ディリー?闇鍋アラカルト
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2004年06月12日(土) テロ!

米国の大統領が音頭をとって「テロへの戦い」が世界中で騒がしい。
毎日のニュースにテロ関連記事の無い日はないだろう。

テロという言葉に意味される内容は時代によって変わっているものの、現代のテロについて言うなら、圧迫された人々が主体となって起こす暴力行動の一つとは言えるだろう。
単なる殺人・暴力集団とは違っている。それは個人の利益のために行っているのではない。
自爆テロなど、完全に個人の利益以上のものを考えないと説明がつかない。
もし、自分がそれをするとしたら、どのような価値のためにやるのだろうか?
それ程の意義のある事などこの世にあるだろうか?
日本の歴史の中で、自爆テロと共通するものを感じるのは、神風特攻隊だ。
彼らは自分を捨てても守りたいものがあった。
圧倒的な物量の差もB29も彼らを止めさせる事は出来なかった。
どのような言葉がどのような行為がどのような状況が彼らを止める事が出来たろう?
それと同じような事がテロを起こす人たちに起こっているとしたら、今のテロに対する取り組みは有効だと思えるだろうか?


いなっち |MAILHomePage

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