偽裏日記...深唄

 

 

『Re:コフィン』 - 2010年08月31日(火)


たとえば
アタシが明日死んだとしても
セカイは何も変わらない
職場の人がちょっと困るぐらい
家族がちょっと泣くぐらい
セカイは何も変わらない

だってね
アタシが居なくなったぐらいで
ぐらつくセカイは困るもの
そうならないように生きてきた
いつ居なくなっても大丈夫
セカイは何も変わらない

でも怖くなった
凄く怖いんだよ
アタシが居なくなって仕舞ったら
アナタのセカイがどうなるのかって

たとえば
アナタが明日死んだとしたら
セカイは何も変わらない
当たり前に日は昇り
ただ繰り返すだけの日常に
アタシは慟哭するでしょう

わかってる
アナタより先に死なないわ
アナタの居ない世界なんていらないけど
アナタと共に過ごす今を
未来を大事にしよう

だけどいつかその日が来たら
ちゃんと見送ってあげるから

アタシがお墓に入るまで
先に行って待っていてね



...

『コフィン』 - 2010年08月30日(月)


たとえば
僕が明日死んだとしても
世界は何も変わらない
職場の人がちょっと困るぐらい
家族がちょっと泣くぐらい
世界は何も変わらない

たとえば
何処かの大臣が死んだとしても
世界は何も変わらない
政界の人がちょっとごたつくぐらい
マスコミがちょっと騒ぐぐらい
世界は何も変わらない

でも怖いんだ
凄く怖いんだ
君が居なくなって仕舞ったら
僕の世界は崩壊するよ

たとえば
君が明日死んだとしたら
世界は色を失うだろう
僕は呼吸することも忘れて
周りがどん引くぐらい泣いて
世界は激変するだろう

おねがい
僕より先に死なないで
君の居ない世界なんていらない
君と共に過ごす今を
未来を大事にしよう
世界を二人で作ろう

同じお墓に入るまで




...

『一緒に』 - 2010年08月28日(土)


歌を唄おう
君のために
僕のために
誰にも届かなくても
歌を唄おう

風を誘おう
変えるために
さらうために
何も掴めなくても
風を誘おう

夢を語ろう
幼い頃の
遠い未来の
何一つ叶わなくても
夢を語ろう

音をつなごう
君のために
子供のために
遠回りだとしても
音をつなごう

諦めず
堪え忍び
それは自分のため?
きっと明日のため

歌を唄おう
君のために
僕のために
嘘も虚勢も詰め込んで
歌を唄おう

そして愛を育もう
君と一緒に
僕と二人で
永遠がそこには無くても
愛を育もう



...

『逃避行』 - 2010年08月26日(木)


朝日と共に旅立とう
誰も僕らを知らない場所へ
誰も僕らに関わらない場所へ

空に熔ける薄い月だけを道連れに

ここじゃ、誰かが見ていて
余計なお世話を焼いてくれるから
二人きりになれる場所へ

空に消える儚い星だけを道連れに

ねぇ 君を守りたいよ
君さえいればいいんだよ

張り付く髪を掻き上げて
流れる汗は風に任せて
誰も僕らを知らない場所へ

そんな場所何処にもないかもしれないけど

ねぇ 君を連れ去りたいよ
君だけいればいいんだよ

孤独な夜に耐えられなくて
闇から逃げ出すように
朝日と共に君と二人で

ねぇ 僕と逃げてくれる?
君だけが欲しいんだよ

嫌だと言っても連れて行く
誰も僕らを咎めない場所へ

君と二人
共にあるために



...

『summer』 - 2010年08月05日(木)


抜けるような蒼の空
平和惚けした白い雲
窓越し見える季節は

とても爽やかに
とても鮮やかに

なのに僕はどこにも行けないまま
ずっと君に愛されたいと願ったまま

ねぇ 今 何をしてる?
届かないよ
聞こえないよ
あぁ そう 知っているよ
届かないさ
言えるわけがない

今でも君を愛しているなんて

観測史上 最高温度
うだるような 放射熱
クーラーの効いた部屋で

とても快適で
とても涼しくて

だから僕はどこにも行けないまま
もう一度君に会いたいと願ったまま

ねぇ ほら 覚えてる?
輝く波
水着姿
あぁ そう 忘れないよ
夏祭り
似合ってた浴衣

今でも君をすぐ思い出せるよ

溶けるような日差し浴びて
騒音並の蝉の声
土砂降りの夕立の中

僕は動けずに
未だ止まったまま

だから僕はどこにも行けないまま
ずっと君に愛されたいと願うだけで

臆病に震えたまま

重ねた思い出を
いくつ思い出すだろう
交わした言葉は
どれだけ覚えているだろう

会いたいと願うだけで
愛されたいと願うだけで
全てが叶えばいいのに

それでも時は無情で
またあの夏を連れてくる
またあの熱を連れてくる
君はいないのに
僕は動けないまま

抜けるような蒼の空
平和惚けした白い雲
窓越し見える季節は

とても爽やかに
とても鮮やかに

なのに僕はどこにも行けないまま
ずっと君に愛されたいと願ったまま

あの日からずっと
君に恋い焦がれたままで



...



 

 

 

 

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