written by 田村 MAILHOME
#泉オブトリビア
2004年07月30日(金)

今日の(何の役にも立たない)トリビア:







会社のウォシュレットは











































隣りの個室と、連動している。

('A`)ゲェー('A`)ゲェー('A`)ゲェー('A`)ゲェー('A`)ゲェー('A`)ゲェー(6ゲェー)



結論:
隣りで使われると、有無を言わさずこちらも強制ウォシュレットとなることが判明した。



打開策:
助けて、渡辺満理奈。




#送別会
2004年07月29日(木)

会社で同じ部の同期K木が、今日で転勤である。
ので、送別会であった。
焼き肉だった。
皆、肉を焼くのに必死で、誰一人として偉い人にお酌しに行ってなかった気がする。
多分気のせいだ。
大騒ぎするでもなく、盛り下がるでもなく、適度にまったりだった。
飲み会と言うより、どちらかと言えば食事会という表現の方が適切だった。
久し振りに食べたタン塩はうまかった。
肉が良かったのかもしれない。
目の前に居たおっさんは「俺の焼きが良いんだ!」と言っていた。
きっとそうなのだろう。
おっさんは、若い私たちに向かって色々と良いことを言っていた。
「嫁さんには感謝しろ」「でも言葉に出すな」「態度や行動で示さなくちゃ意味がない」
ああ成る程、そうかもしれない。
でもおっさん、ちょっと酔い過ぎだ。

K木、泣いてたな。
色々思うところあっての涙だろう、しかし案外涙脆い。
折角同じ部署になって、組んで仕事をするようになったのに残念だが、仕方ない。
頑張れよ。



#動揺
2004年07月27日(火)

知人と話している時だった。
知人はいろいろあって凹んでいたので、話をすることで多少和らぐかと思った。


「かなり似ているよ」


動揺した。
私に似ている人が、もう一人居るのらしい。

勿論違うところも多いはずだが、しかしある一瞬、考え方、口調、間の取り方、何かがシンクロする瞬間があるらしい。冷静なところ、感情的なところ、突き放したところ、まいったのは口癖まで似ていることで、意識するとその口癖まで封印されてしまう。縁と言うか、因縁とでも言うものがあるのかもしれない。ふとそんなことを考えた。

駄目だ。気持ち悪い。めまいに近い。歓迎すべきことか、それとも避けるべきことなのか分からない。この、何とも言えない、もやっとした感触はなんだ。

随分広い世の中のはずなのに、不思議なこともあるものだ。しかし、よりにもよって私に似るとは、他にいくらでも似そうな人は居るだろうに何と物好きな。

その人は多分、私と似たような環境で育ったのだろう。そしてきっかけは色々だろうが、何かのはずみで同じようにひねくれてしまったのかもしれない。大変だ。

なんだか急に謝りたくなってしまった。似ていてすみません。




このサイトで日記ツールとして使っている「エンピツ」には「マイエンピツ」という機能があり、要は自分のサイトを誰かがお気に入りリンクに入れてくれていると、その「誰か」がこちらも分かってしまう、というものだ。

私のサイトには、一般的によくあるリンクページはなく、そもそも他サイトとのリンクなども考えていなかった。リンクにこだわり始めると、リンクに追加する/してもらうことがひとつの目的になってしまいそうなところが嫌だったのだ。

なので、「マイエンピツ」機能もエンピツを使い始めた当初から完全無視し、すっかりその存在を忘れていた。

で、久し振りに何の気なしにマイエンピツを確認してみると、なんと二人の方がお気に入りに入れてくださっていた。全然見て居なくて申し訳ないです、というかありがとうございます。今でも見てくれているんだろうか。どこでお礼をして良いのか分からないので、この場でさせていただきます。

以前は色んなページを熱心に更新していたものだが、今やすっかりコンテンツも少なくなってしまった。他のサイトとの絡みなど、まったく考えても居なかったのだが、やはり見てくれる方が居て形で残されると嬉しいものだ。久し振りにリンクページなども作ってみようか。



久し振りにパートさんに研修をやった。
いつものごとく脱線し、どうでもいい雑談に力を注ぐ。
いやあ、こう見えてもまだ若いんですよ。よく30代に見られるんですけど。


「えー?32ぐらいかと思ってたけど違うの?」


お、おばさんってやつぁ・・・。普通気遣って控え目に28ぐらいとかと言うもんだ。



それは、本心ではやはり32ぐらいに思ってるということか。
くそう、騙された!

気付かない方が、気付かないほうが幸せなこともある。世の中。



#続二十七時間テレビ
2004年07月25日(日)

合間合間に27時間テレビを見る。
要所要所にFNS28局対抗サマージャンボバカ決定戦関連が流れるが、熊本テレビの松井さん、すみません、個人的に好きなので応援してみたい。キャラも立っていて面白いなあ。顔に油性マジックで落書きしてみたい。眉毛とかつなげてみたい。頬っぺたに渦巻きとか書いてみたい。本気でそう思った。

結果発表を見ると、なんとテレビ静岡のジミー大西が3位入賞であった。感動した。というよりびっくりした。見かけで判断しちゃいかん、そう思った。同い年なんだよなあ、静岡のジミーちゃん。

個人的に応援していた松井さんはいつまでも名前を呼ばれず、もしかしたら下位クラス、最下位だったらどうしようかと思ったが、ギリギリのDクラスで踏み止まってくれたのでちょっと安心した。名前呼ばれた時のリアクションも面白かった。感動した。ちょっとプロなんじゃないか?

