rioshimanの日記
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2006年12月29日(金) 信じられな〜い

毎週木曜日午後は横浜の絵画教室に通っている。
今日は今年最後の授業、この日佐々木豊先生は以前からの約束があるとかでお休み、代わりに独立協会の横溝先生が来て下さった。
このように異なった先生に来て頂くと佐々木先生とは指摘されることが全く違うのでこれも又面白い。
佐々木先生の場合モデルを描く時間が終えると皆の描いた作品をずらっと並べて一人ずつ批評を加えて行ってくれ、それを聞くのがとても面白いのだが、又そのためにかかる時間も30分以上で帰りの時間も気になる。

今日はそれがなかった。
それで忘年会を兼ねた皆との会食を早めに済ませ、9時54分発の千葉行き快速に確実に乗車する。これに乗り遅れると次の10時22分まで約30分間千葉行きの電車はない。

以前にはもっと短間隔で走っていたのだが、数年前から新宿、池袋方面に品川を通らずに直通電車が向かうようになってから東京、千葉方面への横須賀線回数が半減してしまった。

横須賀線利用は私にとってとても便利だ。この時間帯、往復どちらも確実に座ることが出来るからだ。千葉からは始発だし、帰りも乗車していた人の大半は横浜で降り、品川駅までは乗客がとても少ないのである。

私は客車で一番座り心地の良い端の座席に深々と位置を占め、安堵感で眠りこけてしまった。このまま終点まで行って降りれば良いだけだから。

品川駅ぐらいで沢山の人がやけに出入りしていたのを覚えている。それから対面座席の乗客がじっとこちらを観察していたのも。

そして次に、ここはどの辺りを走っているのだろうと車内表示を見てみると‥‥‥。
何と次の停止駅は「よこはま」と出ている。まさか!そんなはずはないだろう。また‥JR職員の間違いだろう、時々こんな笑えることも起こることから‥‥。
外を見る。いや、ここに流れている情景はどこか横浜に向かうときの景色に似ている。とても信じられない‥‥この世にはこんな不思議なこともあるんだ。全く狐につつまれたような気持ちで自分の頭をなぐってみた。
このままではいけない、と次の駅のプラットホームに降りた。確かにそこは横浜駅だった。

プラットホームの反対側に丁度入ってきた電車、千葉行きにまた飛び乗る。腕時計を見ると11時、前に乗った時刻よりも約1時間経過している。計算してみると東京駅までを往復した時間に相当している。電車遅延走行お詫びのアナウンスが車内に流れた。何かあったのかな‥‥。

そのうちの車内放送で東京駅から2つ目の駅、萱場町で人身事故があったというニュースが細々と流れた。それ以外の事は全く分からない。想像をたくましくする他には。


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