ミドルエイジのビジネスマン
DiaryINDEXpastwill


2008年04月27日(日) 「エイラ 地上の旅人」はハーレクイーンロマンス

ここのところ、「エイラ 地上の旅人」の連作を読んでいる。もう、7冊目に入った。最初はとても興味深く、ネアンデルタール人の集落を追われて、野生馬の子を飼いならして一緒に暮らすところなどワクワクしながら読んでいたのだが、ジョンダラーという瀕死のイケメン青年を助けて知り合った辺りから「ハーレクイーン ロマンス」のようになってしまった。

浅黒い別のタイプのイケメン青年も現れて三角関係で危機を迎える二人・・・などという展開になってしまい、濃厚なベッドシーンなども出現して、だんだんと何で3万5千年前のベッドシーンを読ませられるんだと腹も立ってくる。

そもそも、エイラは通常の言語とは異なった身体の表現による言葉を読むことにも長けていたはずなのに、どうして「愛し合っている二人が互いを思うあまりの誤解から生じたすれ違いに延々と身を焦がす」ことになるのか不思議でならない。選ばれた理想の男と女が繰り広げるロマンスの部分、早く終わってくれないかなと思う。

まあ、女が小説を書くとどういう展開になるか解っただけでも勉強になった。それにしても、知的生産術で効率が10倍アップするはずだったのに、延々と「ハーレクイーン ロマンス」を読んで時間を潰すのが一番の成果では、「勝間和代先生」の本の読み方自体を間違っているのかもしれないな。


2008年04月20日(日) またまた転職の話

先輩が仲間とやっていた会社から大きな会社に転職した。あるときは小さな会社の経営者、またあるときは大きな会社の部長さんと融通無碍だ。専門領域に特化した仕事をしているので勤務先や業務形態が変わっても業務の中身はほぼ同じ。あの人の仕事は信頼できる、と業界の中で評価されていれば、このとおり、ひらりひらりと華麗な転進もできる。

そういう訳で、お祝いにうなぎ屋さんでお昼を食べることになった。限定10食のお得な「うな重肝吸い付き尻尾はみ出し」に山椒を振りながら、前回うなぎを食べたときのことを思い出そうとしたが、その情景がなかなか浮かんで来ない。土用の丑の日あたりに家族で食べるスーパーの蒲焼を除けば、ここのところ外食でうなぎを全然食べていないことに思い至った。一人でうなぎ屋さんにはあまり行かないので、交遊が質量ともに劣化している証し、と密かに反省した。

食べ終えて、こちらがお祝いに勘定を持つべきだな、などとのんきに考えていたら先輩が伝票をさっと取った。これではお祝いにもならない。後輩として食後のコーヒーだけ二人分払った。
次の機会にはお返しとして、店主がやたら元気で、対照的に頼りなくしぼんだ「専務」がレジを打つ焼き鳥定食をご馳走しよう。

週末には自動車の整備。車体が揺れると後方(多分社内)からキュルキュルと鳴るので、ドア周りのゴムの手入れをし、後部座席の背もたれを支えているフックに潤滑油を差したところ音は止んだ。少しずつ悪化するのを雨のせいかなどと言いながら一ヶ月位も気にしていた。もっと早く診ればよかったとこちらも反省。


2008年04月13日(日) 大阪出張

金曜日は大阪出張、若々しい会社を2社訪問した。初めて会った人達にも、いつかどこかで話したような親しさを覚えたのは、それぞれの温かい人柄だろうか。一人当たりのオフィススペースを東京よりゆったり使っているような気がしたが、それは伸び盛りの会社がここ1〜2年の間に移転してまだ余裕があるからだろう。

帰りの新幹線では本を読みながら缶ビールを飲むというお約束のリラックスタイムを堪能し、挙句の果てにそのまま寝てしまうという、これまたお約束の姿をさらしてしまった。


2008年04月06日(日) 無線LANからPLCに変更

自分のパソコンが子機経由になってから、無線LANには泣かされっ放しだった。「ハイパワー」のはずなのに静穏な家の中でも電波の強さが常に大きく変動するのも不思議だが、何度も切れては子機が親機を探しに行き、結局探しあぐねて完全に切断されてしまうこともしばしば。

家庭内の電灯線で信号を送るパナソニックのPLCアダプター「BL-PA100KT」というスタートパックを取り寄せた。PLCは同じ家屋内でも配線が2系統になっている場合には系統が違うと繋がらないなどと聞いていたので不安が残り、乗り換えは控えていた。

ここに書いている日記の前回分を送信した瞬間に無線LANが切れたときに、こちらの神経もぶち切れ、背に腹は変えられず変更したところ結果的にはうまくいった。

計算違いは、アダプターが親子(マスターとターミナル)2台あるのに、1台のパソコンにしか有効でないことだ。パソコン1台につきターミナルも1台必要なことを知り、改めて注文した。


最近、「巨大なホームセンター」にはまっている。家から多少距離があるので、まだそれほど込んでいない立派な道路を窓もサンルーフも開け放って運転するのもちょっとしたドライブ気分だ。この週末には窓に設置する麻のスクリーンカーテンを買ってきて、位置決めを長男に手伝ってもらいながら取り付けた。上下の枠も木製なので、木と布でできたカーテンをユルユルと上げ下げして遊んでいると、なかなかのエコライフ気分だった。


MailHomePage