で、サマージャンボバカは佐賀テレビの藤井さんだったわけだが、ある意味一番安心できるオチだったかもしれない。まかり間違って最下位になってしまったら困ってしまう人も居るだろうにとどうでもいい心配までしてしまった。愛すべき野球バカだった。頑張れ。

鶴瓶の前回のアレは、番組の色々なところで引き継がれて?いる。ちょっと伝説になってしまったか。

最後のオチが、何でもない一般のおっさんの歌というのもすごいな。スマップはちょっといただけなかったが、楽しんで最後まで見ることが出来た。

で、これは次回もやるのだろうか。「FNSのなんとか」というよりいち番組である「めちゃイケの27時間版」とも言えるだけに微妙かもしれないが、個人的には馬鹿馬鹿しくて大好きなのでこの路線は大事にしてもらいたい。皆が皆地球を救うって言われても、ねえ?何だか怖いじゃないか。



#暑さにうだりつつ
2004年07月24日(土)

画像編集にFireworksというソフトを使っている。仕事で少しいじってから自腹で購入して家でも使っているのだが、実はあまり使いこなしていない。

というのも、ソフト自体が非常に重く、Fireworksとともに他のアプリケーションを立ち上げていると非常に不安定な状態となり、単独でも数回立ち上げただけですぐにリソース不足、原因不明のエラー、再起動の必殺コンボが待っている。

というわけで、使いこなしていないというより使うまでが億劫な環境であるとも言える。のだ。のだ。本当は同じく使用しているHPビルダーのDreamweaverと連携して素晴らしくグラフィカルな作品ができる予定だったのだが、環境がそれを許してくれないのだ。Flashと組み合わせれば、もう言葉では現すことのできない感動的なあんなものやこんなものができたはずで、あんな人やこんな人をメロメロにできたはずだったのに!のに、ああ!今の状態はまさに、環境に才能が殺されているといったところか。なんと言うことだ。早くこの現状を打破しなくてはいけない。そのためにできることは一つだ。

PC買い換えたーい。PC買い換えたーい。



女子バレー日本×韓国を見る(テレビで)。
結果は日本が勝ったのだが、あっちへこっちへと随分ボールが跳ねている印象だった。例えると、ピンボールか何かのようだった。

先日見たキューバ?戦は、体格が違いすぎるから仕方ないのだけれど、ちょっとかわいそうなぐらいの試合だった。スパイクの威力とか、全然違うもんなあ。あれは仕方ない。


今日はテレビっ子の日か。
フジテレビの「FNS27時間テレビ 楽しくなければテレビじゃないじゃん」を見始めたのだが、それまでの感動路線よりは余程マシ、個人的には健全なテーマだと思っているが、このテンションはちょっと異常か。こんなにはしゃぐと変なクレームが来ないだろうか。そもそもなんに対するクレームなのか分からないが。でもこんな番組が(たまには)あってもいいのかもしれない。番組の前フリで系列各局社員を紹介していただけに、本番組でも各局社員に対して「ああ、これはあの人だな」と感情移入しながら見ることが出来るのは結構画期的なのかもしれない。それだけでも見方が違うものだ。とりあえずテレビ静岡のジミー大西的な社員に注目したい。地元だし。



#同期会へ行った
2004年07月23日(金)

同期Y口女史が会社を辞める&本日の人事で東京へ転勤となったK木女史を送るため、送別会へ行ってきた。
よく集まったもので総勢15人ほどの会だったが、既に会社を辞めて教師となったS川女史も来ていた。

5月ぐらいにも同期会で会ったのだが、その時と比べてちょっと見ないうちに何かが変わっていた。
会社に居た時は酒豪として認知され、ビール大好き☆などと言っては周囲を恐怖のどん底に叩き落していたくせに、今回はサワーしか飲んでいない。曰く、ビールは太るから飲まないとのことだが、んー、その割には色々変化しすぎじゃないですかお嬢さん。何かあったなお嬢さん。ということで、それとなく気付かれないよう、やんわりと控え目に聞いてみる。あのう。彼氏ができただろう。


S「え、まあねぇ」


まあねぇじゃないよまあねぇじゃ。


「仲がよくてねー」「いい人だよ」「この前ドライブでこの辺まで来た」


聞いていないことまでべらべらと喋るS川女史を見て、よかったなあこのーとハートフルな気持ちになり、思わず頬に往復ビンタをお見舞いしてやろうかと思ったが、もういい歳の大人なのでそんなことをはしない。というか聞いてない。そこまで。止まれ。ストップ。待て。

それにしても、5月よりもほっそりと、そして随分女の子っぽいかわいい雰囲気になっていた。
実はS川女史とは入社からこれまでまともに会話らしい会話をしたことがなかったのだが、今回はよく話した。こんな面白く、かわいげのある人だったのかという発見があった。そしてよく殴られた。人間て変わるもんだ。また機会があったら飲みたいものだ。今度は殴り返そう。

向こうの席に居るK原氏の表情が暗い。今日は思う存分飲んでくれ。



もう一人、O澤氏にも会った。彼とも5月ぐらいに一回飲みに行っていたのだが、こっちも(違う意味で)雰囲気が変わっていた。


「いやあ、出会い系にはまっちゃって」「架空請求が来ちゃって」「ちょっと払っちゃって」


待て待て、聞いてない。そこまで聞いてない。そしてこの前もそんな話は出なかった。止まれ。その先は危険だ。今も十分危険だ。デンジャラス。ブレーキ。

おとなしい人なのだが、それだけにそっちの方向へ行ってしまったか。人間て変わるもんだ。機会があったら・・・ええと、どうしよう。とりあえず今ぶん殴っておきたい(そして目を覚ましてもらいたい)。


