寄ってきては頭をなでたりしている。先生がやってきて「ああ〜ぐらくんの妹さんね〜」と相手をしているとさっと両手を上げて抱っこを催促。あと最近覚えたての「いやいやいや」(と顔を左右に振る)を披露するほどのサービスぶり。「芸達者ですね〜ぐりちゃん」と言われた。ほんの2ヶ月ぐらいの時から保育園の送り迎えに同行しているだけあって度胸すわりすぎ。人見知りもそれほどなくてちょっと安心。

ぐら覚書、最近のブームは「ボタンかけ」保育園でパジャマのボタンのかけたりはずしたりができるようになって大得意、家の布団はカバーがボタンでかけるようになっているんだけど、毎日それをぜーんぶ外して(二組で10個程度)またかけ直すのが日課になっている。あとは・・そうだなあ、昨日の帰り、同じマンションに住んでいる例の女の子がまた愚図っているのを見て、「いっしょにかえるの。○○のおねえちゃんまっとくの」とじっと待っている。どうやら泣いているのが心配みたい。君はなかなかやさしいところあるじゃない。ちょっと見直したよ。

2003年03月04日(火) おもちゃの棲み分け

今日は雪が降っている。多分最後の雪になるんだろうなあ。風が強くなったり弱くなって雪がゆっくりとみっしりとした密度を保って落ちていくのを家の窓から眺めている。保育園に行くのに駐車場まで少し歩くのだけど、ぐら「しんどい〜ゆきつめたい〜」と子どものくせにかなり軟弱な発言、「そんなこといってたらスキーに行ったらこんなもんじゃないよ」と叱咤する(ぐらはスキーに行きたがっているのだ)。車にうっすら雪が積もっているのを見て「くるまさん、さむそうだね〜」と同情してました。

ぐりぐらは家にいる時にもちろんおもちゃで遊ぶのだけど、今はぐりがまだ動けないし(動こうとしないし)ぐりにはぐり専用のおもちゃ箱を作っている。といってもプチバトーを通販で買ったときのダンボールの小さな箱なんだけど。ここのダンボール箱は白いし余計な印刷がほとんどついてないからけっこうおもちゃの仕分けとかに便利に使わせてもらっている。で、そこにぐらの遊ばなくなったおもちゃをぎゅうぎゅうに詰めていて、それをでんっとお座りしているぐりの前に置いておく。すると一つづつ取り出しては子細に眺めて30分は遊んでいる。でもおもちゃよりくしゃくしゃ音のする新聞紙とかチラシのほうが楽しそうなんだよな、今のところは。一方ぐらは和室に展開しているプラレールワールドで、自分でストーリーを作って私に説明しながら遊ぶってのが最近は主流かな。「ベン(以下カタカナ名は機関車トーマスの登場人物・・登場機関車)はね、ヘンリーをいっしょうけんめいおしてるの。ヘンリーはありがとう、っていっているんだよ」やら「しんかんせんははやくってにもつをはこんでるの、で、こんにちは〜ってトビーにごあいさつしているんだ」とか。私は女の子なのでこのあたり分からないけど、これって男の子にとっての「お人形遊び」みたいなもんなんだろうね。面白いな。

今は平和なんだけど、そのうちぐりが動き出すと、きっと私何回も仲裁にはいんないとだめなんだろうなあ。ぐりはお兄ちゃんが遊んでいるものをじっと見ていて、ぐらに見つかると「ぐり!だめ!」とかなり怒るのでぐらがお風呂に入っている時にこっそりトーマスなぞ持たせてやると本当に嬉しそう。でも上がおにいちゃんの場合って下の女の子はお人形遊びとかするのかな?これから観察してみよう。

2003年03月03日(月) 初節句

なのに今日もまたおととい土曜日のように大雨。ぐらの保育園送りはまだ雨が降り始める前だったからどうにかよかった。金、土と休んでいたので今日は久しぶりの保育園、ひなまつりの人形なぞが飾ってあったりしてぐらも気持ち的には明るかったんだけど、やっぱりお別れのときにちょっと泣きそうな顔、そこへお友達がぐらの手をつなぎにきてくれてどうにかセーフ。部屋を出ると同じマンションの一つ上のクラスの女の子がものすごく愚図っていてお母さん、ほとほと困っていた。そこは今2ヶ月の新生児ちゃんがいるところ。3歳になってもまだまだなんだろうな。数ヶ月前の自分を見るようだったよ。

これだけ思い切りよく雨が降っているとかえってゆっくり家でできるぞ。育児休暇中の贅沢のひとつだなあ。お雛様と桃の花を下の台に下ろして前にぐりを座らせて初節句の記念撮影。歯ぐずりも歯が生えてきて一段落なのか機嫌がとてもいい。よく遊ぶし食べる離乳食の量ももとにもどった。デジカメで10数枚撮影後、ダンナの一眼レフを出してきてシャッターを押した途端巻き戻った。フィルムも在庫なし。ああ〜肝心な時になくなるなんて。仕事帰りにダンナに買って来てもらおう。

