偽裏日記...深唄

 

 

『慟哭』 - 2005年01月31日(月)


こんなに心は叫んでいるのに
こんなに心は傷付いているのに
こんなに心は荒れているのに
こんなに心は求めて止まないのに

どうして どうして 伝わらないの?

声に出さなきゃ伝われないの?
文字に示さなきゃ伝わらないの?
視線だけで気付いて欲しいよ
「目は口ほどにモノを言う」んじゃないの?

もう苦しいよ もう止めたいよ
誰か助けてよ もう限界だよ

痛みに慣れることは必要ですか?
かさぶたは無理に剥がして治すべきですか?
自ら息を止めて水に浸かって 呼吸の有り難みを知るべきですか?
イキルヨロコビとか誰か教えて下さい

心だけじゃだめなの?
心だけじゃ足りないの?

砕け壊れ崩れ行くアタシの躯



...

『True Blue』 - 2005年01月20日(木)


少年の瞳に写る空の青さに嫉妬して
鳴り止まぬ警鐘が呼ぶ羽虫の顎に砕かれる

手にした武器はあまりに脆く
歌は小さく君の下まで届かない

道化師が操る糸に絡まったまま幾千夜
ランタンが照らした地図は旅立つ風を待ち望む

重ねた指はあまりに細く
口唇は震え守る術さえ紡がない

少年の瞳に宿る空の青さが示す先
鳴り止まぬ警鐘が指す闇射す光りの誕生

手折った花は甘く香り
微笑み揺れて犯した罪も咎めない

あるがまま未来受け止めるそんな強さはいらない
滑稽に足掻き藻掻いて欲しい明日だけ手に入れる

さぁ あの虹の先へ
さぁ あの雲の果てへ
さぁ 振り返らずに 行けばいい



...

『冬の朝』 - 2005年01月10日(月)


一等星が徐々に光りを失い 薄雲は暁に染まる

朝陽は眩しすぎて 灰になりそうな気さえさせる
結露を反射させて 窓ガラス きらら きらきらきら

風は冷たく 頬を叩いて去っていく
枯れ葉は温かく 足を取って泥をまぶす

霜の降りた土を踏んで しゃくしゃくと音を立てる
やわらかな新芽を見つけて 微笑み零れる

白い息 耳を赤く染め
かじかんだ指先 震える膝小僧

最後の星が 太陽に負けて姿を消した
それでもそこにあることを知っている

だから 何もおそれることはない
正面から朝陽を浴びて 今日一日を生きるだけ



...



 

 

 

 

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