楽しかったが、何やら色々な人間模様を垣間見てしまい、思うところのある同期会でもあった。



#甘党
2004年07月20日(火)

分かってるのだ、甘いということは。
しかし、そう思った、もしくはそう言ったのには、それなりの理由があるのだ。

最近ネタ日記じゃなくてすみません。


追記。
あとで聞いたところ、その後何とかなったらしい。課題は山積みかもしれないが、それでも最悪な方向に行かずに済んだようでホッと一安心。



#あわわわ※故横山光輝三国志風
2004年07月19日(月)

間違えて日記を消してしまった。
実はここにはHPのプチリニュのことが書かれていたのだが、うっかりミスで消してしまった。

しかしこんなこともあろうかと、ちゃんとバックアップは取ってあるから安心だ。脳内に。何故そんな不安そうな目で見るのか。


思い出せる限りで復元してみたいと思う。


只今プチリニューアル中につきお見苦しい点があるかもしれない。確かそんなことを書いていたはずだ。今気付いたが、「只」という字は何となくかわいい。


次に、コンセプトが決まっていないことも書いた。しかしそんなものは長年HPを運営してくれば、リニューアル作業中に勝手に思いつくものである。今回も例外ではなく、意外にまとまったものが出来たと思う。今回のコンセプトは、ズバリ「和風」。どの辺が和風かなのか?ボタンが日本語だからに決まっている。そんな愚問は止めていただきたい。


ということを書いた。脳内バックアップも伊達ではないようだ。


リニューアルにあたって、読者の方からいただいた画像を使わせてもらったことも書いた。そうだ、先週バタバタして心が若干荒みかけた時にいただいた画像だった。バラ園の写真だったが、あの綺麗な画にかなり心を癒されたのだ。この場を借りて感謝の意を記したい。本当にありがとう。


ということも書いた。意外と憶えているもんである。


また他にも綺麗な画像があったら是非送っていただきたい。画像以外のものでもどしどし募集中だ。


何だか余計なものを思い出してしまった気がする。「いつも余計な一言を付け加えるよね」とよく言われたものだ。


久し振りにFireworksやDreamweaver、Flashを使ったら、面白いぐらいに綺麗すっぱり忘れていた。我ながらさすがだと思う。しかしその後30分も苦闘するうちに、徐々に使い方を思い出してきた。この辺りもさすがと言えよう。ただ、元々持っていたスキルが大したことがない為、能力に比例して大した物もできなかった。このあたりはもう、さすがとしか言いようがない。本当はFlashがぐりんぐりん動いて、あんなことやこんなことになってしまうHPを作りたかったのに。どなたか、Flashの使い方を手取り足取り教えていただけないだろうか。当方26歳、独身で多趣味、アウトドア派で週末はいつも外に出かけてしまうほど行動派で、貯金もそこそこあります。


本当に余計なことを思い出した上、余計なことを更に付け加えてしまったような気がする。広い心で見て欲しい。


以上、思い出せる限りで復元したつもりだが、復元どころか更にボリュームアップして蛇足のオマケ付き、といった感があるがそんなことは気にしてはいけないということも、最後に付け加えたいと思う。



#お葬式
2004年07月18日(日)

葬式行ってきた。


式は13時からで、30分前に会場入りした。結構な人で溢れており、急いだあまり受付をスルーしてしまった。あああ、しまった。あとで香典を提出してこなくては。

後ろから2列目の席を確保し、辺りを見回す。会社関係で知ってる人が多い。結構来てるんだな。昨日のお通夜は600人ぐらい来たって言ってたもんな。今日もかなりの数来そうだ。

正面には、支配人の遺影が置かれている。かなり大きめの遺影だ、でかい顔が一層でかく見える。真っ直ぐと正面を見据えており、自信と気力、厳しさと優しさを持ち合わせたような表情で、本当に格好良かった。陳腐な表現だが本当にそう見えた。不謹慎かもしれないが、いい写真だった。勿論会社で会った時も、いつもそんな表情をしていた。今更何を言っているんだろう。でも今になって気が付くことも多い。この人の48歳の顔はこんな表情なのか。格好良いな。

そう言えば、式に来る直前に上司のM田さんからメールが来た。昨日の夜に何とか片付けた資料、今日見てくれると言っていたっけ。見ると「非常によく出来ています」とのこと。昨日資料を作りながら、実は全然見当違いのことをしていたらどうしようと思っていたので安心した。良かった。これからお葬式行ってきますと返信すると、「私の分までお願いします」。あ、あなた昨日行ってきたじゃないか・・・。しかも顔文字付きだ・・・。そうか、普段顔文字使わないような人まで使いたくなってしまうほどショッキンだったか。・・・・・・ごめん、正直こじつけ過ぎた。

式が始まった。当日はとんでもない暑さでちょっと疲れていたらしく、睡眠時間が短いことと合間って殺人的に眠くなる。坊さんのお経が子守唄のようだった。ガクン!ね、寝てませんよ私は!違いますって!
どう見てもバレバレだ。学生じゃないんだから、さ。