ひとしきり撮影大会をしてそれから散らし寿司の準備にとりかかる。寿司桶は夏の妻籠、籠馬旅行の時に木曾ひのきのかなりいいやつをお土産にかってきたくせに、一回も使ったことがなかったのだ。今使わなくていつ使う!と意気込んで一挙にツナのそぼろ、しいたけ、にんじん、高野豆腐の煮しめ、錦糸玉子を作る。錦糸玉子って片栗粉を入れると破けないと料理本に書いてあったのでそのとおりにしてみると、あら不思議、嘘みたいに綺麗に薄く仕上がる。人生30数年、まだまだ知らないことはたくさんあるぞ。ぐらをお迎えに行って帰ってきてからデモンストレーションで寿司飯をまぜようとそこまでの準備でストップ、あとはきゅうりの塩もみとはまぐりのお吸い物を用意。

あ〜こんなにゆっくり季節のものを準備できるのも家にいるからこそ。そう考えたら来年以降はどうなるんだろう・・・少し復帰するのが憂鬱だあ〜。

2003年03月02日(日) 春の「うまいもん」

今日はお義母さんの同窓会用の葉書のデザイン、印刷をお手伝いするためにダンナ実家に帰る予定の日だった。と書いているとうちって本当によくダンナの実家に帰っていると思う。まあ、車で30分と近いってのもあるけどダンナ母ってのが私の性格によく似ていてさばけていて、むこうも私を似ていると思っていてほどほどに可愛がってくれる、その絶妙な距離感がいい感じなのもその理由かな。ダンナは上に兄さんがいる男二人兄弟なんだけど、それはまあ二人ともマメにダンナ実家に帰ったり一緒に旅行したりして孫を見せて親孝行している。私の母は私と妹の女の子二人の子どもで、今気兼ねなく話したり行き来できるのでよかったとよく言うけど、ダンナのところを見る限り男の子ばっかりというのも悪くはないなあとも思ったりする。そんないい「お義母さん」なんだけど一つ食い違うのは「子どもを保育園に預けるのは可哀想」という考えぐらいかな。私としてはお義母さんの言うことは「正論の一つ」であって絶対的な正解ではない、というスタンス。でも未だにこの話題の核心に触れることはお互い避けているという感じ。

実家の近くの美味しい割烹で待ち合わせして座敷で昼ご飯。ここ、本当に美味しいのだ。ちまちまと入っている普通のお惣菜、天ぷらとかお刺身とか所謂松花堂弁当みたいのなのだけど、素材と料理法が際立っているんだろう。ぐりももくもくたくさん食べていた。特に春限定の巻き物がものすごーく美味しかった。菜の花とおしんこといかなごとたけのこを巻いているんだけど、これがまたあっさりして筆舌尽くしがたいほど美味しい。家で作ってもここまで美味しくないだろうけど作ってみよう。いかなごが出てくると春、このあたりはいかなごの釘煮をこの季節になるとどの家庭でも作るみたいです。私は実家奈良だから知らないんだけど。

さっさと葉書をプリントアウトし終えて、早々にぐりぐらをお風呂に入れてもらって夕食はお義母さんの手作りを毎度のごとくご馳走になる。で次のうまいものは「うど」、中は酢味噌あえでりんごのようなしゃきしゃきして少し甘い食感、皮は少しのひき肉ときんぴらにしたものをいただいたんだけどこれがまた美味しかった。「すごく美味しいです」と言うとお義母さん、家に帰るまでに新たにつくって持たせてくれた。嬉しい〜ありがとうお義母さん。

おばあちゃんちに行ったらよく遊んでもらってもちろんお昼寝をパスするぐりぐらなので、8時ぐらいに帰ってきたら二人ともチャイルドシートでぐっすり。なので逆に夜の時間がゆっくりできるのです。とりあえず帰ってきて朝買ってあった桃の花をお雛さまの前に飾ってみた。うーんいい感じだ。今日はぐりがおじいちゃんの顔をキャッキャ言いながら触って遊んでいた。おじいちゃんもかなり嬉しそうだったぞ。

2003年03月01日(土) 雨雨降れ降れ

ずっと激しい雨に降り込められて家でのんびり。春の雨なんだろうなあ。これがやむと多分気温も暖かくなるに違いない。

ということで子どもに合わせてお風呂も7時ごろ入りご飯も8時には終わってそこから自分の時間を満喫しようとおもっていたけどそのままぐりに添い寝。ああ〜もったいない〜。

最近ぐりとぐらが関わって遊ぶことが増えてきた。ぐりが歩行器でずりずりぐらのほうに寄ってくると頭をなでたり、歩行器を後ろから押してあちこち連れて行ったり「ぐりちゃんほらみてごらん」といろいろなおもちゃを見せたり。いや、兄弟で遊ぶのを見るのって本当に可愛いなあ。ここまでの道のりは長かったけど。でもぐりがハイハイなり移動できるようになって勝手にぐらのおもちゃを取り上げるようになったらまた喧嘩もするんだろうけどさ。

家にずっといてると夫婦そろってコーヒーの消費量がすごくなるので、さすがにミルクティにしたり、最後には昆布茶なぞ飲んでました。

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