6月に読んだ本
夏祭り準備で書いている暇がなかったのでまとめて。
「セント・メリーのリボン」(稲見一良著,光文社)
内容:「男の贈り物」をテーマにした短編小説集。
Iさんからの借り物。 決して得手でないハードボイルドタッチですが、これくらいのあっさりした展開のお話は好きです。 強さを併せ持つ、本当の優しさを持った男の人たちの話だったかなと。
「天使」「雲雀」(佐藤亜紀著)
Iサンに大プッシュされて読みました。 当たりなんだけど、私的にちょっと複雑…というか今までの当たりとは種類が違います。 …えーと、まあつまり、世界観とかストーリィ構成とか、何より文体が私が書きたいと思っているタイプのもので。 「やられた!」より「じゃあ私は書かなくて良いかな」とか思ってしまう辺り、弱いよなぁ。
ハプスブルク末期のウィーンが舞台の、俗的に言うと超能力ものです。でもSFというより腹芸外交の延長という感じがします。 そっち系好きな人も良いんでないでしょうか。 あ、やんごとなき方々はあまり出てません。某皇后は地の文にだけちょっと出てました。
「薬指の標本」(小川洋子著,新潮社)
Iサンから借り物。 うーん、フェチ。 …と、いう所とは別に、「ぎゃー、指が!痛い、痛い!」と背筋を凍らせておりました。 楽譜の標本というのがどういうものか知りたいところです。
…まだ読んだと思ったけどなぁ…。忘れた。
7月もこの調子かも。2冊読んだけど書いてないし。 あ、最近漫画は除外してます。数10冊は読んだんですけど。
「海の仙人」(絲山 秋子著,新潮社)
内容:宝くじを当てた河野は仕事を辞め海辺の町に住む。そこに、出来損ないの神様「ファンタジー」が現れた。小説。
Iさんからの借り物。
…よー分からん。 いや、話の筋は分かるし、「ファンタジー」の存在もネーミングも良いんですけど、この話のどこに賞に引っかかる要素があるのか良く分かりませんでした。 面白くないというわけでないですよ。 好きか嫌いか問われれば、ファンタジー絡みのシーンは概ね好き。それ以外はあんまり、という感じ。 個人的好み云々でなく、賞ものの基準が全く見えなかったです。…こら私ゃ一生この手の賞と縁がないな。(←何か書くという意味でばかりではなく、選考するという意味でも。)
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