弔辞が読み上げられる。ここは涙腺に気をつけたいポイントだ。きっと泣いてしまうだろうし、それも仕方ないと思っていた。のだが、あれ、泣かない。おかしいな。泣くべきかどうかまで、冷静に迷ってしまったほどだった。会社関係は社長が読んでるから、あまり身近な話じゃないし、かといってご家族の方やご友人の方のは本当に密着し過ぎてるからそれも身近な話じゃないし。我々の立場を代弁した弔辞ってなかったんだ。感情移入、出来ないじゃない。弔辞が終わってしまった。

さあ、焼香をして来なくては。遺影見て、支配人の顔を見て、ちゃんとお別れして、送り出さなくては。と思ったら、もう限界でした。涙が止まりません。もう会えないんだもんな。誉められることも怒られることもないんだよな。駄目だ、全然駄目だ。情けないぐらいに泣いてしまった。やはり死んでしまったことはよく分からないが、あのフロアから、この会社から支配人が居なくなってしまうことが本当に寂しかった。何で死んじまったんだろう。

今更にして改めて思うが、葬式は故人の弔いも勿論だが、残された人のための式であるとも言える。死んだことを白黒はっきりさせて、残った人の心の中を整理させる儀式なんだろうな。きっと支配人はまだ多くの人の心の中に残っていることだろうし、下手したら死んだなんて思えないかもしれない。それを儀式によって明確にすることで、残った人の心の中を形式的とはいえケリをつけ、次に向かわせることが出来る。いつまでもずっと事実を受け入れられずに居たら、心が病んでしまいそうだもんな。イベントで泣くわけにはいかないが、今回ばかりは駄目だった。おかげで焼香をする手がかなり怪しかった。ちょっと空を切っていた。それをバッチリ見られた。は、恥ずかしい・・・。

そんなこんなで支配人の式は終わりました。本当にたくさんの人が来ていた。式も盛大だった。それぐらい色んな人に影響を与えた人だったんだろう。先日ご自宅にお邪魔した際に支配人のエピソードで「俺がすごいんじゃない、俺は何も出来ないが俺の周りの連中がすごいんだ、だからいつも助けられている」そう言えば、私も以前そんな話を聞いたことがあった。とんでもない、あなたがすごいからこれだけの人に慕われて来たんじゃないか。現に今だってこうして。

支配人が居なくなってしまうのは寂しいです。どうなってしまうんだろうと仕事の面もそうなんだけど、職場のあの暖かい雰囲気が失われてしまうのが非常に残念です。まだ私の中でも整理がついていません。やっぱり死んだことがなんだかよく分からないままです。他の人なんてきっと私以上だと思うし。それでも送り出せていただかないといけないですよね。



支配人、今まで本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。



ああ、あと支配人の夢はプロジェクトXに出ることだったらしい。先日、F山さんと電話で話している時に聞いた。支配人の遺志を引き継いで私たちが出演できるように頑張ろう!とF山さんは言っていたが、それやったら支配人きっと怒ると思う。「おめーらが出てどーすんだよ!俺が出たかったんだよ!!」絶対怒られる。マチガイナイ。


連日あまり面白くもない更新ですみません。ただ、今回はこの出来事に対する自分の心境について、整理したかったとともに記録を取りたかったこともあり、こうして日記で書かせていただきました。読んでくださった方、個人的なことにも関わらずありがとうございました。・・・web日記なんて常に超個人的なものですけどね。



#何だか解らないまま過ぎて行くのですが
2004年07月17日(土)

最悪な一週間だった。


訃報を聞いたのは水曜日の午前10時だった。


「お前葬式どうするの?関係者に言った?」


コールセンターのW林さんに言われたが、最初は何を言っているのか分からなかった。そもそも葬式ってなんだ?「え、知らないの?」知りません。「ほら、あの、Mさんの・・・」だから知らねって。「ああ、んじゃいーや、またあとでいいよ」よくねーよ。何?ご家族?違うの?じゃあ誰?本人の訳ないし。「・・・あぁ」

何言ってるんだろうこの人は。んなわけねぇじゃん、M支配人が。この前まで元気だったし、確かに最近休んでたけどまた普通に復帰すんでしょ?適当なこと言ってんじゃねーよおっさん。と思ったが否定されない。何言ってるのと思い、不意に泣いてしまった。現実感はまったくないから、驚いただけなんだろう。ちょっと恥ずかしかった。

午前中は本当に最悪だった。PCに向かってもボケっとしてるし、なんだかよく分からないままだった。昼食でラーメン食べてる時も駄目だった。食べながら泣きそうになってしまって何だこりゃと思った。午後も同様。夕刻になってようやく正式な訃報がメールで流れる。その際、発信者がミスり少しモメていたようだ。こんな時にミスるなよ馬鹿。

M支配人と私は直接的な仕事の絡みはなかったが、同じフロアにいた時にはお世話になった。仕事は出来るが、何よりも人柄の人だった。周りへの気遣いは細やかで、皆その人柄に着いて行ったのだろう。偉い人のはずなのに随分気さくで、役員であることを忘れさせられた。そもそもこんな偉い人なのに、個室じゃなくて目の前に、見ようによってはフロアの隅に追いやられてるような場所が席でいいの?新興部署でそんなレイアウトなんてまったく考えてなかったのだろうけど。よく健康器具を買ってはそこで試していた。

憧れを持っていたが、まだ私にはお役に立てる力がない。その後私は別の建物へ移ってしまいなかなかお会いする機会がなかったが、私にとってのホームはずっとその支配人の居るフロアで、今でも「あっちの建物に戻る」という表現を使いそうになってしまう。いつか戻って一緒に仕事が出来ればとずっと思っていた。こんなすごい人と仕事一緒にやってんだよと、自慢したかった。戻れなかったし叶わなかった。

