rioshimanの日記
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2003年05月02日(金) 回転寿司

この数年前から回転寿司のブームが続いて、私もその便利さを随分と利用させてもらってきた。
味も店により違いが千差万別あり、味の良い店は客の行列が出来るほどだったが最近になってその味に横並びになる店も多くなって段々と様相は落ち着いて来ている。
しかし、客のアンケートによる回転寿司の人気日本一という店がヨドバシカメラ新宿西口本店の近くにあるがそこに以前一度入ったことがある。
さすがに材料は出来る限り新鮮なものを今にも取り寄せたんだと言いたいものを使っていたが、その値段もたいしたもの、一巻500円だ、800円のものがここぞとばかり並ぶ。確か大トロは1200円だったような気がする。

今夜遅く赤羽駅付近でレストランを探したが、もう11時頃、殆どの食事するところは閉まっていた。
その周りをくるくると回っていると一軒の鮨やを見つけた。
外から覗いてみるとどうも回転寿司ではなさそうだ。しかし腹も空いていることだし先ずは入ってみることにした。
店内にはカウンターがぐるっとあり、すぐ目の前で職人さんが鮨を握ってくれる。
私はこの店に初めて来たことだし、とりあえず一人前にぎりのセットを注文した。
値段は普通のにぎり一個120円で木皿に2個のせて出すので一皿240円となって一般のちまたにある平均的な回転寿司よりやや高価だが、その違いは鮨を一口入れてすぐに分かった。味がとてもすっきりと新鮮でさわやかに感じられるのだ。
一般の回転寿司では確かに旨いと思う店もあるが、この味から比較するとやはりどこかに妥協があったことが分かる。
寿司はやはり職人さんが目の前で握っってくれたものをすぐに食べる。そうすることがいかに大切なことか、ということがよく分かった。
これは自分が今までに幼少時代の田舎での巻き寿司の場合もそうであったが、こういう店に一度も入った経験がなかったという証明でもある。


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