カリスマ日記、かも?

2002年11月27日(水) 分身の術。

 伊賀忍者の末裔である私の得意技は、「雲隠れ」の術です。
都合が悪くなると、「そ〜」、と消えてしまうの。
でも、今日は初めて「分身の術」に挑戦してみました。

 ○△大学にある○×研究棟には、100個以上の研究室がありますので
ひとたび、この建物の配達を始めたら、2時間はかかってしまいます。
しかし、その他にも午前指定の荷物はたくさんありますので
困っています。

 「なんとか、せねば。ねば、ねば〜」と考えながら「伊賀忍法秘伝書」を
読んでいた時、私の目に飛び込んできた「秘儀・分身の術」の文字・・。

さっそく、今日挑戦してみました。
 「む、む、む!秘儀、ブ・ン・シ〜〜ン!!」
 「分身君、しばらくおさらばじゃ!2時間後にまた会おう!」

そして、分身君を残し、私は残りの配達を大急ぎで済ませて、
再び○×研究棟に戻ってきました。
 「分身君、ご苦労さん。まぁ、一服してくれたまえ」

使えるよ、この術。もちろん、コーヒーは私の奢りだよ。



2002年11月25日(月) リンゴ殺人事件

 以前は、「ん?月曜日?楽させてもらいまっせ!」だったはずなのに
最近は、そうもいかないようでして・・・。
 リンゴが、今、旬なんですね。

○○1丁目は、大変細い道ばかりですので、
台車でゴロゴロ配達するんですが
西山さん(仮名)のお荷物を配達して、しばらくして
台車に残っている荷物をみて私は目を疑いました。
だって、西山さん(仮名)宛ての荷物があるんだも〜ん!!

 「そんな、バナナ!! やっても〜た。」

「犬に追いかけられた時だけしか走らない」のが自慢の私も
西山さん(仮名)の家に猛ダッシュしました。
たぶん、凄い顔していたと思いますよ、いや〜ん、カッコ悪い。

 「誤配」したら、死刑!!

ふ〜〜、今日も生き延びました。



2002年11月17日(日) こだわりのひとです。

 「一流の人間は、本物しか好まない!」と言われているように
私もかなりの「こだわり人間」なんです。ほんの1センチの違い
も許せない、そんな「違いの分かるナイス・ガイ!」
 「ウ〜ン!マン○ム!!」

ある新築マンション宛てに特大家具が到着していたんです。
 「エレベーターに入るかな?」
 「それよりも、車に積めるかな??」
などと大騒ぎしながら、いざ出発しました。

そして、お客様のお部屋にお邪魔して、家具を搬入するお部屋のドアーの
幅を眺めたら、とても入りそうにないんですよ。
 「こりゃ、無理じゃない??」
 「いや、あきらめたらアカン!」
そうです、私は「1センチの違いも許せない、ナイス・ガ〜イ!」
 
ウエスト・バッグから秘密兵器「キッチリはかりまっせ〜」君を取りだし
測ってみると、3センチほどの余裕があることを発見しました。
 「やってみよう!!」

 「うし、うし。そのまままっすぐ!!」
 「ぎゃ〜!!柱にぶつかる!!」
 「取っ手が!! その取っ手をとって!!」
などと、あべちゃんと清水くん(共に仮名)が顔を真っ赤ににしながら
悪戦苦闘している横で、ドキドキしちゃった。
新築マンションへの搬入は、苦労しますよ。



2002年11月12日(火) 怪しい人、発見!

 ここ数日、不慣れなエリアを担当してましたので、
苦労しましたよ。地図を見ながらでないと、走れないというのは
カリスマSDとしましては大変屈辱的なことです。
 「○△マンション?? どこじゃ??」

 初めて行くマンションで、我々がまず、行う事はもちろん管理人さんへの
挨拶・・・、ではなくて、エレベーターの確認です。
コイツがあれば、どんな重い荷物も怖くはないからです。(嘘です)
 「よっしゃ〜!たとえ不在でもエエでぇ、でも居てね」

そして、次に行うのは、我が友「宅配ボックス」の確認です。
いとしい、いとしい「ボックスちゃん」はどこかなぁ〜?
 「有った!! しかも大好きな手動式だぁ、暗証番号は
  私の誕生日!!」
などと、思わず叫んでしまいます。

マンションの入り口で、ブツブツ呟きながら周りをキョロキョロ眺めている
怪しい人を発見しました。


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