今何か語ると、全部過去形になってしまう。現在形では日本語として変なのは分かっている。「すごい人だ」じゃなく「すごい人だった」になってしまうんだよなあ。いや今でも十分すごいんだけど。亡くなった方に対しあれこれ言うのは後の祭りで想像の域でおこがましい、記憶の一層の美化または軽視を幇助してしまうんだけど。

帰りはW部長が家まで乗せて行って欲しいというので一緒に帰ったのだが、周りに誰も居なくなったところで突然「見ろ、Mさん死んじまったよ!」と言い放った。おいおいおっさん、まあ死んじゃったんだけどね。普段からこんな口調の人だが、訃報について口に出す人ではなかったので、余程衝撃が大きかったのだろう。言葉尻は酷い言い草だったが、きっとこの人なりに気を使った上での発言なんだろう。そうですね、残念ですと言うと、吐き棄てるように「仕方ない、寿命だ寿命」その通りだと思います。

家に帰ってからも何人かと電話したが、皆私以上に思い出の多い人ばかりで、色んな話を聞いてしまった。どれも支配人らしいエピソードばかりで、思い出してばかりで、ねえ?

翌朝、部署で訃報に関する発表なり何かあるかと思っていたが、そういったものはまったくなかった。よく考えたら他部署のことだもんな。うちの部署には関係無い。訃報で朝礼、っていうのも普通はないよなあと思ったが、やりきれなさが残る。そういえば昨日は私が一人だけ勝手に取り乱してしまっていたな。周りの人は冷静に見えた。周りが大人だったからか、本当に無関係だったかどっちなんだろうと愚にもつかないことを考えてしまった。思い入れの差か。

迷惑だと思いながらも、お顔を見に行くため、一緒に行く人が居ないか一報をくれたW林さんにお願いすると快く引き受けてくれた。18時ぐらいに出るはずだったが、一緒に行く人が会議やら何やらで会社を出たのは19時30分を回るぐらいになってしまった。向こうにも迷惑だし、早くして欲しかった。集まってみると皆正装で、一人だけカジュアルで失敗したと思った。

道に迷いながらも20時前に到着する。閑静なところで、玄関前まで来ると灯りが点いた。家の人が気付いてくれたのかなと勝手に思っていたが、どうも人が来ると感知して自動で点くものらしい。大人7人がボケっと玄関前で立ち尽くす。あ、これ単純に点いただけじゃん?とようやく気付き、呼び鈴を押す。ドアが開き、中から奥さんと娘さんが迎えてくれた。遅い時間にすみません。ここで、ハンドタオルを車の中に置き忘れてきてしまったことを思い出した。折角準備したのに意味無いじゃん。

玄関からすぐ突き当たりを左に折れた先の和室に通される。支配人が横になっていた。ああ、支配人だなと思いながら顔を覗くと非常に安らかな表情をしていた。顔が少し小さくなっていた。

目の前に支配人が横になっている、奥さんと娘さん、一緒に来た社員の人たちは思い出話をする、たくさんの花、シチュエーションは決まってるのに、目の前に支配人が居るのに、どうも普段見かけていた支配人と目の前の支配人が結びつかないんだよなあ。あ、これ支配人?ていうか起きるんじゃね?というような。

また色んなエピソードを聞いてしまった。やっぱり「らしい」ものばかりだったが、聞けば聞くほど「死んじゃった」感が強くなるものばかりでもあった。死んじゃったことを雰囲気で迫られても哀しくはならないが、それよりも、たまに見かけるとアホな話ばかりしていた姿や仕事に向かった時の鋭い眼差し、格好良さなんか、もう触れることができないと思うと、いつかその輪の中に入りたいとずっと指をくわえて見ていたのにもうそれが叶わないと思うと、残念で哀しい。死んじまったんだな支配人。もっと話をすれば良かった。明日の通夜と明後日の葬式にも出席しよう。彼を送るイベントに参加しよう。そういえば支配人といえば他にも何人か居るのだが、私の中の支配人といえばMさんだけだった。ご自宅では泣かなかった。早く帰りたかった。

金曜、通夜に参列するため、着替えを持って会社に行く。とりあえず日中17時まではしっかり仕事をし、できるだけ速やかに会場へ行こうと思った。が、17時になって部長より至急扱いの資料作りが入る。「火曜の午前中までに」あ、はい「今日行くんだっけ?」ええ、そのつもりでしたが・・・「全然構わないよ、火曜の午前で間に合えばOKだから」・・・間に合う自信がないので資料を作ることにする。仕事だから仕方ない。しかし参列したかった。結局終わったのは23時近かった。それが昨日。

今日は、これから葬式に行ってきます。きっとエピソードなんか読み上げられて、それを聞いて泣いてしまうだろうな。目の前から居なくなるというのはいつだって寂しいものだ。こんな文章で申し訳ないです、ただ整理がまったくついていないので、何がなんだか分からないのです。なんだか分からないまま過ぎてしまいそうなのも非常に怖いです。とりあえず葬式行って、ちゃんと送って来たいと思います。



#多謝
2004年07月13日(火)

超凹んでます。
でもきっと、これで良かったんだと思う。

大きなものを失ってしまって、しかし拾うものもあった。
ここ半年間、ずっと平気な振りをしていたが、同時にずっといじけていたのだと思う。
冷静な振り、平気な振り、考えている振り、分かった振りと、○○の振りが得意なのだが、プレイだけでは実は伴わないということを今更ながらに痛感した。分かってなかったんだなあ。

それでも今はそれに気付くことができ、どうにかしようと思えるだけでもたいした成長なのかもしれない。そう思いたい。色んなものが未熟だった。指摘されたことや怒られたこと、今なら痛いくらいに分かる。

身を持って体験しないと分からないことはやはりあるようで、失ってから分かるものがあるという随分使い古された、陳腐な表現だと思うが、自分が当てはまってしまっただけに文句も言えないのだ。うむむ、情けない。


と言うわけで、よし、これから頑張るぞ。
頑張って車を買おう!


