ミドルエイジのビジネスマン
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2007年10月29日(月) BMWは電気系統が弱い?

「BMWは電気系統が弱い」と誰が言っていたのだったか。ある夜、シンプルなオレンジ色の計器が自慢のBMW320iを運転していると、走行中は通常消えているはずのシートベルトだとかサイドブレーキだとかの警告ランプが突然一斉に点灯し、何事が起きたかと思った。同時に、デジタルの走行距離メーターも全部横棒(ダッシュ)になった。

一瞬の後には回復したので気のせいにしようと思ったが、最愛の妻は「2週間くらい前から時々おきている」と何気なく言う。走行には影響ないので、特に気にしていなかったそうだ。

事態は日を追って悪化し、次にはスピードメーターとタコメーターが夜間の運転中に真っ暗になり、今では、液晶計器類の表示が壊れる前兆として、アナログ計器の針が瞬間的にピョコンとゼロに戻ってしまう。

代車の手配がつき次第診てもらうことになった、走りは抜群のBMW。早く良くなっておくれ。


2007年10月21日(日) 成功した役員の再出発

数年前に、まだ小さかった会社を経営陣の一人として上場企業まで育てた人から、都下の小さな会社に移るという挨拶状をいただいた。あれまあ、社長と喧嘩でもしたのか聞いてみよう、と会ってみると3人目の赤ちゃんができたところに、身内のやっている会社から来てもらいたいという話が起きて、再出発することになったという。その会社、資本金は小さいのに桁違いの純資産があって、財務状態は良好らしい。

会社が家の近くにあるので、自分でお子さんを幼稚園に送ってから行くというような生活ができるという。都心のど真ん中で役員をするという働き方とは、全く違う生活になったようだが、そのような選択ができることも羨ましい限りだ。能力のある人が誠実な生き方をしているうちに人との縁が深まり、良い話も向こうから飛び込んでくる。家族との絆も強くなって、公私共に益々充実するという最近にないハッピーな物語であった。

いずれ社長になるであろう経営者一族の若者と将来像を語り合っているとのことだったが、自分の存在意義をアピールしようと改革を急いではなるまい。自社の経営陣の世代交代と顧客サイドの世代交代のタイミングを見計らって行動を起こすことが重要なポイントになると、良く理解しているようであった。次の展開の話を聞くのが楽しみだ。


2007年10月14日(日) 瞬間のビジョン

ある者にとっては、座って火をくべる母に、その肩位しかない背丈の自分がとても幸せな気持ちで纏わりついている姿。ある者にとっては中学生のときに見つめ合った二人の真剣な眼差し。またある者にとっては高校生になってふと知り合った年上の男の優しい笑顔。

人々が夜寝る前に瞼を閉じると浮かんでくる大切な光景は、おそらく自分が死んでいくときにも、きっと思い出すであろう掛け替えのないものだ。

現実には、母親はもうこの世になく、中学の同級生は行方知れずになり、知り合った年上の男は平凡な中年男になってしまったかもしれない。それでも、胸が熱くなる思い出のある方が、ずっと豊かな人生であるに決まっている。


2007年10月08日(月) 体育の日の三連休

天気の良かった三連休も夜中にレンタルDVDの「24」を観ることにほぼ費やされて、終わった。もっと、生産的な休みにしたかったという後悔の言葉は先には立たない。

スポーツクラブに行けば、何か催し物があったのか、おばさんの大群がいて大混雑。ストレッチを始めたら、おばさんが50センチしか離れていない、すぐ脇にマットを敷いて割り込んできたので、ホウホウの態(てい)で逃げ出してきた。どういう神経で、わざと人を追い出すような無体なことができるのだろう。


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