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検察審査会

2002年12月13日(金)

「検察審査会」というのは、国民の唯一の司法参加の場である。

検察審査会では、衆議院選挙の選挙人名簿から無作為抽出された11人の審査員(任期は半年)が、検察官による不起訴処分の妥当性を審査する。

一昨年から犯罪被害者の遺族も審査を請求できるようになって、処理件数が急増し、東京・大阪では審査会を週1のペースで開かないとならなくなっている。

審査会では審査員の他に同じように国民から選ばれた補充員も出席し、審査員が欠席した場合に穴埋めする仕組みになっている。

でも・・・現状は審査員に選ばれた人は長時間の拘束を嫌がり、欠席する事が多く、定員に満たないため土壇場で流会する事態が度々起こっている。

例えば自宅で家族を介護していたり、育児中の女性など、色々事情があるのだろうけど、審査会の日時は皆で調整したり、雇い主に事情を説明したりしてくれるのだから(会社に連絡するのを拒否する人もいるらしい)、もう少し協力的になったらどうだろうか・・・

マァ、普段法律とは無縁のところで過ごしているのに、突然「審査員に選ばれました」って言われても戸惑うのはよくわかるけど・・・

世の中うまくいかないもので、一度やってみたいと思っている私のところには全くお呼びがかかって来ない。

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