そんな時に偶然、携帯の着メロに設定しているbump of chickenのbattle cryが鳴って、思わず泣けてきてしまった。

インディーズ時代の、bumpをbumpたらしめているシングル「lamp」のカップリングなのだが、この歌、好きなんだよなあ。彼らの当時の歌は言わば10代特有の妄想の塊のようなもので、それはそれは青臭いものばかりなのだが、闘争の上に希望があるということを誰よりも切実に歌っていたのだと思う。歌詞など恥ずかしさを通り越して変態なんじゃないかと見まごう物もあるが、信念さえ本物であれば、それはリアルに響いてしまうのが音楽だ。彼らは歌詞が妄想なら演奏も稚拙だったが、信念によってその稚拙ささえも武器にしていた。そしてそんな彼らが私は好きで、励まされていたのだ。よし、今日は久し振りにbattle cryを聞きながら会社へ行こう。

と思ったら、そういえば人に貸していたことをすっかり失念していた。
ああ、いいよいいよ、くれてやるよそんなものは。買ってきますよ代わりを。


振り上げた拳も降ろさなくてはいけないので、代替案としてゆらゆら帝国の「ズックにロック」を聞いていくことにする。この代替案もどうかと思うが、やはりこの曲は素晴らしいと思う。

ズックにロックはゆらゆら帝国を聞き始めるきっかけとなった、大学時代の友人が教えてくれた曲なのだが、あれからもう5年以上も経っているというのに未だによく聞いている。サイケな歌詞といい、ポップとロックの中間点といい、格好良さでは上位に来るんじゃないだろうか。
彼らの速い曲は大概中盤で徐々に盛り上がって爆発し、その後一気に収束するパターンが多いのだが、それが非常に気持ちがいい。また、隙間の多いギターやうねりまくるベース、妙な間で入るドラムなど、どれも格好良いのだが普通の人が聞いたら単なる変態だ。
こりゃ一般受けしないと思っていたら、何と「はねるのとびら」だかなんだか言うバラエティー番組で「すべるバー」が使われているのだよな。こちらはミニアルバム「太陽の白い粉」の1曲なのだが、よくこんなエロい歌を地上波で起用したなと、選曲をした関係者にエールと変態の称号を贈りたい。

「太陽の白い粉」と言う曲も非常に秀逸で、地味な展開の曲だが、しみじみと「色んなことがあるよね」などと言われれば感じるところもあるのである。色々ありすぎだ。思わず泣けてきてしまう。


ここまでのべつ幕なし述べてきたが、どうも私の聞く曲は「変態」がキーワードになっているようだ。当たっているので今更気にはしないのだが。


車の中ではズックにロック、太陽の白い粉、(bumpの)ダイヤモンドを聞いていった。ダイヤモンド、やっぱりいいです。カップリングのラフメイカーも好きだ。いずれも間違いなく妄想と変態の結晶だが、それがまたいい。思わず泣けてきてしまう。今日は泣きまくりの一日だった。


いやあ、音楽って本当にいいものですね。



#なんだかいろいろ考えた挙句
2004年07月08日(木)

20,000ヒットありがとう。
お目出度いはずだが、今日は一日色々と考えることしきりであった。

朝から言わなくてもいい余計なことを、思わず言ってしまった。言えば後悔するであろうことを、分かっていながら何故言ってしまうのか。分かっているはずなのに、馬鹿だなあ。


何故言ってしまったのか。きっと疲れているということも要因のひとつだろう。

昨日は会社から早く帰りたかったのだが、気がつくとアレな時間となっており、周りには誰も居ない。よくある話だがちょっと切ない。今日は早く帰ろうと強く心に誓った。


本当に色んなことを考えた。


アマゾンで買い物をしたが、同日ながらもそれぞれ別々に注文してしまったので、すべて個別に届いてしまった。おかげで一時部屋は大変なことに、というほど大袈裟ではないが、包みが4つ同時に部屋に置いてあるのを見た時は後悔しきりであった。母に呆れられる。


久し振りに洋楽を聞く。ここのところはブランキージェットシティとロザリオスのエンドレスだったが、たまに歌詞を考えずに聞ける洋楽もいいものだ。チョイスしたのはMUSEとレディオヘッド。この時点で間違っていると思った方、正解である。
MUSEは大学生の時、showbizの大袈裟ながらも骨のあるロックに惹かれるものを感じ、一時期はそればかりを聞いていた。人からの借り物であったため、返したあとはしばらく遠のいていたが、先日耳にする機会があり、懐かしさのあまりorigin of symmetryを買ってみたところ、以前に増して更に大仰に、ドラマチックになっていたが、それでも骨の部分はロックなので安心して気持ちよく聞けた。慣れるとその大仰さもクセになるものだ。しかし車の窓は開けられない。
続いてレディオヘッドのok computerを聞くが、これはアレだ、なんというか、静かな名曲揃いだが、死の臭いが結構するのでアレである。いずれにしても両方暗い。

