読了日記

2008年02月19日(火) 「ベルカント唱法 : 技法と発展の歴史」

「ベルカント唱法 : 技法と発展の歴史」(ロドルフォ・チェレッティ著,シンフォニア)

内容:イタリア中世音楽史について数々の演目とロッシーニを初めとした作曲家を例示し、分析した学術書。

ベルカント唱法とは何ぞや?が疑問で図書館から借りたもの。
音大の1年生の教本となるような本っぽい。専門用語やその分野での著名人,演目が「知ってて当然」とばかりちりばめられていて、全くの素人は読破は難しいかと。
ただ、音大1年レベルっぽく、多少音楽を齧った人ならそれなりに読めると思います。
ピアノを不真面目に10年習った(ソナチネまでしか行きませんでしたともさ)だけの私でも、一部の単語や演目を調べつつ何とか読めました。

で、あまり音楽史には興味ない人間の纏め。

えーっと、つまり「ベルカント唱法」ってのはとある技術を指して言う唱法ではなく、「技術的にもすっごい上手くて、情感が篭っていて、感嘆せずにはいられないブラーヴァな歌い方」って事でよろし?
歌っちゃオペラだった時代の言葉だから、「オペラの歌い方」と認識されているきらいがあるけど、それはストライクゾーンではあっても真ん中じゃないのね?
“プリンシパル”が、いつの間にか安売りされて「主要人物」レベルに(少なくともミュージカルでは)なってしまったけど、元々はたった一人に与えられる崇高な称号だったのと同じように、裾野の広がりと供に歪んじゃってる、でOK?
ま、この人の解釈では…かもしれませんが。

瞠目点1つ。
カストラートは玉を取ってサオは残したそうな。で、射精を促すのは前立腺なので行為は出来たとな。ホルモンバランスの影響で老いは早かったそうですが…。
これ、ネタとして使えるね。
宦官の去勢はどうだったんだろ?サオも取ったのかナ?


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