ついでに以前買ったthe musicのenhancedも聞いてみたが、こちらはどうも音が曇っていていただけない。随所随所に必殺のフレーズがビシビシ決まっているのだが、いかんせん演奏と声が追いついていないようで非常に惜しい。若いバンドなのでこれからだろうが、勿体無い感ではbump of chickenに通ずるものがある。あちらは有名になってから使命感を背負いすぎな感があり、インディーズの頃のようにもっと自分のエゴを貫き通せばファンは勝手に着いてくるだろうにと思うが、もう彼らもそんな歳でもないか。時間の流れは結構残酷である。


インターネットでお付き合いのある方に、内緒にしていたことを言ってみた。散々迷った挙句であったが、言う直前になって、言ったところで良くも悪くも何も変わらないのだろうなと直感し、そしてやはり何も変わらなかった。結局自身が気にしていた問題は、影響力がほとんどなかった。と同時に、非対面の相手というのは、対面の相手には当然伝わる情報が、こちらから提供しない限りまったく伝わらないと言う当たり前過ぎる事実にも気付いた。当たり前過ぎるが、ついそれをすっ飛ばして物事を見てしまう。


今時の女子高生のスカートはいちいち目くじら立てていたら命が幾つあっても足りないのだが、それについても考えてしまった。スカートを短くするがために彼女らの多くはスパッツもどきを穿いているのであるが、分かっていながらも見えてしまった時は一瞬ドキッとするものである。のだが、今日見かけた女子高生は違った。自転車に乗りながらスカートを見事にはためかせ、スパッツ全開で疾走していった。
いや、まったく問題無いのはよく分かる。のだが、なんというか、スカートの意義とはなんであろうか。スパッツ単体で良いのではないか。スカートの中にジャージを穿くそれに近いと思う。納得できない。


会社の警備に、新人の人が入った。きっと歳が近いのだろうなと思い、何歳ですか?と聞いてみる。

「あ、21歳です!よろしくおねがいします!」

え、21って何?あまりのショックにリーブ21ぐらいしか思いつかない。あ、ああ、よろしくね、と声も絶え絶え返事するのに精一杯だった。21歳って何年生まれだ?


そして、早く帰ろうと朝決心した割には今日もアレな時間でやはり周りは誰もいない。急な仕事が入ったとは言え、この恨みは絶対に晴らしてやると思っているところ、職場の電話が鳴る。


田「はい、田村ですー」

T「労基署の者ですけどー」


うるさい、黙れ、元上司のTコロ部長。


T「こんなに遅くまでいいのかなー?」

田「そろそろ許してもらえないでしょうか」

T「つれないなあ、N部長いらっしゃる?」

田「いません。帰りました。おじさんたちも皆帰っちゃいました。どうにかしてください」

T「おやじ狩りしちゃえ」

田「いや、そろそろ狩る側じゃなくて狩られる側かもしれないので・・・」

T「そろそろじゃなくて、既にだったりして」


そりゃあ見た目も老けてますけれども。案外気にしてるのである。たまには若く見られたい。そんなことを思い悩んでいる間に、昨日と同じくアレな時間になってしまった。一体いつ早く帰れるのか。

以上のように、今日は本当にいろんなことについて考えてしまった。物事考えるにも程々にすべきだと思う。20,000ヒット、ありがとう。



#別に気にしてはいないのです、本当に
2004年07月04日(日)

ひねくれていたっていいのだ。
一人ぐらい文句言ったっていいじゃないか。
そうか、これが特別なオンリーワンか!(違います)
ひねくれていると言われたことを気にしているわけでは、いやしている。
たまには素直になってみよう。
もっと違うところで素直になれ。


そういえば、おかげさまで当サイトももうそろそろ20,000ヒットを超えそうです。5年も続けてようやく20,000ヒットとはかなりのスローペースだが。

別にカウンタがすべてではない。
物凄い速さで生まれては消えていくwebサイトのサイクルの中で、地味であれ細々とであれ、続けること、発信し続けることに異議意義があるのだ。それが例え1ヶ月に1回や3ヶ月に1回、半年や1年に1回となったところで、維持し続けることに意義がある!あるのかなあ。あるに違いない。そしてそれこそがオンリーワンへn

ともあれ、いつも楽しみにしてくださっている方、本当にありがとうございます。ペースは相変わらずですが、コンゴトモヨロシク。


で、今日のネタ、いや、ネタじゃなくて所感なのだが、公共広告機構によるストップ温暖化のCMを見た。砂浜の日傘にいる人と犬?の影を遠くから映し、BGMはなんだかシアターブルックの「瞳孔は開かないか」の最後の鐘の音のような、不安を煽るものであった。青空と音楽の暗さの対比で、うわーすごい趣味だなあと思い見ていたところ、ラストに異変が。


ひひひひひ、人影が崩れたっ!


どうやら人影も砂で作ってあるようだが、人間のように倒れるわけでなく、ぼろっというかごそっと、文字通り崩れており、それがあまりにもグロいというかエグいというか、とにかく趣味が悪い。思わず凍り付いてしまった。一見の価値はありだが、後味が悪く気分的に誉められたCMでもない。メディアで取り得る表現方法について、今は結構ナーバスな時期なんじゃないかと勝手に思っていたのだが、これってアリなんだろうか?



#世界にひとつだけの花
2004年07月03日(土)

とーろけるほどかんじているー、いま2じ25ふーんー


2時25分ではないが、現在23時30分。もうすぐ日が変わる。くそう、そろそろ帰りたい。流石にこの時間まで仕事をしていると、とろけるどころか心が病んでくる。

仕事をしながら気を失ったのは初めてだ。しかも2回。気が付くと意識がなかった。ちなみに「意識がなくなった」にもかかわらず「気付く」と言う表現はおかしいと思う。何でこんな時間まで!悔しいのでネットサーフィンをしてみる。ウェブセンスに引っかかった。早く帰りたい!

と思いつつ、これは日記のネタになるなとも思っていたことは内緒だ。年がら年中ネタを考えてるとか、そんなわけではない。ないってばよ。



ダレてきたので、気分転換に一緒に残っていたI田女史と雑談すると、「物事へのこだわり」に関する話題となった。
私は(偏った)音楽大好き人間なので、マイナーなのしか聞きません、メジャーは嫌いです、音楽ないと死にます、音楽聞かない人は普段一体何しているのか想像すら出来ません、と音楽に対するこだわりを若干ぶつけてみたところ、へぇーと言われたまま会話が途切れてしまった。どうやら、少し引かれてしまったようだ。


これはいけない、話題を変えなければ!
今最もホットで盛り上がれる話題と言えば、先日のM女史の結婚式だ。いい結婚式でしたね、と強引に振ってみる。そういえば式では新郎が「世界でひとつだけの花」を熱唱していましたね。話題が変わっていないじゃないか。


新郎に恨みはないが、実は私はあの歌が控え目に言うとあまり好きではない。少々踏み込んだ表現を取ると苦手。もう少し言ってしまうと嫌い。正直申し上げてしまうと、大嫌いだ。重ねて言うが、新郎に恨みはない。


槙原敬之が作詞、それをスマップが歌うというベタな展開についてはいつものパターンなので何とも思わない。

しいて言えば、ひとりひとりがオンリーワンなど何を今更、そもそもオンリーワンであると言うことは同時にナンバーワンであり続けることを意味するのでは?と思わなくもないが、それは歌詞の揚げ足取りに過ぎないし、他の歌と比較して際立っているわけでもない。私が聞くことはないだろうが、一般的に良い歌であることについては同意ができたであろう。


それが何でここまで気持ち悪く思うようになってしまったのか考えると、どうやら歌を取り巻く周囲の環境に原因があるようだ。

ここぞというシーンでBGMとして使われ、いちいち感動を押し付けてくる。それを感動と希望の押し売りと言うのだ。いい歌だろう→この歌で感動しないわけがない→この歌が嫌いだなんてどうかしている、と、正論で問い詰められているような気持ち悪さと同質のものを感じてしまう。そこには反論の余地などなく、ただただ生暖かい目で見守ざるをえない。

とにかく、歌自体にうんぬんよりも、その歌を取り巻く周囲の環境があまりにアレなのだ。アレ過ぎる。ただでさえその歌さえ使えばすべて許されるような雰囲気が嫌いなのに、一時期はシーンを無視して洗脳するかのごとくそこらじゅうで垂れ流されていた。街中で発狂するかと思った。ありえない。助けてドルバッキー!

かくしてこの歌は、私にとっては嫌がらせに以外の何者でもなくなってしまった。正直、結婚式で歌われた時にはぬっこrうわまてなにをするやめろ。しつこいようだが、本当に恨みはない。


と、少々長くなってしまったが私のあの歌に対する思いを、端的にI田女史に伝えてみる。勿論、先程のように引かれるなんてことがないよう、細心の注意を払いつつ、だ。


田「あの歌、実は嫌いなんですよー」

I「え、私あの歌超好きなんだけど」


ええー。


田「あああ、で、でもですね、好きな人は居ますよあれ、私は聞かないってだけですけど」

I「たむちゃん、ひねくれてるんだよ」


ですよねー。
ひねくれてて(´・ω・`)スメンナサイ
早く帰れ(自分含め)。



#結婚話
2004年07月01日(木)

結婚式は、その人の生き様が現れると思う。
しみじみとそう思った次第。
何があったかは聞くな。聞いて。いや聞くな。



転勤となったK部長、現在は支店長から電話がかかってきた。


K「俺だけどさー」

田「あ、お、お疲れ様です」

K「疲れてねーよ!」

田「あああ、すみません」

K「ほんとだよ」

田「あ、そう言えば(同じ職場の)Mさんの結婚式行ってきましたよー。盛り上がりました」

K「おめーはいつ結婚すんだよ」

田「は?あ、ええと、あと10年後ぐらいには結婚したいかなー・・・と」

K「遅せーよ、明日しろ、明日」

田「いやあの、相手が居ないことには結婚もままならないので・・・まあ10年もあれば、なんとか」

K「ほんとかよー?ほんとに10年でどうにかなるのかよー?」

田「ええと、じゃあ15年で」

K「15年?早えーよ。どーにかなると思ってんのかよ」


どっちだよ。




翌日、またK支店長から電話がかかってきた。


K「おう、たむらー」

田「あ、おつかれ・・・じゃないですね。疲れてないですよね」

K「疲れてんだよ!」


どっちだ。


K「まあ許してやるよ。ところでどうだ、元気にやってるのか」

田「(妙に優しくてキモチワルイ。)あ、はい、何とかやってますー、はい」

K「そうか、ならいいんだけどな。で、お願いなんだけど。裕ちゃんには内緒で、これ、明日まで」


資料作成をこっそり頼む時だけ急に優しくなるのはやめて下さい。




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